大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

丸椅子の制作 19作目

2024-03-25 21:14:08 | Weblog
今日も小雨で寒いな。 雨なので 散歩に行かず 家で木工を少し行った。  今回も丸椅子の制作だ。
材料は先日入手した ソロの木を使った。 まだ十分乾燥して無いようだが 取敢えず使って見た。

座面は40ミリの板厚で切り出したが 仕上がりで約35ミリ程度だろう。 座面高さは約445ミリ
程度になる。 脚は元で33ミリ 末で21ミリ有る。 座面は真円ではなく 変形の円にした。
これで座る方向が 決まると思う。 凹んだ方が前に来る想定だ。  330ミリ ×270ミリ程度の
座面となる。 椅子と言っても休息の為の物では無くて 軽作業用途の物になる。 貫は居れて無い。
着色してオスモOIL透明色で塗装した。 最後に蜜蝋WAXを塗り仕上げた。 

組立と塗装まで1日で行っている。 まだ充分乾燥して無い材料なので 不具合が発生するかも知れない。
生地のまま置くと ひび割れる可能性も有るので 1日で塗装まで行ったが どうなるか。 これで19作目
となる。 この形の椅子はこれで2作目になる。  ソロの木はもう少し加工しやすいと思ったが そうでも無い。
材はもう少しある。 次は丸椅子にしようかな。


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木工ボアビット 21φ

2024-03-23 22:27:12 | Weblog
中々春が来ないな。 寒い。  今日は近所のホームセンターに行ってこの木工ビットを購入した。
椅子の座面にホゾ穴を開ける時に使う為だ。  これは藤原産業が中国で作り販売する物の様だ。
値段は 910円だった。  刃先のケガキ刃を触って見ると 若干バリが有る様だ。 目の細かい
ヤスリで擦り 研ぎ直してやった。 これで結構切れる様だ。 刃先は高硬度と書いて有るが、簡単に
ヤスリが掛かった。 それ程硬くは無い様に思う。 軸は六角でインパクト ドライバーでも使用できる
様になっている。  明日は本格的に使って見ようか。 
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鉈 土佐鶴

2024-03-22 09:46:18 | Weblog
先日 高幡不動骨董市で購入した 鉈について書いて見よう。 取敢えず錆を落として研いで見た。
この鉈は 柄が割れたのかも知れない。 目釘の一つがまだ穴に入っている。 錆はかなり落とした。
銘は 土佐鶴 最高級鋼入 丸に十 龍特製 と刻印が打ってある。 細身の土佐鉈の様だ。 柄を
どうするか検討中だ。 内径が20ミリ程度の 口金が必要で 鑿から取るか検討中だ。

柄が無いと使い物にならないので 現在は材料を探している。 出来れば樫で作りたいが 適当な材が
無い。 他にも使える鉈は有り それ程 急がないのでゆっくりやろう。 それにしてもこの目釘の穴位置が
余り良くない様に思うが どうだろうか。 以前も土佐鉈は持っていた筈だが今は無い。 22と裏に
刻印が有り 刃渡り22センチを意味する物だろうか。 身幅は狭いが 多分それ程 使って無いだろうと
推定している。  柄が付いたらまた紹介しよう。
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0762 二枚刃平鉋 銘 重千代 六分

2024-03-18 13:45:49 | Weblog
前回既に紹介したように、この鉋を少し整備して見た。 台は完全板目取りの感じだ。 割れは入っておらず
比較的健全だろう。 台の脇には 青山と墨で書いて有った。 これは前の持ち主だろうと思う。
裏刃は無い。 探した刃が箱の中にもなかった。 刃はかなり錆びて居る。 しかし裏刃
有った筈で、 重なる部分はそれ程 錆びて無い。  まだ殆ど使って無い様だ。 重千代は 誰の制作した
鉋か 不明だが、新潟辺りで作られた物では無いかと思う。 この花押はどこかで見た気もするが調べて無い。
裏刃は 手持ちの物を 取敢えず付けて有る。

