大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

小型バール 与市

2023-12-31 09:39:16 | Weblog
先日12月の 富岡八幡骨董市で購入した 道具3点の一つです。 少し有った錆を落として磨いてあります。
普通に使うバールを 小型化した物です。 全長は145ミリ有ります。 銘は与市と有ります。
先端部分は釘抜となっています。  これの使い道は有るでしょうか。 余り思いつきません。
このまま 道具引き出しに仕舞って置きます。 
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追入鑿 二本

2023-12-27 21:39:35 | Weblog
今回は鑿二本を載せて見た。 右の1本は高幡不動骨董市で購入した。 安物鑿で 桂と口金が欲しくて
100円で手に入れた。  左は先日 富岡八幡骨董市で同じく 口金と桂が欲しくて 100円で手に
入れた。  どちらも安物鑿だ。 作りは似ており、地金に鋼が巻き付いて居ない。  これは地金と鋼が
一体になった物を短冊に切って柄を付け 製作工数を節約した物なのかも知れない。 上手く焼き入れすれば
切れるだろうと思うが、研ぎも十分で無く試し使いもしてない。 両方とも殆ど使って無い様だ。

この鑿達は 部品取り用ストックとして保管する事になる。 桂や口金も骨董市で見掛ける事は少なく
こうして調達するしかない。  これを新品で購入したらまず100円では買えないだろうと思う。 
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丸玄翁 320

2023-12-25 23:16:06 | Weblog
さて 先日富岡八幡骨董市で入手した 玄翁のついて紹介しよう。 錆を落として少し磨いて有る。
良く見たが 銘は無い。 どこで作られた物か不明だ。 何となく新潟 三条辺りでは無いかと想像する。
良く似た玄翁を他にも持って居る。 この玄翁はそれ程 使って無い様だ。 良くある頭部打面の鉄のめくれ
も殆ど無い。 わずかなめくれはヤスリで削り落としたが、ヤスリも掛かった。 それ程 硬い焼き入れ
では無い様だ。 金槌全体で320gなので 頭部は280g程度だろうと推定する。 柄の長さは
約30センチ程度で 松浦と焼印が有る。 そこそこ古い物では無いかと思うが不明。 最近の量産品では
無いように思う。 柄を再度打ち込んで 薄い木の楔を仮に差し込んで置いた。 緩んだら抜いて再度
打ち込めば良いだろう。 頭部の打面 特に木殺し面はかなりふっくらと出来ている。 形も私の好きな
形だ。 金槌は沢山持って居るが また買ってしまった。 
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木槌の制作 その3

2023-12-25 22:51:33 | Weblog
木槌もついに3個目になった。 これは管理組合の備品に 寄付するつもりで作って見た。 割と小型の
物だが重量は全体で約1Kg強ある。  管理組合に有った物は カケヤとも言う 長い柄の物だが、これは
腰が決まらないと 上手く杭も打てない。 補助する人の手でも叩く可能性が有り、短い柄の物にして見た。
この方が素人向きだろうと1思う。 木槌頭部の材は不明だが、多分シデの仲間の雑木だろう。 頭部の長さ
16センチ 直径は12センチ弱ある。 柄は金木犀を使った。 今回は割と太い柄になった。
全長は約30センチとした。 (頭部から柄尻まで)

打面は2面あるが、片面で打つ様に考えて柄を削っている。 反対側の面に入り皮の様な傷が有るので 
なるべく この面は使わない様にした。 柄を差し込む穴は20ミリ×30ミリ弱としている。
材の乾燥状況は不明だが、木口にはボンドを擦り込み 割れない様にしている。 それでも若干浅い割れは
有る。 芯持ち材なので多少の割れは仕方あるまい。 取敢えず柄を差し込んで 木の楔を打って固定した。
まだ接着して無いし、抜こうと思えば柄は抜けると思う。 これで暫く様子を見る予定だ。 木の繊維と直角の
方向はなるべくきつく成らない様にした。 割れると困るからだ。 これで軽くOILでも塗り仕上げ
したい。 これで木槌製作は打ち止めとしたいな。 
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道具3点の購入

