大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

マスク箱 その3

2021-01-31 19:24:09 | Weblog
コロナ感染者はこの所 少し減って来た様だ。  日曜日の今日久し振りに町田の街に行って見ると、人手が多いのにびっくりした。  さて先日から製作していたマスクを入れる箱 その3が やっと完成した。  今回は箱本体は欅を使い、底板はコナラを使った。 蓋はブラックウヲルナットを使って見た。 摘まみは 白いエゴの木を使って見た。 3作目なので 大分慣れて来た。  しかしこの欅材は どうも上手く削れない部分があり苦労した。 取敢えず何とか誤魔化して 組立出来た。  蓋にしたブラックウヲルナットは素直で上手く削れた。 素性の良い材の様だ。 これでマスク箱は3個も出来てしまったので、親戚に 送って使ってもらおうと考えている。 

今日で1月はもう終わりだ。  早い物だ。 今年も1年 コロナと同居する事になるのか。 コロナワクチンが供給され何とか 感染者が減って マスク無しで外出出来る様に成るのか予測は難しい所だ。  少なくも夏頃までは 今の状況が継続すると考えて、暫く自宅木工に励む事になるだろう。 こうなるとバンドソーでも買い込んで 家で材料加工できる様にしたいと思うが。  
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板はぎ合わせ

2021-01-27 20:34:58 | Weblog
何を作るにしても、まずは材料の準備からになります。 幅広の板が必要なら 接いで作るしか無いでしょう。  以前なら 木材を準備して 幅や厚みや 長さは 木工機械でやってました。  しかし今は 自宅の狭い工房で作業の殆どをこなすので、どうしても手作業にならざるを得ません。 手押しや自動でやっていた作業も 手鉋を使う事になります。 鉋掛けも結構大変な作業で 重労働ですし、上手く平面に仕上がらない事が多い物です。 一面に平面を出して 罫引きで厚みを罫書き そこまで鉋で削り取ると言うのが一般的な様です。 色々工夫しながら手持ちの道具で何とか板を削り 接ぎの作業を行います。 今回は材に欅を使いました。 結構逆目も立つ削り難い材料です。 作業は何時も昇降盤の上で行います。 ここが定番の作業場所となって居ます。  板を定盤にこすりつけて 高い所を知り 徐々に削り取って 平面を出しています。 作る物が比較的小さい小物が多いので これで何とか間に合います。  手加工木工は やればやる程段々 上手くなる様に思います。 以前なら 仕上げにほんの少し鉋を使う程度でしたが、今は鉋も相当使います。  研ぎもかなり頻繁です。板接ぎは物作りの基本の部分の加工です。  ここが上手く出来ないと やはり作品の出来に影響しますね。  仕上げて塗装して見ると欠陥が 良く見えて来る物です。 今回もマスク入れ箱の材料を加工している所です。  
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マックで喫茶

2021-01-24 22:16:30 | Weblog
今日は24日で日曜日だ。  予報では雪が降ると言われていたが、この辺りは雨になった。 雪で無くて助かった。  午後から雨もあがったので、買い物に出かけた。 晩酌で飲む缶チュウ杯を買いに行った。 ついでにおつまみも買った。  どこかで喫茶しようとフォレスティ―に行くが 結構人が多い。 そこでここは避けた。  次にドトールに行くが ここも満席に近い。 ここもパスした。  最後にマックに行った。  ここは格安だが どうも落ち着かない。  何時もの珈琲と新製品らしいベルギーショコラパイを食べた。 これで250円は十分納得の値段だ。  ポテトでも良いのだが これが油が強くて どうも合わない。 胃の調子を崩すので避けている。  マックも人は多い。  今日は日曜なので多いのだろうか。  既に午後3時を過ぎている。  満席に近いマックの狭い椅子に座り、珈琲を飲み、パイを食べて 一人 スマホでニュースをチェックする。 人混みの中に有って 一人の自分を体感して それでも何となく癒されて満足して 家路に着く。 無駄な様にも思うがこれで行かないと返って落ち着かない物なんだ。  
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スツール9作目 完成

2021-01-24 16:25:34 | Weblog
1月も残りわずかになって来た。  今日は予報では雪と聞いていたが、 雨で済んだ様だ。午後には雨もあがり 少し買い物にも行って来た。  日曜日なので人出も結構有り、何時もと変わらない賑わいだ。  さて先日からやっていた スツールの9作目はこれで一応完成だ。  スツールばかり作っている様だが、その内の幾つかは人にやってしまった。 残りも親戚にやろうと思っている。  木工は趣味だが、今時 外出もままならないし、糖尿と高血圧の私は コロナに掛かればそれこそいちコロだろう。 これで何もすることが無ければ精神的に参るが、運よく木工が有り これで何とか 退屈を紛らわせている訳だ。

