大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

樫の木 四つ割にする

2024-07-29 11:13:47 | Weblog
この樫の木丸太はもらって 一週間くらい経過しただろうか。 余り乾燥しすぎる前に 四つ割にして
置こうと考えた。 乾燥しすぎると 硬くなり割りにくいだろうと思うからだ。  四つ割で少し
乾燥すれば 皮も剥ぎやすくなるだろう。  

今回は 太い方の1本を割る事にした。  人に聞くと 木元竹末と言い、木は元の方から割るのが良い
と言う。  今回はそれに倣い 元の方から斧を木口に当てて 木槌で叩いて見た。 木が硬くて殆ど
刺さらない。  何度か叩いて 少しつつ斧の刃を食い込ませて やっと割る事が出来た。

割と素直に 二つ割出来た。  そこで片方だけ 更に二つ割して もう一方はそのまま残した。
丸太は3本に分かれた。 この状態で暫く 自然乾燥させる予定だ。  その先は秋になってからにしようと
思う。  今は真夏で暑すぎて 作業が難しい。  ただ夏場に切った材なので虫が付きやすいかも知れない。
様子を見ながら 長さを半分にして 水に漬けてあくを抜いて 乾燥させれば 使えるかも知れない。

  

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エアコンの掃除

2024-07-27 10:07:27 | Weblog
毎日暑い。 7月もそろそろ終わるが、この暑さは当分 続くと言う。  昼はしょうがないが、夜も
暑いので困る。  エアコンの有る 居間に引っ越して 寝ている。  本日エアコンの室内機の掃除
を試みた。 そういっても 外側を濡れタオルで拭いて 更にフィルターを水洗いしてやっただけだ。

まあ驚くほどの黒いゴミが出た。  これはいずれ室外機も清掃が必要だろうと思った。  所で更に
驚いたのは 製造年月を確認すると 99年製となっていた。 20年以上 使って居るのは驚きだ。
効率も悪いから 交換した方が良いと 以前から女房は言っていた。  でも普通に動作するし、壊れた
訳じゃないしとそのままにしていた。 そろそろ新しい物に交換を検討しようかと思う。

今は電気屋も忙しいだろうから もう少し暑さがおさまる 9月頃にしようかと思うが、9月じゃまだ
暑いかも知れない。  この機種は 富士通ゼネラル製のそれほど高くない機種だった。 次も安物で
良いかなと思う。  

以前はエアコンは殆ど使わずに 過ごせる夏も有ったが、今はそうでは無く 必須だ。 今の夏は
確かに危険を感ずる季節だ。  所で この機種に限れば フィルターの清掃はそれ程難しく無いし
もっと早くやれば 良かった。 室外機はどうだろうか。 狭い場所に有り 清掃は難しそうだ。
だが 効率を高め電気代を減らすには 室外機の清掃が重要にも思う。 一度トライして見よう。
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樫の木 2本調達

2024-07-23 09:45:18 | Weblog
毎日暑い。 半端なく暑い。  さて昨日 我が団地の東の端 隣のマンションとの境の 茂り過ぎた
樹木の強剪定と伐採を行った。  見るとその中に 樫の木が有った。  そこで植木屋に頼み 太い部分
丸太2本をもらった。  長さは60センチ程度だろう。  太さが 1本が約18センチ もう1本は
約15センチ程度だろう。

これをもらった目的は 自分が持っている斧の柄が抜けやすく痩せているので この柄を交換する
為だ。 この太い方なら 四つ割にして その1本で柄は作れると思う。 もう1本は 最近紛失した
カケヤの頭部になると思い 2本を確保して見た。 

石垣に立て掛けて乾燥しようと思ったが、 今日見るとカビが入りそうなので 急いで ボンドを木口に
塗り カビの侵入と 木口割れを 防ぐ対策を行った。  少し乾燥させたら 外の皮を剥いて
太い方は 四つ割にして 更に乾燥させようと思う。  この太さなら 鉋台も可能かも知れない。
しかし 夏の暑い時期切った物で 虫が付きやすく 鉋台には適さないかも知れない。  打ち割して
ある程度木取りしたら 水に漬けて あく抜きすれば 上手くすれば 使えるかも知れない。

もう1本は 枝が有り 使えるかどうか判らないが これも 小割して 乾燥させて置こう。
まあ 使えるとしても 来年以降になるだろう。  
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0414 正 運壽鉋の削り

2024-07-22 10:55:00 | Weblog
7月は半分既に過ぎた。 毎日暑い。  それも半端じゃなく暑い。 時々散歩に行くが 汗が吹き出し
ハンカチが汗でぐっしょり濡れる。  自分の道具部屋兼工房は 暑くて作業できない。 扇風機を掛けて
空気を動かして 湿気を飛ばして 鉋のカビを防ぐ様にしている。 エアコンを入れれば良いのだが、ほこり
がすごくて 難しい。  鉋を見ると 研いでも 裏にうっすら錆が出ている。  

時々 鉋を収納する引出を開けて 様子を見ている。  夏はとても作業できないな。 さて今回はこの
鉋を出して来た。 台のカビをふき取り 刃を研ぎ直した。 まあ割と良く切れる鉋だと思うが 刃が短い。
銘は 正 運壽として置こう。  以前は連壽として置いた。  銘をどう見ても 連壽としか読めないからだ。

削りは まだ厚い様に思う。  台の調整が良くないのと 刃が短くて上手く刃の出を調整できない。
まあこの削りで満足して すぐに引き出しに仕舞った。  夏の間は 道具類の手入れを少し行う程度で
涼しくなる秋を待とう。  それに長年溜まった端材の整理と廃棄を行い 作業場所を確保して 使い易く
うる様に 努めたい。  それが出来れば この夏は十分だ。 
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0762 重千代鉋の削り

2024-07-11 23:29:48 | Weblog
この鉋のその後について書いて見よう。 何度か研ぎ直して削って見るが 思わしくない。 どうも
引きが重くて 切れない。  どうも自分の研ぎ癖が 付いて居る様に思う。

長く研ぐと砥石の平面も悪くなるし 時間をかけ過ぎるのも良くない様だ。  しのぎ面が丸くなっていて
刃先が 上手く砥石に当たらないのかも知れない。 刃先に力を入れて 段々刃が立って来る様だ。

何度か研ぎ直して やっと少し真面に研げたので 削って見ると 割と上手く
削れた。  しかしまだ自分では納得いかない削りだ。 薄く削れる様だが やはり引きが重い。
もう少し時間を掛けて研げば 切れそうに思うが。

まあ取敢えず 現状を載せて置こう。 これで暫く引出で休んでもらおう。 当初は全くダメな鉋だと思ったが
そうでは無くて 自分の研ぎが上手くないだけかも知れない。 
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