それ程 使って無いのに どうして放出したのが判らない。 少し整備して軽く試し削りして見た。 一応削れる
様だ。 しかし材の硬い節の部分に当たり 刃先が細かく欠ける様だ。 硬く焼きが入り過ぎて居るのかも
知れない。  研ぎ直しても同じ事だろうと思う。  少し焼き鈍しすると良いのかも知れない。

だから この鉋を放出したのだろうか。 どうするか検討中だ。 500円で買った物でもこのまま捨てる
事は無い。

この鉋のその後について 少し書いて見よう。 刃の焼き鈍しを少し行って見た。 ガスコンロの上に刃を
かざして、手で触れなくなるまで熱して見た。 水滴がすぐ蒸発する程度だ。 これで細かい欠けは
改善された様に思う。 少し気のせいか切れる様だが、台が良くない。 少し置くとすぐに下端が膨らんで
来る様だ。 どうも薄削りには向かない。 中仕上げ程度に使えば良いのだろう。 刃を少し出すと 引きが
重くて 自分の体力では宜しくない。 削り減らしたい時は 外丸の鉋で削るか 小型の一枚刃鉋を使い
削る様にしている。 台を打ち直すか微妙な所だ。 暫く使ったら引き出しでお休み願う事になりそう。 
 
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鉋と土佐鉈を購入

2024-03-17 21:21:07 | Weblog
今日は天気も良く気温も高くなった。 その為かスギ花粉の飛散は多い様だ。 第三日曜日で高幡不動骨董市
に来た。  何時もの賑わいだ。  今回は 土佐鉈の柄に無い刃のみの物と鉋 重千代を購入した。
両方合わせて 千円だった。 少し高いかな。 鉋は裏刃が無い物だ。 まだ何も手を入れて無い状態だ。

重千代鉋は 台は割れも無く使えそうだ。 裏刃は付いて無いが予備が幾つかあるので問題ないと思う。
鉈は口金も無いのでどこかで探さないといけない。 鑿の桂で代用できると思う。 土佐鶴と言う銘の
物の様だ。 どちらもまずはさび落としから始める必要が有る。  鉈は柄になる適当な材を探す必要が有り
使えるまでには時間が掛かるだろう。 いずれ整備したらまた 此処に掲載して報告する予定で居る。
明日からまた冬に逆戻りと天気予報は言っていた。  外出すると花粉を吸いこむのか 夜になると調子が
悪くなる。 4月頃までは この状態が続くだろう。 集中力も落ちて思う様に作業も出来ない。
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0551 山三鉋の削り

2024-03-16 19:13:15 | Weblog
この鉋刃はどう言う経緯で入手した物かはっきりしない。 多分鉋刃単品で入手した物だろうと思う。 台を
打って刃を挿入して 使える状態にして有った。 研ぎが良くないのと 台も整備不十分で余り切れない状態
だった。  最近この鉋を取り出して 再度研ぎ直した。 まあ普通に切れる鉋の様だ。 今回 削りの様子を
載せて置こう。  仕上げ砥石で良く研げば それなりに切れる様だ。 
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鉈の柄を付け替え

2024-03-11 09:06:38 | Weblog
この鉈は20年 ぐらい前 桐生の骨董市で手に入れた物だ。 当時群馬県 太田市に住んでいた。
買った時には 柄が付いておらず、自分で付けた。 多分500円もしなかったと思う。 初めてにしては
上手く柄付けは出来たが、目釘の穴が約8ミリ有り、目釘は約5ミリでガタが有る。
これが使う時ガタガタして 使い難い。 それでもこのまま使って居た。

普通鉈を使う機会はそれ程無いと思う。 私は近所の切り倒して材を鉈で打ち割り、削って荒く形を整える
関係でよく使う。 使い難い物を使って居るとストレスになるので 柄を付け替える事にした。
材料は近所のコナラだろうと思う。 口金の部分は多分鑿の桂だろうと思うが、骨董市で買った物だろう。
目釘の穴を小さくしたいが、適当な物が無い。 そこでたまたま有った 電気部品 導管端子を差し込んで
両側をつぶして間に合わせた。 これで上手く行ったので、鉈を柄に差し込み、近くに有った鉋の裏刃を固定
する釘を切って差し込んで固定した。 釘が若干長めにして、後から頭を叩いでつぶした。 

