大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

小鳥の巣箱 6作目

2020-10-31 16:27:03 | Weblog
巣箱の5作目は 近所の方にあげて仕舞った。  ホームセンターに巣箱を探しに行ったが無かったと言う事だった。  その方の庭にも 良く小鳥が来るそうだ。  まあ別に営巣しなくても、これを木に掛けて置くだけで、この方は自然を愛する愛鳥家だろうと皆さん思う訳だ。  そう言うイメージも大切だろう。

そう言う事で 我家に巣箱が無くなったので 新たに巣箱を作った。 材料は今回も杉の荒材を使う。 結構反りが有る様だ。  今回は入口の下にステップを付けて見た。 これが無くても 丸穴にしっかり足爪を引っ掛けて上手く止まる様だ。  まあ半分はお飾りかも知れない。  今回も柿渋を塗った。 取敢えず 保管して置いて 欲しいと言う方が居れば やろうと思う。  そうして 巣箱が増えて 小鳥が来るようになれば 良いと思う。

この巣箱は まあ何と言うのか 宮型と言う感じの物だ。 少し凝った造りにも見えるがそれ程の事は無い。但し雨で濡れても接着が剥がれない様に 耐水接着剤を使って 要所には釘を打って衝撃で分解しない様にしている。  まあこんな事して遊んでいる内に 今年も暮れて行く様だ。  
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太枝切鋏

2020-10-29 23:18:40 | Weblog
今日は良い天気だ。  散歩を兼ねて府中まで行き、吉見屋で蕎麦を食べた。 今回は鴨汁蕎麦にした。  それに一杯飲んだ。  良い気分だ。  ついでに少し歩いた所に有る金物屋で この太枝切鋏を購入した。 5300円+税と言う値段で 少し高い買い物だった。 しかし この鋏は植木屋も使う物で 40ミリ 太い枝も切れると言う 優れものだ。 既に使った事も有るので 性能は保証出来る。  柄がアルミパイプで 比較的軽いのも良い。 これで 我家の向かい側に有る ドウダンツツジの垣根の伸びすぎた枝を切る予定だ。  これが太い物は10ミリ以上有るので 普通の刈込鋏では刃が立たない。  無理に使うと鋏がダメになるので 太枝切りで無いと駄目なんだ。  11月に入り 蚊も居なくなった頃に刈込しようと思っている。  今までは 外に出ると蚊が寄って来て とても剪定の出来る環境ではなかった。  コナラや欅の葉が落ちて そろそろ冷たい風も吹くと もう1年も終わりだ。
今年は 酷い一年だった。  来年はコロナも納まって欲しい物だ。  今日 帰りに寄った大国魂神社のおみくじで 大吉が出た。  来年は良い年となって欲しい物だと願うのだが?
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柘植の木確保

2020-10-28 22:43:10 | Weblog
る先日と言っても2W位前の事だが、私が住む団地の廻りに柘植の木が植えて有る。これを伐採した。この柘植は 植えてもう40年位経つと思う。 余り太く成長し無い様だ。 直径3センチ程度だろう。  最近は元気がなく 中に枯れる物も有る。皆さん何か別の植木に替えたいと言うので 取敢えず根元から切り、変わりに何か別の物を植える事になった。   その時、切った柘植の太い幹の部分をもらって置いた。 それを20センチ程度の長さに切り揃えて 更に鉈で皮を剥いた。 取敢えずこのまま紐で縛って 乾燥を待つ事にした。 木口にはボンドを塗って 割れを防ぐ対策はして居るが 果たして使い物になるのか不明。  これで鑿の柄を作って見ようと考えている。

特に太い棒は そのまま置いて 出来たら金槌の柄にしたらどうかと考えている。 捨てずに利用するのも良いだろう。 しかし最低1年位は 置かないと駄目だろうと思う。
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0729 二枚刃平鉋 銘 利久 六分

2020-10-26 11:32:14 | Weblog
日曜日に富岡骨董市に行って来た。  やっと何時もの骨董市の賑わいが戻ってきたかな。 少し見て廻って また鉋一丁を入手した。 千円だった。  この鉋は余り使われて無かった様だ。 銘は利久と言う物だ。  これは多分問屋銘だろうと思う。 ネットで調べると 鏨文字の利久も有る様だ。  それに鑿 利久も有った。 その鑿を見ると 口金が関西風の物だった。  この鉋は誰が 何処で製作した物か不明だが、 或は関西 三木辺りで作られた物かも知れない。  この鉋は錆も殆ど無く 研ぎは楽だ。 しかし刃はかなり丸刃の研がれそれを 直すのに手間取った。  削って見ると そこそこ切れる様だ。 だがまだ研ぎは不十分だと思う。  刃口は3ミリ程度 空いており もう少し詰めたいと思う。 不要な鉋を放出しているのにも関わらず、 また新規に買う事も無いとは思うのだが、 買って来てそれを 色々いじくって 遊ぶ所に 楽しみを見つけている訳だ。 

