大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

筋罫引

2011-05-29 20:29:29 | Weblog
私の木工の仲間から もらった罫引きの棹の反対側に刃を仕込んで 筋罫引きとした。 元は 鉛筆罫引きだったもので 前回購入した罫引きの刃 小を使った。 罫引きも一度セットしたらその寸法をくずしたく無いので 幾つか有ると確かに便利だ。 だから これを筋罫引きに仕立てたのだ。 棹の位置のバランスが良くない様にも思うがまあ良いだろう。 
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割り罫引

2011-05-29 20:16:08 | Weblog
前回 紹介した罫引きの刃 大を使った 割罫引きです。 この罫引きは以前 東郷神社骨董市で購入した物だが、刃が無くて 長くしまって有った。 今回やっと日の目を見た。  罫引きはまだ作ってそれ程 時間が経ってないのか、新しくて味が無いようだが 何年かすれば 良くなるかも知れない。 罫引きにそれ程興味が有るわけではないが、 以前骨董市には 良く出ていた。 家具や建具製作には かなり使われた道具だと思われる。 私の知らない 使い方も有ったろう。 結構色々な種類を目にするし自作を容易で 結構楽しめる物かも知れない。 
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罫引きの刃 二丁

2011-05-28 21:59:13 | Weblog
急に罫引きを使う作業が増えた。 知り合いが罫引きの刃を売ってる所が有ると言うので覗いてみた。 そこでこの大小 二丁の刃を購入した。 大 400円 小 250円だった。  大には 銘 梅心子 と有り 小に 一?と良く読めない。 今時こんな物を売る店が有るとは思わなかった。罫引きの刃は木に食い込み筋を付けるが その時木に強く挟まれて摩擦により 熱を持つ。 この為 刃の焼が戻り安い。 良い刃を造るのは 案外難しいと聞いた事がある。 さてこの刃はどうだろうか。  店の中を見ると中古の手道具も置いてあった。 それに中古の電動工具も有った。 思わず買おうかと思ったが、少し考える事にした。 さて刃の大は 割り罫引きに使うつもり。  出来たらまた紹介しよう。
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小型バール

2011-05-28 21:45:40 | Weblog
これも叔父さんから もらった。  小型バールです。 全長240ミリ メーカはヒラタとなっている。 特に使われた形跡も無いが 全体に錆が出ていたので サンドペーパで磨いて置いた。 特に使う予定は無い。 誰か欲しいと言う人がいれば 進呈しても良いと思っている。 
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テスター

2011-05-28 21:33:21 | Weblog
これももらい物テスターです。 古い物の様に見えるが 何時頃製造された物か不明。 メーカーは桜電気と言う所らしい。 抵抗値測定が出来るので0オームを確認しようと思ったが針が動かず。  いやな予感がして中を開けて見ると 矢張り電池が液漏れして 中に錆が出ていた。 綺麗に削り取り 電圧確認して見たが 上手く動作した。
電流感度 500μAで感度は高いように思う。 プローブの線も切れていたが直した。 電流測定部の一部分流抵抗に 焼けが見られるので 電流測定に問題が有るかも知れない。 それにテスター本体を収納する木箱とその取っ手が特に立派だ。 こう言う所まで 手を抜かず作るのは 中々の物だ感心した。
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テスター収納箱

2011-05-26 16:58:59 | Weblog
これもY氏からもらった。 この人はどんな仕事をして来た人だろうか。 電気関係で使う道具。 これはテスターを入れる木製の外箱です。 今ならボール紙かプラスチック 或いは人工皮を使う所だ。 この箱は スプルースの様な 良く目の通った材を使い 3枚組み継で作っている。 更に蓋は1枚板を丁番で止めている。 更に注目すべきは この1枚板の蓋では 後で反りが来ると思ったのだろう 木口に端ばみを入れている。 結構手に込んだ仕事だ。 わずか6.5ミリの板の木口に溝を突き そこに2.5ミリの材を嵌め込んで 反り止めとしているのだ。 それに真鍮製の持ち手も相当良い物を使ってる。 テスターの箱にこれほど手を 掛けるか。 驚くべき 桜電気の製品ではないだろうか。
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ヤットコ類の勢揃い

