追入鑿角打ち 四分 銘 国寿？

先日高幡不動骨董市で購入した　道具類５点の中の一つになる。　柄が短いので付け替えた。桂を抜いて見ると　輪の溶接が剥がれていた。　これは使えないので　また桂を探さないといけ無いのだが、手配出来て無い。　そんな高い物では無いだろうし、これだけネットで買うのも面倒なので　また骨董市で探す事になるだろう。　さて今回も柄は木工旋盤で削りだした。やはり　正確できれいに出来る。　　直径２２ミリ程度だろう。　　長さは１２０ミリとしている。　　材料は沙羅を使う。　夏椿とも言うらしい。　　割りと柔らかくて　余り鑿の柄には向かないかも知れない。　綺麗な木目が出て居る。　　ＯＩＬを塗って磨いて有る。　まだ桂を付けて無いので　半完成品と言う事になる。　暫く骨董市にも行けないので　桂の入手は何時になるのか不明。　研いだ感触は　余り良くない。　叩いて使えないので切れるかどうか不明。　　自分としては比較的上手く出来た方だと　自画自賛しているのだが。

道具５点を購入

今日は久し振りに良い天気だ。　早速高幡不動骨董市に行って見た。　６月はアジサイ祭をやっている様だ。　　境内を巡ると　アジサイの花が楽しめる。　ナカナカ見応え有るのだがこれを見に来る人は少ない。　カメラを持ったアマチュア写真家が多い様だ。
さて一廻りして　何時もの秩父から来る業者から道具５点を購入した。　　包んだ新聞紙を開き　現状を載せて見た。

一番上は　櫛型決鉋　四分　　その下　追入鑿　五分　銘　Ｎ　　その下　追入鑿　二分　銘助春　　その下　追入鑿　四分　銘　不明　一番下　ブラシ　五本　　これで全部で千円払った。　　四分の鑿は柄の付け替えが必要だ。　　何れ整備したらまた　報告しよう。

まあ暫くはこれで遊べると思う。　　日曜になると色々打合せ等の野暮用があり　ナカナカ骨董市に行けないと思う。　　少し残念だが我慢しよう。　１年の事だ。　

ヘッジトリマーの修理

５月の終り頃から　私の住む団地の管理組合の役員になった。　そのとたん何となく毎日忙しい。　毎日管理事務所に行く用事が有る。　　慣れるまでは仕方ないかも知れない。　普段暇なのに　毎日パソコンの電源を入れて　色々資料や報告書を作成している。　　先日団地内の清掃クリーンデーを行った。　　伸びた草を刈り取り　生垣も短く切り揃えた。　　刈込に使うヘッジトリマーを見ると２台　壊れて使えない。　　そこで一台は買い替える事にして　注文している。　　もう一台は　直せるかどうか　家に持ち帰り　分解した所だ。　無理して使ったのか　刈込刃が曲がっていた。　　それを叩いて直し、刃をクラインダーで少し研いで見た。　かなり酷い状態なので　つかえるかどうか不明だ。　　刃を固定するネジが紛失して　スペーサが無くなっていた。　　応急的にナットを利用してスペーサを作ったので　再度組み立てて見よう。　上手く切れる様になるかどうか不明。　この機種は旧リョービの
ＨＴ－４２００と言う機種だ。 　　上手く使えそうならまた報告しよう。　パソコンで資料作るより　こう言う修理の方が面白いと思う。　　ストレスもこれで気を紛らわしている。

ＯＩＬでは流れて仕舞うので　刃にグリスを塗り組み立てた。　事前に写真を撮り間違えない様に努力した。　ネジが二本紛失し　間に有ったスペーサが紛失したので　ナットを削り作った。　　試運転したが　上手く生垣のトリミングも出来た。　　もう捨てるしか無いと思った道具が再生出来てとても嬉しい。　　やってみる物だ。　（2022/6/19）

丸椅子（スツール）１５作目 嫁入り

先日製作した丸椅子は塗装を完了した。　　今回も材料が完全な乾燥材では無く若干心配だが塗装した。　塗装はＯＩＬ塗装で、ワトコのミディアム　ウヲルナット色を使った。　これだと　黒くなり過ぎず割と良い感じに仕上がる。　　塗ると座面の掘り込みによる凸凹が目立つようになった。　　そこで再度鉋とサンダーを使い滑らかに仕上げた。　急いで塗装したのはこれを　出入りの植木業者の社長にプレゼントして　当団地の植木の刈込に色々便宜を図ってもらおうと言う下心が有るからだ。　　今年度の植栽刈込契約書にサインして返す時に　この椅子を渡した。　　すると後日社長は大変喜んで　商売物だと言う　胡蝶蘭を下さった。

これは枯らさずに維持する自信が無いので　今は仲間の所に行っている。　椅子はコナラ　椚の材を使っており、結構ずっしり重い。　　もう少し時間が経過すれば　色も馴染み良くなると期待している。　これはゴミになる材で作った椅子だが、気に入ってもらえて大変嬉しい。
プレゼントする前に　我家の庭で記念写真を撮った。　気に入って　可愛がってもらえよ。

カラスの家族

この所管理組合の役員を引き受けたので忙しい。　　所で朝外を覗くと、テレビの共聴アンテナにカラスが来て鳴く。　　時々見ているとこのカラスはカップルの様だ。　二羽でアンテナに停まって　周りを監視する。　　　暫くするとどこかに飛んで行く。　　これはどうも毎日の日課の様だ。　　ある日うるさく鳴くので外を見ると四羽アンテナに停まっている。　どうも親子らしい。　　嘴細カラスの様に見える。　　皆殆ど同じ大きさに見えるが　子供は今一飛び方がぎこちない。　　今も飛び方や　餌の取り方を教わっているのかも知れない。　今年３月に　東の土手のコナラや椚を切った。　　その時によく見たら　当方の敷地の外　市の管理する雑木林の高い梢に巣が有った。　多分あそこに住んで子育てしていたのだろう。　カラスを忌み嫌う人も居るが　特別悪さする訳でも無いし、共同生活に支障は無いと思う。

但しカラスが来ると他の小鳥達は逃げてしまうようだ。　スマホで拡大撮影して見た。　下のアンテナ固定枠に一羽　　真中のＵＨＦアンテナに二羽　上のＵＨＦアンテナに一羽停まっている。　　そろそろ子供達は親と別れて独立するのでは無いかと思う。　朝　この風景を見るのを楽しみにしている。　　普段はおとなしく　殆ど鳴き交わす事も無い。　親しみの持てるカラスの親子に思える。

スツール １５作目 塗装前

５月に入り　私の住む団地の管理組合の役員を務める事になった。　総会も終わると急に忙しくなった。　その為に骨董市も行って無い。　いつも日曜日に　打合せが入り行く事が出来ない。　　残念だ。　　今年の３月の終わり　東の土手に有り、電線に引っ掛かる茂り過ぎたコナラや椚を切る事になった。　　ついでにカシナガバチにやられたコナラもその中に含まれる。　　切り倒した木から　丸太を切り取り　それを使ってまたスツールを作った。　まだ塗装していない。　　これを作るのに随分時間が掛った。　　材が乾燥して無い事もあるが　時間が無く　作業がはかどらない。　これで塗装するともう少し見られる様になるだろう。　材はコナラか椚か良く判らない。　結構硬い材で削るのに苦労した。　それに軽そうに見えて結構重い。　　座面の表面に　節の穴が見えるのは残念だが、特に埋めずにこのままにして置こう。