大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

2022年 柿の収穫

2022-10-23 21:34:00 | Weblog
今年も鳥に食われる前に柿の収穫を行った。  実は柿に袋を掛けて 保護して有った。
取ったのはたった2個だけだ。  その他は 殆ど落ちてしまった。 貴重な柿という事
になる。 比較的甘い柿だった。 秋もたけなわだ。 今年は秋でも旅行に行けない。
管理組合の仕事が有るからだ。 他の人にまかせたいが、難しい。 打合せに行っても何を
聞いて来たのか要領を得ない。  後半年なので何とか頑張ろうと思う。 
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0751 角印籠面鉋? 銘 重近

2022-10-18 11:06:37 | Weblog
先日高幡不動骨董市に行って、この鉋を入手した。 大体750円程度の物だ。 最初見たとき
これは重道の鉋かなと思ったが、帰って錆を取ると 重近と有った。 新しい感じの物だし重道であるはずが無い。 刃の真ん中に6ミリ程度の割り込みが有り、これは 本サネを作る時、オス側を削る鉋だろうと思うのだが、用途ははっきりしない。 まあ普段あまり見掛けない鉋なので買って見た。 見た通り 殆ど使って無いようだ。 恐らくは新品だろうと思う。 その割に錆がひどくて 殆ど打ち捨てられた状態に有った様だ。 今なら 機械で作れるので使わないのだろう。
他にも平カンナの良さそうな物が有ったので そちらを買っても良かったが 平カンナは幾つも持って居るので買わなかった。 この時に合わせて鋸も1丁買った。 これはいずれ紹介しよう。

この所少し気持ちに余裕が出来て 骨董市にも行けるようになって来た。 喜ばしい事だ。
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0724 逓重の台を打つ

2022-10-17 21:15:21 | Weblog
今日は雨だ。 午後自宅の工房にこもり、この鉋台を打った。 台を打つのは久しぶりだ。 材はケヤキを使った。 樫の木も有るが もったいないので今回は使わない。 台長24センチ 幅6センチ程度だ。 厚みは2センチ強だな。 以前の台は 古くて修理できない状態だし、この刃も
既に使い切った感じなので、台に入れて保管して置くのが目的だ。 それでも一応使って見たいので 使える様に作った。 逓重は 辺のシンニュウが無い文字を使っている。 下にある花押を
見ると これが重勝の物と良く似ている。  だから台を作り 使える状態で保存する気になり
作ったのだ。 裏刃も有るが今回は付けて無い。 いずれ付けるかも知れない。 こう言う物は良く探すと結構有る。 だからそれ程珍しい物では無いのかも知れない。 骨董市でも道具類は余り出て来ない。 古ものはもう出て来ないかな。 だとすれば貴重な物かも知れないな。

大切に保管しよう。 錆びさせない様にしたいな。
 
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鋲抜き 銘 無し

2022-10-17 20:58:49 | Weblog
この所天気が良くない。 それでも傘をさして散歩に行く。 隣駅は雨でも結構な人出だ。 さて先日久し振りに大和骨董市に行って来た。  何となく様子が変わり ガラクタ市の様になっていた。 特に衣類 着物を売る店が増えた。 値段も手ごろで 買う人も多いのだろう。 私の求める道具類は余り無いようだ。  まあ巡り合わせの物なので何度か通うと 良いものが買える可能性も有るだろう。  今回はこれを買って来た。 100円だった。 これしか買えないのは残念だ。  これは 釘抜かもしれないが小型の物だ。 全長は15センチ程度で 握りの下部に釘抜とへらが付いている。 そこでこれを鋲抜きとしてみた。 唐紙の取っ手の釘を抜く時に使うものでは無いかと思う。 私は使ってみた事はない。 まあ安くて形が面白いから手に入れた。 似た物をもう一つ持って居るかも知れない。 錆を落として見たが 銘は無いようだ。 
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鋸 銘 中屋 火哲?