この鉋 台は少し茶色く変色しては居るが それ程古い物では無いだろう。 台上端には何かラベルが貼って有った様だが それは今は無い。 大工や建具屋の使う本格的な物かどうか判ら無いが、結構使えそうな感じだ。

所で 11月は靖国神社骨董市も開催されると 業者は言っていた。  コロナはどうも治まりそうも無いが、何時もの日常は徐々に戻りつつ有る様だ。  来年は海外旅行も行けるようになって欲しい物だ。 
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2020-10-25 20:03:00 | Weblog
今日は天気が良い。 久し振りに富岡八幡骨董市に行って来た。 そろそろ七五三のお参りも有るので 人手は何時もより多い。  骨董屋を一回りしてこの鈴を買って来た。 骨董屋はこれは ロバに付けた物だと言う。  狼よけだろうとも言っていた。 その鈴には模様が有り 更に水牛の様な動物の顔が有る。  先日行った 平山 郁夫シルクロード美術館の 二階に有った ラクダの首に括りつけられた 紐に似た鈴に似ていた。 そこで 話の種にこの 鈴を買って見た。 800円と言う値段だった。  美術館に有ったラクダの鈴は 特に模様は無かったと思うが この鈴には装飾がしてある。 少し違う物かも知れない。 カランカランと金属らしくない低い音だ。 以前香港で 形は違うが鈴を買って来た。 それと似た音だと思う。  でもラクダの鈴はもう少し甲高い音だった様な気がする。    
まあ何時 何処で作られた物なのか 定かでは無いが、これを眺めながら 砂漠を行く ラクダに乗った異人の一団を思い シルクロードの暗がりを想像して見るのも良いだろう。
  
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箱の蓋を作る

2020-10-24 21:29:08 | Weblog
やっと 先日から製作していた スツールが完成した。 タモの座面のスツールはまあまあの出来だと思う。(自画自賛だ)  スツールが終ったので、 少し時間も出来た事だし、以前製作して放置していた 桜材で作った箱の為に、蓋を作る事にした。    今回はブラックウヲルナットを板に挽いて それを接ぎ合せた物が有ったので それを使い 縁にはブナで飾りを付けた。  割りと簡単なので すぐに半日程度で 完成した。 それが写真の物だ。
スツールの上に置いて 撮影して見た。

まあ何時も 同じ様な物ばかり作るなーと思うだろう。 自分でもそう思う時が有る。 何を作っても、思う様に 上手く出来る時も有るし、全く思う様に出来ない事も有る。 今回の蓋は 横摺りして 反りを取り、板を均一な厚みにしたのだが、材料の繊維がむしり取られる様な 削れ方の部分が有り、上手く鉋掛けが出来て無い。 まあ 黒いから遠目には判らないが、よく見ると判るので 外には出せない。  こうして同じような物を作り続けるのは、 しばらく 木工をやって無いと 出来る事も出来なくなるからだ。  しばらくやって無いと 鉋を持って削るのも面倒だなと思う様になる。 それは老いから来る物かも知れない。  指も上手く曲がらず 鉋を持つと痛い時も有る。 しかし だからと言ってそこで止めると もう次には木工は出来なくなるような気がする。 だから 同じ様な物でも 作り続けている。 何でも良いので 何か作って居れば 手は何となく動く物だ。 全く新しいことは 簡単には出来ない。  現在持てる技術は なるべく失わない様にしたい物だ。  
 
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記念バッジ

2020-10-24 09:06:56 | Weblog
先日10月21日 甲斐小泉に有る 平山郁夫 シルクロード美術館に行って来た。 初めて行ったがなかなか良かった。  昼も近いので近くで食事しようと思い、レストランの案内が有るので 電話すると今日はお休みだと言う。 残念。  もう1軒連絡したが ここもお休みだった。  もう人出の多い季節は終わったと言う事だろうか。  近くの 三分一湧水に蕎麦屋が 有ったが 例のコロナの関係で 入場制限していて 待ちの人が多くて ここも諦めた。

所で 美術館の売店でこのバッジを買った。  バッジしては 少し高い千円程度した。 ラクダに人が乗り 砂漠を行くシルエットが描いて有る 金バッジだ。  まあ話の種には丁度良い。  昨日作った スツールの座面にバッジを置いて写真を撮った。 八ヶ岳周辺は 今は紅葉も始まり 空気は澄んで 人も少なく 少し寒いのと 風がこれから強くなる事を除けば 行くには良い時期だと思う。  
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丸スツールの製作

