大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

点描の画家達  国立新美術館

2013-11-28 23:14:19 | Weblog
女房が友達から 入場券を2枚もらって来た。 今回もただで美術館巡りだ。 この作品展は先日 NHK教育で放映したばかりだ。 点描を近くで見ると何だか判り難いが 少し離れると 感じが良く判る。 スーラの絵の私の印象は 透明感があり 動きが無く物静かと言う所か。 モンドリアンもなかなか良かった。 色と線だけなのに 見ていて余り飽きない所が良い。 東京に住みこう言う所にたまには出かけられるのは有り難い。 
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石塔

2013-11-28 22:55:42 | Weblog
私の親父はもう亡くなって10年になる。 生家は田舎の農家だった。 久し振りに田舎の親父の生家をだずねて見た。 ノンビリした所だ。 畑の真ん中にこの様な石塔が3個まとまって置いて有った。 昔の屋敷墓地から持って来た物だろうか。 石塔の脇を見ると 天保三年 辰年と彫ってあった。 そんな古い物だったのかと初めて知って驚いた。 代々続く古い農家だったが 親父の兄貴の代で 血筋は途絶え 養子を迎えて 跡を任せた。 そうなると段々と疎遠になり 親父の生家にも行く事は無くなった。 子供の頃 遊んだこの生家も もう行く事は無いだろう。 残念だ。 
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張り包み椅子フレーム完成

2013-11-20 00:09:12 | Weblog
椅子のフレームが完成した。 前回既に殆んど仕上がっていたが、最後に隅木を四隅に付けた。 これはフレームの補強の為だ。 隅木は45度では無いから、適当に図面から角度を拾い、バンドソーで切出して 後は現物に併せて 鉋で削り仕上げた。このやり方で結構ピッタリ付いた。 前足より後足の幅が狭い椅子で 面倒な加工が有ったが上手く出来た。 嬉しい。  後は 張りの専門家に送り加工してもらう予定。 出来たらまた紹介しよう。
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四目錐

2013-11-18 12:30:19 | Weblog
ついでにこれも買って来た。 300円だった。 刃も折れて無いし まだ長さも有るから十分使えると思う。 錆びていたので 少しヤスリで錆を落とした。 柄を拭いて綺麗にした。 この柄はどんな材を使っているか不明だが、針葉樹ではない様だ。 何となく味が出ている。 錐も何本も持っているが、今日は他に買いたい物が無いのでこれを買って来た。 なかなか思う物に 出会わないのは 仕方ないから、続けて通うしか無いと思うが、どうするか検討中。 
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鉄ブロック

2013-11-18 12:19:11 | Weblog
再び 靖国神社骨董市に来た。 今日は天気も良く暖かい。 業者の数は思った以上に多い。 東郷神社骨董市が無くなって こっちに流れて来たのかも知れない。 それでも道具類は少ないようだ。 有っても使えそうな物はあまり無い。 そこでこの鉄を手に入れた。 幅35 奥行き35 高さ15ミリで 真中に穴が開いた物だ。 表面はニキビ肌の様に 細かい凸凹が有り 一部に欠けもある。 金床の上で使った物だろうか。 用途は定かでは無いが、ペーパーウエイト替わりでも良いだろう。 結構味の有る肌で 時々見て撫で回すのに良い。 黒くて何となく その辺に置いても存在感が有る様に思う。 これで300円だった。 全く理解できない人も居るだろうが、身近に置いて 楽しめると思う。
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明治のこころ 江戸東京博物舘

2013-11-14 22:51:54 | Weblog
江戸東京博物舘に行って来た。 大森貝塚の発見で有名な エドワード・シルベスター・モースが日本に来日した折 集めた 明治時代の庶民の暮らしの道具を展示した物だ。 当時の写真と当時の暮らしの道具は どれも興味有るものだ。 今では見掛けない道具ばかりだが、こう言う機会が無いと見られないのは残念だ。 細やかで繊細で 心優しい 日本人は 今は どうなってしまったのかと 考えてしまった。 とても面白くて 興味ある人は是非見たら良いと思う。 私はお勧めしておこう。 開催は12月8日までなので 早めに行った方が良い。 
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千代鶴三代 神吉岩雄編著 人間の科学社

2013-11-14 22:35:56 | Weblog
新宿紀伊国屋でこの本を購入して読んで見た。 千代鶴貞秀について 一部の東京の道具屋は余り良い事を書いて無いが、そんな人では無いと 著者 岩雄氏は述べており、この本で 初代貞秀について その人となりを明確にしたかったと言う思いで書いた様だ。 その思いは 読んで見て 伝わってくるが それ程説得力が有るようにも思えない。 鉋の刃を打つ鍛冶屋さんで有るから 使った人の評判を聞けば その評価はおのずと決まるように思う。 私は使った事が無く 何も言う資格は無い。 道具は使いこなせる人が使うべきもので、素人が使うものでは無いと書いて有った。 もっともな話だ。 むしろそう言う 名工の道具が使いこなせる腕前になりたいと願うばかりだ。 ところで この本は 大枚2200円を出して買うほどの物とも 素人の私には思えない。 でも折角買って来たから 仲間で読みたいと言う人には貸してやろうと思っている。 
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張り包み椅子フレームの試作

2013-11-13 18:23:51 | Weblog
椅子フレームの試作を頼まれていたが、諸般の事情から時間が掛った。 今日やっと形になった。 見るとまあまあのプロポーションだと思う。 これに隅木を付ければ完成となる。 来週はレンタル工房の作業が有るので 今週土曜日で何とか完成させようと思う。 それでもホゾの作り方がいつもと違って面倒な加工だった。 一応こう言う物も作れると言う 自信は付いたかな。 
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超 画期的木工テクニック集 杉田 豊久著 Studio TAC Creative

2013-11-12 20:13:55 | Weblog
多摩の図書館で 見かけない本が棚に有ったので借りてきた。 内容は木工のテクニックを披露するものだ。 そのポイントは道具に西洋鉋や西洋鑿を使い 冶具を工夫する事で 手作りの精度を上げている。 それぞれの細かい内容は 既に知られた物だろうが、それを体系的に整理して 上手く活用した所が 画期的テクニックと言わせる由縁だと思う。  感心もし嬉しく思うのは、こう言う木工の本が出版される事で 木工を趣味とする人が増えてくれる事だが、 こう言う本を出版して十分採算が取れるほど 木工人口が増えているのかと すっかり感心してしまった。 興味ある方は 本屋で立ち読みしたら 良いだろう。 鉋については アメリカ リー・ニールセン・ツールワークスの製品を推薦してる。      
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掴み

2013-11-10 23:42:35 | Weblog
これは 鋳物だろう。 鉄板焼の鉄皿をこの鉄物で掴んで移動する時に使うものだろうか。 反対側はセン抜きになっている。 鋳物は錆び難いので それ程錆びてない。 さてこれをどうするか。
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