2011-05-26 16:41:14 | Weblog
これもY氏が私にくれた物。 何に使う物か判らない。 掴み道具だと思うが 形が似てるから ヤットコ類としておいた。 何か鼈甲細工に使う道具 或いは 眼鏡製作に使う道具かな とか想像するが 全くピントはずれかも知れない。 だから何に使うと言う当ても無く ただ錆を落として 油を引き 錆びない様に 大切に引き出しにしまうという事になる。  普通の人なら 汚いから捨ててしまおうとなるが そうも行くまい。 そして時々取り出して これは何となく面白い形だと 思いながら眺める。
そんな所だろうか。
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叩き鑿  銘 なし

2011-05-26 16:30:01 | Weblog
これも 一緒にもらった。 いわゆる向待鑿という物だろう。 錆びてはいるがそれ程減って無い様だ。 少し研ぎ直して見た。 元は刃先が二段研ぎに成っていた。 刃先の欠けを防ぎ刃持ちを良くする工夫だろうか。 銘を探したが何も無かった。 そう言う鑿は多い。 刃と柄が一直線では無く 少し曲がっている様だ。 これだと 打撃が真っ直ぐに刃先に伝わらず 不味いと思うが。 錆びてはいるが そんなに古い物では無い様に思う。 大工なら ある程度名のある道具を使ったと思う。 だからこれは大工の持ち物かどうか判らない。 これは整備すればまだ使えると思う。 似た物は他にも持っているが これも使える程度に整備して 出来れば使って見よう。
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厚鑿 刃幅一寸四分 銘 不明

2011-05-26 16:04:38 | Weblog
この所 暫く大好きな骨董市にも行って無い。 残念と嘆いてもしかない。 標題の道具蒐集の話題が無くて困っていたが、つい最近 近所に住むY氏の家具修理を手伝った所どう思ったか 古い道具を私にくれた。 
まあ 無償でやってあげたのが良かったのだろう。 此処にその幾つかを紹介したい。
これは 大工の使う厚刃の鑿らしい。 既に使い込まれて 刃の形も崩れていたがやっと此処まで修正した。 まだ仮研ぎ状態。 銘は刃裏に有ったらしいが 既に研ぎ減って見えない。 此処まで使い込めば、柄も交換したと思うがまだ それ程減って無いようだ。 日本家屋の軸組み工法であれば 刻み仕事は必須の物なので、鑿は相当酷使されたろう。 だからこの程度使い込むのにそれ程時間は掛からないだろう。 多分2年ないし3年と言う所か。 多分Y氏が使った物ではなくて、誰かにもらった物だろう。
もう使えないかも知れないが もう少し綺麗に研ぎなして 出来れば切れ味も試して見たいと思っている。
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鑿の整理箱

2011-05-24 20:45:34 | Weblog
鑿等の道具を持ち運ぶ時は 鑿巻きに入れて巻いて持って行く。 その方が小さくまとまり運び易いからだ。 しかし使わない時は 鑿巻きから出して引き出しに整理収納している。 鑿巻きに入れて置くと 湿気で鑿に錆を呼ぶからだ。 しかし実際現地で鑿を使おうと 鑿巻きを広げると 結構場所を取るし どうしても鑿が散らかり安い。
それは危険でも有るから 廻りに整理して置きたいと思った。 これから鑿を使う作業が増えるので 何とか鑿を整理して 効率的に作業を進めたい。 そこで急いで整理箱を作った。 必要な数本の鑿や白書きを納める箱を作業台の近くに置いて 使ったら箱の戻す様にすれば あちこちに散らかる鑿を探す事も無く 良いだろう。 この箱は32センチ×28センチの薄い箱で蓋付きとした。 有り合せの材とベニヤで作った。
運搬には便利では無いが この方が良いと思う。
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