2020-10-23 21:45:52 | Weblog
前からやっていた 椅子の丸脚は完成した。 そこで今日は スツールの製作を行った。 午前中は 雨で外に行けないので、 丁度良い機会だ。 座面は直径28センチ 材料はタモを使った。  このタモは以前購入した物で トイレの壁に立て掛けて置いたが、どうも邪魔になるので早く使いたかった材料だ。 丸は鋸で切り落としてから 南京鉋で削り概ね丸にして使った。  脚は エゴの木を使った。 割りと柔らかい様に思う。 鉋の掛かりが良い。 脚をホゾ穴に入れて 十字に楔を打って有る。 脚の材料が乾燥しても ホゾが緩み難い様に 十字に楔を入れている。 座面は高さ 45センチとした。  自分の身長に併せた。  今回は面倒なので 貫は入れて無い。 これでも 無理しなければ多分折れる事は無いだろう。 脚は細いので 若干しなる様だ。 取敢えず柿渋を塗り その上にボイル油で仕上げた。 上から見ると余り格好良く無いが 遠くから見れば  均整の取れた形のスツールに見える。  これで時々行く工房で 丸太から ひきわりした材料は かなり消費した。  今回は工房の機械を使わず殆どを自宅で手道具で加工して仕上げた。 この程度の物なら何とか出来る様だ。  次は 出来て居る箱物に蓋を作ってやろうと思う。 スツールは人にあげたりして少し減ったが また1脚増えてしまった。  全部で5脚有るかな。  
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ラクダの鈴

2020-10-21 19:42:54 | Weblog
小海線甲斐小泉駅に近い 平山郁夫シルクロード美術館を訪ねて見た。 2階のカフェから見ると 周りの景色は素晴らしく、 ここに美術館を建てた理由も良く判る気がする。 2階の展示室にはラクダに乗ったキャラバンがシルクロードの砂漠を旅する幻想的な様子が描かれた絵が何枚か掛けてある。  余り人の居ない時に ベンチに腰掛けて絵を見ていると、何となく自分も砂漠を旅する気分になる。  だから秋から冬なるべく人が来ない時に 見に行くことを勧めたい。 展示室には大きなラクダの模型が置いて有る。  そのラクダの背中には ラクダを被う 絨毯の様な物が掛けて有る。 この絨毯は絵に描かれた物とよく似ている。 首の回りには紐が有り 其処には 鈴が結び付けて有った。 その鈴を見ると以前私が骨董市で入手した物と 同じ様な鈴の様だ。  私はこれは馬齢かなと思っていた。 だがこれは ラクダに付けた鈴の様だ。  偶然にこの鈴の用途を知ることが出来た。 なるほどと納得した。ラクダが歩けば鈴の音が鳴り響く事になる。  それは遠方でもキャラバン隊が移動す事を知らせる物となるのだろう。  月の輝く砂漠をキャラバン隊がゆっくり進む。  周囲は暗闇だ。  遠く月の光で照らされる商隊は何となく幻想的な雰囲気だ。 それを青と言うのか群青色が更に強調する。  一度はこの美術館を見る価値は有ると思う。
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三分一湧水を見学

2020-10-21 19:23:21 | Weblog
今週の火曜日水曜日は比較的天気が良かった。 今年は いつもより雨の日が多い様だ。
何となく 気候変動を感じさせる。 この晴天を利用して田舎へ墓参りに行った。 その後 地元で一泊して 今日は甲斐小泉駅近くの 三分一湧水に行った。 その名前は以前から知っていたが、現地は初めて見学した。 八ヶ岳の麓に湧く湧水を麓の村に均等に分ける仕掛けがこの三分一湧水の三角石と思われる。  話には聞いていたが なるほどと納得させる物だ。 水利権はそれを利用する 人々には 重大な問題だ。  それを見た目にも何となく納得させる仕掛けがこの三分一湧水だろうと思う。  立木の茂る湧水側から 東地区 中地区 西地区に 水を均等に分ける為に 三角の石を置いて水の流れを分割している様だ。  正確かどうかは別にして 何となく目で見て 納得できる仕掛けかも知れない。  日の光が差し込む四角い枡を写して見た。 分水する石は 黒くてこの写真では分かりにくい。  話には聞いていたが黒石が水の勢いを一旦受け止めて 上手く均等に分流させるのだろう。

 今日は秋晴れで この甲斐小泉駅に近い周辺は 眺めも良く 良い所だ。 遠く富士山 八ヶ岳 南アルプスも望める場所だ。  行く予定が有るなら 晴れた秋に行くと良いだろう。 冬は晴れても風が強く寒い。 夏は暑く春は 霞むからだ。  山梨は特に晴天の日が多い。案外住むには良いのかも知れない。  水が流れ落ちる白波の立つ先に黒く見えるのが三角石で比較的小型の物だ。
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