さて今回は 材料は ブナを使った。 このブナは日本産で十日町辺りの産と聞いている。 何時もの八王子の工房で入手した。 海外のビーチと違い結構木目が鮮明で 色も少し濃い様に思う。 寸法は 座面径280ミリ 高さ460ミリとしている。 今回は十字に貫も入れている。 この貫材は桂では無いかな。 塗装は柿渋を塗りその上に一液ウレタンニス 欅色を塗り重ねている。 いずれもう少し 濃く変色していくと思う。 スツールはちょい座りの物だ。 なので割と小型に余り凝らずに作るのが良いと思う。  貫は十字に入れているが 四本 各脚に入れるのが 良い様に思う。 多分貫が無くても 折れる事は無いと思うが、強度確保の為には有った方が良い。 座面に近い所に貫を入れるのは 足先を椅子の下に入れる為だ。 ブナは変形が大きく家具には向かないと言われる様だが、 椅子なら問題ないと思う。

残念ながらコロナはまだ終息する気配が見えず、当分自宅で過ごす時間が長いと思う。 次は箱物でも作って見ようか。  この木工生活は何時まで続け無ければいけないだろうか。 
何か 無力感やイライラがつのる毎日だ。   
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椅子の脚 加工

2021-01-20 21:02:39 | Weblog
今日は大寒だそうだ。 そう言えば 日の暮も少し遅くなった様だ。 相変わらずの毎日だ。今日は ブナの椅子(正確にはスツール)を作る為に、 脚の削りを行った。 このブナ材は 昨年暮れ 八王子の工房で加工して 車に積んで有った。 今回も丸脚にした。  脚の真中を少し膨らませて削り出す。  この若干太い部分に 貫を入れる予定で居る。  脚は角棒から削り出す。 木端に 丸を鉛筆で描いてから 鉈で大まかに削り出す。
すべて鉋で削るのも良いが、刃の消耗が激しく何度も研ぎ直す必要が有るので、大まかには鉈で削る様にしている。 この鉈は太田に住んでいた頃に骨董市で入手した安物だ。 片刃なので 切り込む角度を間違えると大変な事になる。  棒に添わせるように 軽く使う。 刃幅が広くて 使い易い。  

その後鉋で削り出す。 この鉋は 042 国信と言う物を使った。 刃は台に斜めに据えて有る。 結構刃持ちも良い。  刃幅48ミリで 一枚刃で軽く扱い易い。 一枚刃なので割と引きは軽い。  一応四本削り出したので、後は丸ホゾを削り出す所だ。 椅子が出来るまでは まだもう少し時間が掛りそうだ。   
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子供椅子の製作

2021-01-16 20:37:59 | Weblog
年が明けて1月となってから、この椅子を作って見た。  材料はタモを使った。 この材料は数年前に購入した物で去年 八王子の工房に持ち込んで 座面と足の荒取りはして有った物だ。  その後何となく 作るのがおっくうで、ずっと半年以上放置していた。 何故なら背もたれ部分は以前は2本の細い丸棒で座面に穴を開けて差し込んで固定していた。 この部分をもう少し 別の形で実現したかったからだ。 つまり背もたれの横木をどう座面に固定するかで 良いアイディアが無かったからだ。  それでもこのまま置いては邪魔になるので、やっと加工を始めた。  今回は座面に2枚ホゾで差し込んで固定した。 楔も打って有るので しっかり固定出来ては居るが 何となく取って付けた様な形で余り感心しない。 寸法は座面 横320 奥行265 座面高さ225 背もたれ400 と言う所になる。 タモが白っぽいので 濃い着色では無く欅色の一液ウレタン塗料を布で薄く塗り その上にOILを塗り重ねている。 子供椅子にしては 座面が少し大きい。  これは子供だけで無く大人も 同じ椅子に座れる様にしているからだ。  脚は 丸ホゾで座面に差し込んで 十字の楔を打って固定している。 自分で言うのも変だが、まあまあの出来では有ると思うが、笠木を座面に固定する縦木のデザインをもう少し工夫したいと思う。 だが現状これと言うアイディアは無い。 所でこのタモは恐らく中国産の物だろうが 案外硬く無くて削り易かった。 鉋の掛かりも悪くない。 どう削っても逆目が立つような材料ばかりだったので 扱い良いのだが、何となく 木目は面白く無い。 さて次はブナを使いまた丸椅子を作って見ようか。 
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FORESTY COFFEE

2021-01-15 21:14:48 | Weblog
もう1月も中旬になってしまった。  今年もコロナ一色の一年となるのか、何となく無力感も有る。  このブログも 道具の紹介が目的だったが、買い求める骨董市が感染拡大の影響なのか 開催中止となり、安く気に入る道具が手に入らない。  結果的に関係ない話題でお茶を濁す結果となるのは 全く残念だが仕方ない。  今時骨董市に行く人など 不要不急の最たる物と言われてしまいそうだ。 仕方なく 健康維持と足腰の老化を防ぐ目的で散歩に行く。 隣駅から電車で 戻って来て 駅の改札を出た所に この珈琲屋は有る。 ちょっと紹介して見ようか。  

