大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

桜田門外雪解せず  広田文世 著  筑波書林・発行

2014-11-30 23:44:30 | Weblog
先日 大学時代の仲間であ集まり 蕎麦を食べて 酒を飲んだ。 楽しい一時だったな。
その時 友達がこの本をくれた。 彼が小説を書くとは知らなかった。 更に驚く事に
茨城新聞の茨城文学賞の小説部門で受賞したとの事だ。 まずはおめでたい事だ。 彼は小さい
会社を経営しており、よくそんな時間が取れたもんだと感心した。 読んで見たが、すらすら
読めて面白い小説だった。  しかし二作目は難しいと思う。 既に構想は有る様だから
どんな物が出て来るのか期待していよう。  彼は確か 化学の専攻だったはずだが、IT関連の
会社を経営したり、小説を書いたり そんな才能が有ったのかと 感心した。

受賞記念パーティーをやる様だが、私は都合が悪くて参加できない。 またいつもの仲間で
集まる機会が有れば この小説を魚にして 一杯飲もうね。
 

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0484 清弘鉋の削り

2014-11-21 23:10:24 | Weblog
この鉋も一度紹介した。 骨董市で購入した鉋で、これも裏が錆びていた。 錆は裏刃が
有ったので それ程ひどく無いと思ったが、なかなか取れない。 やっと最近少しは
ましな削りが出来る様になって来た。 もう少し 我慢して 研いでいればもう少し
良く切れる様になるかも知れない。 それでもここまでまともな鉋屑が出て 嬉しい。

薄さがどうのと言う段階では無いが、500円で購入した鉋でも 此処まで使えた
と紹介したかった。 これからは折をみて 削り具合でも紹介出来れば良いかも知れない。
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038 鶴喜代 鉋の削り

2014-11-19 22:53:03 | Weblog
この鉋に付いては 一度は書いたと思うが忘れた。 昔高幡不動骨董市で購入した。
刃幅54ミリの小型の物だ。  台は多分入れ替えたと思う。 最近取り出して研いで見ると
結構切れた。 もう少し整備すれば更に切れるかも知れない。 材は栂だと思う。
鉋屑はそれ程薄く無い。 20ミクロン以上有ると思う。 しかし削った感触は良い。
この鉋がこんなに切れるとは 思わなかった。 普段使っても良いかも知れない。
刃の厚味が薄くて 研ぎにくい。 だから仕舞って有ったのだろう。 昔の鉋なのかも
知れない。 昔集めた鉋を出して来て 研いで楽しむ。 最近そう言う事が多くなった。
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丁稚のすすめ  秋山 利輝著  幻冬社

2014-11-17 09:59:02 | Weblog
友達が 秋山木工展に行ったと言って この本を持って来た。 少し読んで見たが 面白かった。
丁稚世代の最後の職人として 本人の経験を基に 本にした物で説得力はある。
最後は 社長を引退して 一職人に戻りたいと書いて有った。 そうかも知れないが
現実 難しいだろうと思う。 興味ある方は読んで見て下さい。 今回は私の感想は載せません。 
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仕上げ砥石の購入

2014-11-11 11:28:24 | Weblog
先日の削ろう会 小田原大会で 砥石を一丁購入した。 会場には砥石屋さんも何軒か来ていた。
結構人だかりがすごいので、 少し暇そうにしていて 人が居ない砥石屋さんから 砥石を
購入した。 一応研いで確認したが、何時も硬い物を買い上手く使いこなせないので、今回は
少し 柔らか目の物にした。 お店は 坊奥砥石工業所と言う京都の方でした。 これで
五千円でした。 普段はほとんど人造の仕上げ砥石で間に合わせているが、裏を少し丁寧
に研磨したいので買ってみた。 これから 和紙を巻いてカシューで固めて、その後適当な
台に付けて 使い易くする予定。 更に研ぎ面の平面を出さないと使えないと思う。
試し研ぎして見たが、 程々の硬さだった。 さて上手く使えるかな。
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薄削り用 鉋台

2014-11-09 22:57:44 | Weblog
小田原 削ろう会を見学した。 皆さん熱心に薄削りに挑戦していた。 会場を一回りして
横に置いて有る 鉋を見た。 特に台に注目した。 樫の台が大半だと思うが色々工夫が
して有る様だ。 反りや狂いを少なくする為か、張り合わせ集成材の台が多い様だ。中には
台を串刺しするように 鉄の丸棒を挿入した物も有る。 台の狂い止めの研究は進んで
居るらしい。 まあ薄削りにはまると 結構面白いのだろうと思う。 この会場の雰囲気の
中で平常心で何時もの実力を発揮するのは難しい事だろう。 上手い大工さんも普段の
六割から七割の実力が出せれば良いと言っていた。 なるほどそうだろうねー。  
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「あらい」 の四ツ目錐の穂先

