2010年も今日で終りだ。 月日の経つのは早いものだ。 大晦日でも特にする事は無く、天気も良いので 散歩も兼ねて府中の雑踏を歩いて見た。少し風が有り寒い。 いつもの年末より人出は少ない様に思うが、気のせいだろうか。 大国魂神社は新年を迎える準備で忙しい。 伊勢丹の一階にある大和屋道具店に立ち寄りこの水平君を購入した。 2500円ほどだった。 いつも使う中砥の平面出しには注意しているが、結構狂いが来ている。 やはり早めに直さないと 後から修正は大変だ。 いつもは荒砥で平面を出す様にしているが、砥石同士がくっ付いて動きが悪くなる。 そこでこの水平君を買って見た。 買って来て定規で調べると必ずしも完全な平面では無いようだ。 まずはこいつを修正しないと使えないのかな。 そう思いながら 祈念の写真を撮り残した。 上手く使える様なら、良いのだがどうだろうか。 その内使った結果を報告しよう。
これも 借りた本だ。 ウエグナーの椅子100点を集めて解説した物だ。 素材として 木と織物またはペーパーコードを使った 物が多い。 自分は座面は織物より木の座面の方が好きだが、一般にはクッションの有る座面が好まれるのだろう。 椅子の形を考える時 参考になるので 少し借りて勉強してみようと思う。 確かに微妙な曲面で構成されており これを削りだすのは大変だと思う。 試作は削りだしでやってる筈なので出来ない事はあるまい。 材料は無為になるが バンドソーが有れば何とかなると思う。 詰まり 最低バンドソーが無いと難しい作業だと思う。
年末も近ついて来た。 そろそろ図書館も休みになる。 正月に読む本を借りて置こうと図書館をのぞいた。 そこで、この本を見付けて借りてきた。 カトラリーを作る木工作家を紹介する本だ。 私も自分で作った 箸置きとスプーンとバターナイフを本の上に置いてみた。 小物なので それ程大げさな 機械が無くても 製作できるのが良い。 良い材木と切れるナイフが有れば何とかなると思う。 こう言う物を作っていると時間の経つのを忘れて集中出来るのが良いと思う。 来年はこんな小物でも作って見るかと 思うが。
細川コレクション 永青文庫の茶入展を見に行った。 残念ながらこう言う方面には知識が無く その良さは余り理解できない。 しかしこの茶入とは くすんだ渋い色でまるで派手さの無い物だ。 それを包む袋もこれまた渋い物だ。 細川の殿様が集めた物らしいが、 当時は こう言う物が必要とされたのだろう。 けして単なる娯楽や興味だけで集めた物では無いと思うが、どうだろうか。 残念ながら照明が暗くて 茶入の色が良く見え無かった。 書籍も相当蒐集していた様だ。 書棚も立派な物で これに興味が有った。 近くに新江戸川公園もあり、何となくいやしの空間だ。 出来れば夏来て見たい。 椿山荘に近く この一体は静かな街だ。
世田谷のボロ市は長い歴史が有るそうだ。 以前は生活に密着した市だったろうが、今は お祭りに様だ。 私が行ったのは12月15日だった。 天気は快晴 それ程寒く無い。 その為か 9時頃 上町駅に着いたが 既にすごい人手だ。 狭い路地を人を避けながら歩くのも大変だ。 骨董屋も沢山出展している。 私の目当ては道具類なので それを探して 歩いた。 顔見知りの人にも有った。 やはりもう少し早く来れば良かった。 結構人気の有る イベントなのだ。 帰りに世田谷線 上町駅に貼ってある このポスターを携帯で写し 記念とした。 二千円あまりの 出費で 半日楽しく遊べた。
これもボロ市で購入した。 刃単品で800円は少し高い。 しかし相手も強気で負けないので 仕方なく購入した。 際鉋の刃だが 刃幅65ミリ有る。 相当使われているらしく もう鋼はそんなに残ってない。 でも見ると切れそうなので買って来た。 箱の中を探したが 台は見付からない。 自分で台を作るか 台屋に頼んで作ってもらうか迷う所だ。 切れそうなら台屋に作ってもらいたいが。 少し研いで様子を見ている。 時々出して 台直し鉋の代わりに これで台の裏をゴリゴリやっている。 割りと便利だ。 早く台を作ってやりたい。 銘に1文字目は上手く読めないので?として置いた。
