大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

山種美術館 冨士と桜と春の花 展

2014-04-30 13:12:19 | Weblog
5月連休の前半はスタートした。 今日は薄曇りで天気は良くない。 何時も連休にはこの美術館を訪ねる事が多い。 今回も新聞屋がくれた招待券を持って見に行った。 主に日本画の蒐集品を見た。 山崎 種二さんの蒐集品だろうが、証券会社はもうかんるんだなと変な所にすっかり感心した。 緻密に描かれた日本画は日本人の得意とする所だろうが、綺麗過ぎて どうもしっくり来ない様にも思えた。 帰り恵比寿駅周辺のビックリ寿司で 食事して帰途に付いた。 天気が良ければ もう少し気分良く 何処か別の場所に梯子したかも知れないが、あいにく降りそうなので 急いで帰った。 都会に出ると 人が多くて疲れる。 でも今日は少ない方だろうね。   
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看板の制作

2014-04-28 13:38:27 | Weblog
私が関係する 家具会社の倉庫にレンタル工房を開設した。 利用条件が色々有り 利用者は少ない。 そこで看板を製作して 宣伝に努める事にした。 こんな看板をタモ板で製作した。 文字の彫りをやった事が無いので、小田原に遊びに行ったついでにお店の看板をじっくり観察した。 そこでこのやり方が一番 簡単だろうと思い彫って見た。 しかし結構面倒な物だった。 やっと彫りあがったので、これから色を付ける予定だ。 それもどうするか悩む所だ。 まだ暫く時間が掛りそうだね。
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箱根美術館 茶室・真和亭から見る苔庭

2014-04-25 21:35:19 | Weblog
4月も終わりに近くなり、大型飛び石連休が始まる。 その前に小旅行した。 箱根 強羅の箱根美術館に行って見た。  初めて行って見たが結構面白かった。 岡田茂吉については 殆んど知識は無いが、独特の考え方をする人の様に思った。  庭は特に素晴らしい。 茶室 真和亭でお菓子を食べ抹茶を飲んだ。 とても静かな所で中は暗く 外の苔庭が素晴らしい。 日本人ならほっとする一時が持てる。 だが廻りは皆 団塊世代の爺婆ばかりだが。 最近の箱根はアジア系の外国人が特に多い様に思う。 彼等はこう言う所には来ない様だ。 箱根に行く機会があれば 覗いて見ると良いと思う。 お勧めしておきたい。
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叩き鑿 二分 銘 ナシ

2014-04-20 23:38:46 | Weblog
また高幡不動骨董市に行って来た。 天気も良く無くて 冷たい風の吹く寒い日だ。 一回りしてこの鑿の穂を入手した。 100円だった。 これは二分の鑿の刃の部分で柄も無く 錆びた状態で転がって居たので 安かったのだろう。 銘は無い。 刃の長さからすると、まだ殆んど使われて無いと思う。 以前買って置いた柄にこの刃を挿げて見た。 一応使える状態に成った。  研いで見ると比較的研ぎ易い地金の様だ。 刃先裏がかなりべタ裏気味なので 少しは研いで使っていると思う。 これ以外に これと言う魅力有る道具は無く残念だ。 鉋は幾つも有ったが 欲しい物は無く買わなかった。 
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テーブルの制作

2014-04-19 22:43:53 | Weblog
テーブルを製作した。 足は赤松荒材 天板はコンパネを使い 安く作った。 近所にある食堂のテーブルが ぐらつくのでこれに代わる物を頼まれて、これを作った。 もう少し良い材を使いたかったが、材料費がもらえる状況では無いので、一番安い材で制作した。 これでも天板には 布を被せて使うので 何とか成るだろう。 コンパネの縁は切りっぱなしでは毛羽立つので 縁に薄い木を貼り付けた。 OILで少し色を付けて塗装して見た。 これを持って行って、今あるテーブルと入れ替える予定。
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職人の道具箱 その17 白書  銘 龍神丸

2014-04-19 22:30:28 | Weblog
道具箱の中にこの白書が入っていた。 接着剤が付いて 酷い状態だったので持って来て、研ぎ直した。 線を引く目的では無く別の使い方をした様だ。 頭部を叩いて 白書きで木を掘り込んだ様だ。 こびりついた接着剤を取り 研ぎ直した。 どうにか見られる状態にして 道具箱に戻した。 職人は白書きを鑿代わりに使ったのだろうか。
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0501 二枚刃内丸小鉋 銘 古り平

2014-04-15 21:31:39 | Weblog
鉋も名目 五百丁を越えたか。 この内何丁かは 人に譲ったので 実際五百の大台に届かないと思う。 これだけ鉋を集められたのも骨董市のおかげだ。 良く鉋有るから私のを買ってくれよと言う人がいる。 総てお断りしている。 市に出かけて自分の目で見て 親爺と話をしながら、値切って買うプロセスを大切にしている。 そうで無いと入手の経緯を忘れてしまう。 さてこの鉋は前述の物と同じ所から購入した。 多分前の持主も同じだろう。 外丸と内丸とペアで使ったのだろうか。 この曲面を見てもどう言う仕事に使うか想像できないが、少なくも桶類では無いと思う。 
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0500 二枚刃外丸鉋 銘 古り平

2014-04-15 21:21:14 | Weblog
これも護国神社骨董市で手に入れた物だ。 買った時は 白っぽい台の色で サンドペーパか何かで 古色を削り取った様に見えた。 台の中央にラベルが貼って有った。 通産局長賞受賞 KIYA TOKYOSA&COと印刷されていた。 そのラベルは磨いて居る内に剥がれた仕舞った。 銀座の木屋で売られた物だろうか。 不明。 刃は37ミリ有り 多分小鉋の部類だろう。 まだそれ程使って無い。 多分古い物だろうと思う。 余り使う機会は無いだろうが 折角入手したので刃も研ぎ直して 大切に保管しようと思う。 別のもう一丁と併せて千円で それ程安くない。
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第64回 モダンアート展 東京都美術館

2014-04-15 21:08:28 | Weblog
4月16日までという事だったので、急いで上野に出掛けた。 モダンアートが好きとか嫌いとかでは無く 見て理解出来ない物が多い。 しかし大体感覚的に、これは好みだとか、嫌いだとかは 判断できる。 まあそれで良いと思う。 こう言う物を見ると 自分の好みがどう言う物か 大体判る。 形が面白くて 色使いの鮮やかな物。 暗く絵具をぶちまけた様な物は好きでは無い。 リズミカルな動きのある形と鮮やかな色使いの物、もしくは 深い青で落ち着いた 物が好みの様だ。 見た後 二階の食堂で昼食を食べた。 上野の杜の緑も濃くなり さわやかな風のそよぐ 公園を眺めて食事はなかなか良い。 それにやたら混雑してないのも良い。 ここはお勧めだ。
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叩き鑿  七分 銘 忠助

2014-04-14 21:57:44 | Weblog
これも護国神社骨董市で手に入れた。 200円だった。 こちらは若干錆びているが十分使えそうだ。 同じく大工用の首の太い鑿だ。 家具職はこんなごつい鑿は使わないと思う。 これも柄は自分で挿げた物らしい。 刃の長さからすると まだそんなに使い込んだ物では無いだろう。 研いだ感触は 国宝ほど良くない。 二本の鑿を購入して300円なら 安い買物だ。 鑿のコレクションがまた増えた。
その後調べたら 忠助の鑿はもう一本持っていた。 鑿で骨董市で購入して同じ銘の物が二本揃うのも珍しい。 多分以前は結構使われて居た物では無いかと想像するが。
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