2014-11-09 22:40:35 | Weblog
小田原で削ろう会が有るとは聞いていたが、忙しくて行けないと思って諦めていた。 しかし
今日はん運良く、 予定が午後に変更になったので、 朝 7時半に家を出て 会場に行った。
削ろう会は いつもの雰囲気だ。 来ている道具屋を一回りした。 そこでこの あらい の
錐の穂先を見付けて購入した。  丁度良いサイズの穂先は売れてしまい
短い物と長い物を2本購入した。2本で千円だった。 柄は後で自分で付ける事になる。あらいの錐
は 道具曼荼羅にも載っているから 知っていた。 錐の根本を見ると あら としか刻印されて
無い様にみえる。 あらい の「い」の字が見えない。 さて 錐の穂の付け方は知らないが
多分 適当な太めの丸棒を作り センターに錐で穴を開けて 穂先を打ち込む。 その後で
錐の穂先がセンターに来るように 棒の方を削れば良いのだろうと思うが、どうだろうか。
骨董市でも古い錐を買うが ほとんどは四ツ目錐だ。 その中にあらいの物が有るかどうか 抜いて
確認する事も出来ないが、多分無いだろう。 あらい が手に入り嬉しい。 
だけど 使う機会は殆ど無いと思う。  
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柚子の実の収穫

2014-11-08 23:29:00 | Weblog
我家の柚子の木は 10年以上前に植えた物だと思う。 梅ノ木の隣で 日当たりが悪くて木の
成長も良くない為か 実も付かなかった。 それでも実が付くようになったのは 最近の
事だ。 所が今年はどうした事か 沢山実がついて それを収穫した。 サンマを焼いて柚子の
絞り汁をかけて食べるのは美味しい。 薄く輪切りにして蜂蜜に漬け込んで 飲むのも良い。
まあ 色々な用途が有ると思う。 香りも良いし これから色々楽しめると思う。 来年も
沢山 実を付けて欲しいが、 今年なり過ぎて 来年は 駄目かも知れないと心配している。
良く晴れた冬の空に 柚子の黄色い実は良く映える。 
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103 鉋 町奴の削り

2014-11-03 09:58:14 | Weblog
この鉋も以前紹介したはずだ。 入手は大分前の事だと思う。 そのまま放置して有った。
最近 取り出して少し整備して見た。 これは多分 新潟で作られた物だろうと思う。小型で
使い易いサイズだ。 台頭の下端を見ると 小さな節がある。 多分普段使いの安物鉋として
売り出した物だろう。 使って見たが、今一切れない様だ。 普段は使わない天然仕上げ砥石
を出して来て 研ぎ直した。 この仕上げ砥石は硬くて 私には上手く使いこなせない。
やっと少しまともな鉋屑が出せる様になって来た。 だけど 裏に錆後が残っておりもう少し
研ぎ直さないと 本来の実力は発揮できない。 大体半日遊んだら もう飽きて次の鉋に移る
ので、深く追及出来ないのは残念だ。  これが趣味の鉋使いと 仕事でやる鉋使いとの差
だろうか。  単に飽きっぽい老人の性格なのか。 処でこの鉋 余り長切れしない様に思う。
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砥石

2014-11-02 18:18:37 | Weblog
今日はめずらしく 砥石を購入した。 人造の赤砥に混じって この桃色ぽい砥石が有った。
店の人に聞くと天然砥石だと言う。 触って見ると粉っぽい砥石だ。 柔らかい様だ。
幅60 長さ230 高さ60位ある。 側面と裏面がはっって有った。 包丁を研ぐのに
良いと言う。 研ぎ面は なだらかに真中が盛り上がっている。 何だか刀剣の地金を研ぐ
のにつかう様な感じもする。 店の人も 産地とか砥石の種類は知らないらしい。
値段を聞くと 500円と言うので 買って来た。 研いだ感触は 青砥に似ている。青砥の
中にも赤っぽい物も有るから そう言う種類の砥石かも知れない。 少し研いで見たが
結構泥が沢山出るのと 余り研磨力は無い様だ。 包丁ならこれでも良いだろう。 但し
ステンレス系の物は研げるかどうか判らない。 今度試して見よう。 と言う事でまた一丁
砥石が増えた。 でも現状使うのは、 人造砥石がほとんどだ。 私の実力では これで十分
な気もしている。 もう少し上手く研げるようになりたい物だ。 
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