これもボロ市で手に入れた。 ガラクタ箱の中から選んだ。 しかし台は何を削ったのか ひどい状態だった。 刃はまだ8割がた残っていが、裏刃が無い。 700円なので仕方無いかも知れない。 銘は鶴秀 その上に三つ柏と思われる紋が有る。 刃を研いだ感触はそれ程悪くない。 刃先に細かい欠けが有るので、そこまで落とす必要が有り 使えるまでには時間が掛かるだろう。 台は裏面を削り平面を出したが 柔らかい樫に様だ。 よく見るとこれは自分で作ったものだろう。 台に真中に入り皮の様な物が有る。 それ程使って無いように思う。 とりあえず使えそうな裏刃を探して 付けた。 その内台を調整して 試し削りしてみよう。
ボロ市でこの鉋を買った。 業者はこれは安物だと言う。 そうかも知れないが、台はしっかりしていて、まだほとんど使って無いように見える。 雨に当たったのか 赤錆がかなり出ているが、刃裏は錆びて無い様なので、 800円で購入した。 高秀と鏨で堀込んである。 鏨で掘り込むのだから それなりに時間も掛けて丁寧に作った物では無いかと想像する。 少し研いで見たが 地金が硬くて研ぎ難い様だ。 刃先が細かく欠けているので そこまで研ぎ落とさないといけない。 それにはかなり時間が掛かりそうだ。 すぐに試し削り出来ないが 刃先が綺麗になったら 削ってみよう。
ボロ市は結構道具屋が多い様だ。 もう少し人手が少なくて ゆっくり見られると 有り難いが まあ無理な相談だろう。
ボロ市は結構道具屋が多い様だ。 もう少し人手が少なくて ゆっくり見られると 有り難いが まあ無理な相談だろう。
世田谷のボロ市に行って来た。 朝9時過ぎに到着したが、既に相当な人手だ。 狭い路地を歩くのも大変な状況だ。 今日は天気も良く 思った程寒く無いようだ。 世田谷の電設組合のテントが有り、見ると古いコンセントを売っていた。 ナショナルWF3003と言う型番が有る。 今は差し込むとロックされる形式がほとんどだが、これはネジで締め付けるタイプだ。 圧着端子を使い電線を取り付けて更に ネジで止めれば確実だし電気抵抗も低いだろう。 主にAudio機器用のコンセントBOXを作ろうと このタイプのコンセント3ヶを購入した。 合わせて150円と格安で買えた。コンセントにはアース端子も付いており このタイプのプラグも差し込めるのが良い。
但し残念ながら この上に被せる 飾りプレートが無かった。 これはホームセンターで買うしかないだろうか。
但し残念ながら この上に被せる 飾りプレートが無かった。 これはホームセンターで買うしかないだろうか。
やっと柄を挿げた。 この玄翁の櫃は巾24ミリに対して厚みが6ミリしかなく かなり削り込んだ。 余り薄いと 折れる心配が有るし 振動すると困るので 握る部分から先端の玄翁の櫃に向けて 少し凹み気味にしたが、本に載る程には極端に凹ませてない。
柄は玄翁頭に8分程入っているが、完全には入れてない。 少し使うと若干緩むからそれから 叩き込めば完全に入ると思う。 その為に 最初は8分程度にした。 何となく格好悪いなと思うが、 少し使い具合悪ければ修正しよう。 この玄翁は どの程度使われたか 両面共に丸くなっており どちらが釘締め面なのか判らない。 錆であばたが出来ているが、 それでも何となく愛着がある。
柄は玄翁頭に8分程入っているが、完全には入れてない。 少し使うと若干緩むからそれから 叩き込めば完全に入ると思う。 その為に 最初は8分程度にした。 何となく格好悪いなと思うが、 少し使い具合悪ければ修正しよう。 この玄翁は どの程度使われたか 両面共に丸くなっており どちらが釘締め面なのか判らない。 錆であばたが出来ているが、 それでも何となく愛着がある。