今回注文したモーニングセットは税込み390円と比較的安い。  ブレンドコーヒーとトーストのセットになる。 このパンは丸型だが 二枚有り、片面にバターがもう片面にはスクランブルドエッグが乗っている。  これが案外と美味しいパンで私は好きなんだ。 普段はドトール珈琲のカードを持っているのでそちらを利用するが 毎回では飽きるので、たまには浮気してフォレスティーを利用する。  割と店は広くて 窓際で外を見ながらくつろぐ事が出来る。 今は骨董市が無いので こんな喫茶店を楽しみに暮らしている。

まあ 外は寒いので 長く歩く事も出来ないし、喫茶店でスマホ見ながら ほっこり温まってから 家に戻る様にしている。  早く春が来ないかな。 そして早くコロナ収束しないかなと思う毎日だ。

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片付け 

2021-01-14 19:47:39 | Weblog
1月の3連休も終わった。 コロナ感染者は相変わらず多い様だ。 もう正月気分は全くない。 最近は週に3回か4回隣駅まで散歩に行く。 今週も散歩に行くと、駅前の通り脇に有った 動物の形の光り物を片付けしている。  これは昨年12月初旬から設置して有った。  夜に点灯させて夜の街を華やかにする人寄せ飾りだろうか。  クリスマスが終れば撤去するのかと思ったが、 正月過ぎてこの時期にやっと片付けとなった。 人通りの多い中で 一カ所にまとめて トラックでどこかに運ばれて行った。  こう言う飾りは昔は無かったが、最近は何処でも良く見る。  寒い冬の夜に 青白く光る動物 (これはトナカイだろうか)を見ると何となく 寂しい気分になる。 

こう言う光り物 動物で 通りは何となく華やかになるのだろうが、それを見にわざわざ来る人が居るのだろうか。  片付けには約3日程掛った様だ。  経費も随分掛かった事だろう。誰が負担するのか知らないが、 コロナ蔓延のこの冬には 無くても良いと思うのだが。 
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マスク箱 その2の蓋

2021-01-10 22:34:32 | Weblog
最近製作したマスク箱その2に蓋を作った。 これも鉄刀木と思われる材料を使った。 この材は硬くて鉋が掛かり難い。 すぐに刃が鈍り削れなくなる。 やっとどうにか平面を出して仕上げたと思ったが よく見ると若干捻じれが有る様だ。 蓋を被せた時に隙間ができる。 それが少しつつ広がる様にも思う。 若干だがまだ材が動くにかも知れない。 これは失敗作だな。  材は板目に使って居るが 柾目に使えば良かったのかも知れない。 この板の木口を見ると 年輪が細かく積み重なる様に見える。  それが何かのはずみで割れ目が入り 層で剥がれる事が有る。  そこで接着剤を割れ目に塗り再接着して使った。 後から見つかった割れには瞬間接着剤を流し込んで接着している。  兎に角 扱いずらい材料で参った。 今回は これ以上蓋が捻じれて来る様なら 諦めて別の材料で作り直そうかと思っている。

さてどうなるだろうか。  小物製作もやはり材料は慎重に選び 乾燥の十分な物を使うべきだと言うのが結論となる。 残念だがそう言う物は持ち合わせが無いのも事実だ。
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マスク箱 その2

2021-01-08 20:10:41 | Weblog
今まで作った 箱の内 2個は親しい人の所に貰われていった。  そこで新たに 箱を作った。  これは以前も作った事の有る マスクの50枚入り箱を納めるマスク箱のその2となる。 外形寸法は 横220 奥行 120 高さ 108 程度にしてある。 これで市販のマスク箱入りが丁度 納まる寸法となる。  材料は以前に確保して有った コナラを使って居る。 縁には ブラックウヲルナットの薄板を貼り付けて有る。  今回も柿渋塗りでOIL仕上げとしている。  現在蓋を制作中でもう少し時間が掛る。  箱が完成したらまた何処か 知り合いにプレゼントしようかと思っている。  これで暫く時間を置くと更に色はく変化して行くと思う。 板は留で貼り合せているので 普通はカンザシをいれるが それをやって無いので、代わりに 雇サネを入れて対応している。 小型の箱ながら手に持つとずっしり重い。  冬の乾燥状態で 不具合が無いか少し確認して 様子を見て居る。

東京は緊急事態宣言が出て居るが、散歩に行くと 人出は普段と変わらない様に思う。 多分夜8時以降は呑みに行かない様にと考える人が多いのだろう。 しかし高齢者はなるべく家で自粛しながら、木工でもして過ごす事にしよう。  
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