2022-10-16 22:14:05 | Weblog
先日町田骨董市で入手した 薪挽鋸と思われる物を整備した。 柄はたまたま有った別物に付け替えた。 鋸刃は擦って刃を付けなおした。 これで一応切れるようになった。 浅利も修正した。
今回 銘の部分を写真に撮って見た。  これがなかなか読めない。 今回は無理に読んでみた。
中屋 火哲は自分でも自信がない。 鋸の銘を読むのは難しいな。 両脇に有る 会津だけは読める。 
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薪挽鋸 銘 不明

2022-10-14 10:46:43 | Weblog
10月も半分過ぎてしまった。 そういえば10月1日 町田骨董市で購入した鋸の紹介がまだ だった。 ここに紹介してみよう。  これは鋸だ。 恐らく薪挽鋸だろうと思うが用途は不明。
柄は抜いて 仮の物を付けてある。 長さは約36センチ程度 身幅は4センチ程度で 細く使い込まれている。 元はもう少し幅の広い鋸だったろうと思う。 銘は有るが読めない。 ただし脇に 会津と有る。  会津で作られた鋸の様だ。 調べられるかも知れない。 錆を落とした所でまだ目立てしてない。 目立てすれば使えると思う。 曲がりもない。 歯の欠けもない。 うまく使ってある様だ。  100円程度の値段だったと思う。 鋸は安い物が多い。 だが自分で修理出来なければ 恐らく使えない物がほとんどだ。 これから色々楽しめる。
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0735 天龍鉋の台を作り直す

2022-10-13 22:07:26 | Weblog
今回思い立って この鉋の台を作り直した。 前の台は以前別の鉋で使ったもので うまく合わない。 材料はボせを使う。 割と軽くて加工しやすいが これは本来鉋台には合わないだろう。
桜の仲間だと聞くが少しもろいかも知れない。 台にはOILを塗った。 木目が目立つ。 材が樫ほど固くないので、比較的早くできた。 とりあえず刃を入れて当たりを見て刃先が下端に出ない程度挿入して、様子を見ている。  台長 270ミリ 幅 92ミリ 厚み28ミリ 一枚刃鉋とした。 鉋仕立ては 久し振りだ。 今回は比較的上手く出来た方だ。 
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棚の制作

2022-10-13 21:53:09 | Weblog
我が家から歩いて5分ほど行くと小さな商店街がある。その中に福祉亭という名前のレストランがあり、安く昼食を提供している。 そこのオーナーから連絡があり、小型の棚を作って欲しいという。 小さなスペースにピッタリはまるもので、市販のものでは合わないようだ。 そこで安く作ることにした。 今回も赤松KD材を使った。 ずいぶん値上がりしたようだ。 所々に節があり木目がもめているので鉋掛けが、難しい。 外形寸法は幅34センチ 奥行26センチ 高さ81センチで 作り 棚板2枚を入れた。 棚板はダボで 5センチ単位に移動できる様にした。

久し振りに家具を作った。 色々他に雑事が有り、集中できなかった。 また機会があれば何か作ってみたい。 厚み15ミリの板で少し薄かったかも知れない。 18ミリ欲しかった。 すでに納品した。 うまく使えたのだろうか。 
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0746 平小鉋 銘 石原

2022-10-10 21:48:37 | Weblog
この3連休は余り天気良くなかった。 今日も昼雨で少し寒かった。 夜になると 今日は満月が見えた。 もう秋だなと思った。  さて先日入手した この鉋刃を台に入れてみた。 今回は材料がないので 使い古しの台を切って使った。 あまり良くない材料だ。 寸法は長さ155ミリ
幅68ミリ 厚み25ミリ 程度ある。 この石原は古い鉋刃の様だ。 もう後1センチを切る程度しか 鋼の残りがない。 まあ鉋刃を紛失しないように作った台という事になる。 刃を仕込んで まだ下端に出ない状態だ。 これで少し置いてからもう一度 仕込もうと思っている。

鉋の仕込みも最近は殆どやって無かった。 少し感が狂って 緩くなってしまった。
今年は秋が早いな。 それにどうも体調が良くない。 体の老化を感ずる。少し足が弱って来たかも知れない。 困った事だ。
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突き鑿 銘 助之の柄を交換

2022-10-05 20:52:34 | Weblog
この鑿は確か先日 富岡八骨董市で購入した物だ。 突き鑿だが 柄の頭部を槌で叩いて使った様だ。 この為 頭部がつぶれて柄に裂け目が出来ている。 何とか誤魔化してそのまま使う予定だったが、 軽く叩くと穂先が緩んだので 抜いて柄を交換する事にした。

材料はこの団地内に生えていた柘植だろうと思う。 それ程硬い木では無い様だ。 しかし芯持ち材でも 割れが入る事は無い様だ。 そこで芯持ちのまま使った。 柄の長さは 口金を含めて175ミリ有る。 標準の長さが有るのか知らないが 他の突き鑿より若干短い。今回も 柄は木工旋盤で削りだした。 上手く出来た方だ。
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