これで鉈本体は柄と一体となり、ガタツキも無い。 自分でも上手く出来た。 鉈は丸棒を削りだす時に
便利だ。 鉋でも削れるが、鉈で荒く形を整える。 鉋だと台が凹み刃が消耗して研ぎ直すが大変だ。
これからも鉈は活躍すると思う。 殆どが片刃の物だ。 この鉈も片刃の物だ。 それに身幅の広い物が
使い易い。 材料に沿って 軽く払う様に使うからだろう。
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彫刻用しのぎ鑿 銘 国秀 八分

2024-03-10 12:48:09 | Weblog
今日は天気が良い。 布田天神骨董市に行った。 何時もの賑わいだ。 そこでこの鑿を見つけて購入した。
千円だった。 少し高いかも知れない。 鑿の柄には彫刻用とラベルが貼って有った。 東急ハンズの値札が
貼って有り 4100円となっていた。 何時頃の物か知らないが古い物と思う。 桂も仮についている
だけで まだ完全には仕立てて無い様だ。 詰まり新品と言う事だろう。 銘は 国秀で 八分のしのぎ鑿
で先端部分は丸く刃を成形して有る。  このお爺さんは何処から仕入れて来るのか知らないが、前回もこの
業者から鑿を買っている。  今日は良い物が手に入ったと気分よく 布田天神を後にして帰路についた。

後で研ぎ直して 仕立てて少し使って見ようと思う。 
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0498 旭小奴の削り その2

2024-03-03 17:46:50 | Weblog
3月になった。 今日は天気は良いが 風も有り少し寒い。 団地内の枯れた樹木の伐採を行った。
これで少しすっきりした。 4月となれば 虫や蚊も出て来るからその前に始末して良かった。

午後は少し時間が有ったので 鉋を取り出して試し削りして見た。 以前は印象の良くない鉋だったが
見ると既に 試し削りして有り そこそこ切れると書いて有った。 今回も研ぎ直して削って見るとやはり
同じ印象で悪くは無さそうだ。 但し刃の右側半分は 研ぎが良くない様で余り切れて無い様だ。 もう少し
仕上げ砥石で研ぎ直せばもう少し良くなると思う。 長く引き出しで放置して有ったが 台の狂いもそれ程
無い様だ。 台を修正せずこの程度削れた。 上手く削れれば安心して このまま引き出しに入れて 次は
何時手にするか判らない。 鉋削りは久し振りだ。 最近右手の指が痛む事が有り 力が入らない。 削りに
それ程 力は要らないが、指の動きが悪いとどうも気分が良くない。 

3月になり 花粉も飛ぶようで どうも気分がすぐれない。 体調も宜しく無い様だ。 道具遊びも今後
継続できるのか心配になる。
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剪定用 鋸

2024-03-01 17:24:27 | Weblog
3月になった。 今日は朝曇りだったが 段々晴れて暖かく成って来た。 1の日で町田骨董市に行って来た。
人出は多い様だ。 何時もの業者からこの鋸を購入した。  何という鋸か知らないが、剪定に使う物だろうと
思って 剪定用鋸とした。

結構錆びて居た。 100円だった。  銘も無いし メーカ名も無いし安物だろうと思う。 この類の鋸は
良く 骨董市でも見掛ける。 でも買った事は無い。 今回買ったのは 団地管理組合が持っている鋸が
余りにも酷い鋸なので 代わりに寄付しようと思ったからだ。

錆を落として目立てして見た。 あんまり切れない様に思う。 まあ生木の直径2センチ3センチ程度なら切れる
だろう。 自分が持っているこのタイプの鋸はもう少し切れたと思う。 まあ無いよりはましだろう。
剪定鋏で太い枝を切ると 鋏の合わせが開いて駄目になるので 太い枝は鋸で切ってもらうのがベストだ。
取敢えずこれを 管理組合に寄付してやろうと思う。 
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