2023-12-24 20:03:19 | Weblog
今日は12月24日 今年最後の骨董市に行って来た。 富岡八幡骨董市だ。 道具類は少ない様だ。
それでも この道具3点を300円で購入した。  右端は金槌 丸玄翁と言うのかな。 私も持って居る
のと同じ形状だ。 錆びているが どうも銘は無い様だ。 松浦と言う焼印が押してある。 最近作られた物
では無い様だ。 最近の量産品には無い形だと思う。 こう言うふっくらした形の玄翁が好きで良く買う。
木口には 楔は打って無い様だが端に隙間が有り 楔が抜けたのかも知れない。 錆を落として磨いてやろう。
頭部打面は割と甘い焼き入れの様でヤスリも少し掛かる。 無理に釘を打つと打面がめくれて形が崩れると思う。 これは鑿の頭を打つ為の物だろうか。  だとするとやはり古い物かも知れない。

真中は 小型のバールか。 全長10センチ強程度の小型の物で 与 市と銘が有った。
最近 釘を使う事が少ないので 出番は無いかも知れない。 買う必要も無いが、100円なら
買って置いても良いか。

左端は鑿で三分程度か。 薄追入鑿角打ちになるか。 銘は無いが 柄に角利別製 小佐渡と描いたラベルが
貼って有った。 道具メーカー角利の製品かも知れない。 使う訳では無くて 口金と桂が欲しいので買って
見たが 研いで見て使えそうならこのまま使っても良い。 刃先を見ると殆ど使って無い様だ。 少し研いで
見たが 鋼が地金に巻き込んで無く雑な作りの様にも思う。 

整備したら いずれそれぞれ個別に紹介して見たい。 昼は何時もの日高屋に寄った。 久し振りに日本酒
熱燗とラーメン/餃子を食べた。寒かったので日本酒は上手かった。 もう暮れだが、普通の日曜日と
変わらない雰囲気だ。 来年はどうなるかな。
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木槌 その2

2023-12-22 09:03:40 | Weblog
木槌になりそうな材料が有ったので また木槌を作ってしまった。  これは椿だ。 この椿は我が家の
2軒隣の玄関脇に あった物で 邪魔なので切り倒した時 少しもらって置いた。 これで箱も作ったが
枝が多くて 箱には向かない様だ。 切って丸太のまま 木槌の頭にした。 長さは14センチ で太さ
8センチ程度ある。 概略丸くなるように 皮を剥いて 成形した。 穴は12ミリ×35ミリ程度に
している。 芯持ち材で有るが 割れは入って居ない。  枝は東の土手の大きな木の枝を使った。

これは さわしば/くましでの様だが 詳しく判らない。 ホップの実の様な物が枝先にぶら下がる木だ。
やはり鉈ではつり 後は南京鉋で削って仕上げた。 全長は約30センチ程度ある。 まだ乾燥して無いので
頭部に打ち込まず 乾燥を待っている。 電子レンジで 熱して少し乾燥させた。 打ち込んだら楔で固定
する予定だが 一冬越して来年になったら様子を見ながら仕上げよう。 重さは全体で 680グラムある。
柄が白いので 何か着色してやろうかと考えて居る。 木槌作りも面白いので更に その3を作るべく
準備を進めている。 適当な材料が無い。 樫の木が有れば良いのだが 無いので代わりに使えそうな木を
探している。
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木槌の制作

2023-12-18 22:24:17 | Weblog
先日管理組合の役員が来て 木槌を貸してくれと言う。 何故か聞くと 以前組合で買った木槌が見当たらない
との事だ。 余り気は進まないが 私が作った藁打ち槌を貸してやった。 しかしそのまま帰って来ない。
そこで もう一つ木槌を作る事にした。  材料は藁打ちを作った時の 金木犀の丸太の余りを使った。
この木は皮をむいた所で直径が95ミリ程度ある。 芯持ち材だが割れは無い様だ。 長さは140ミリ
程度ある。 丸太には長手方向に芯墨を廻す。 長手方向の中心を出して左右に1センチに墨を付ける。
10φのドリルで真ん中と左右墨付けした所に穴を開ける。 裏まで届かないので 反転させて穴を貫通させ
たら、後は鑿で四角に成型する。 しっかり中心線を出していれば 割と上手く穴は貫通できる。

さて東の土手に大きな木が有る。 この枝を切って来て 柄を作る。 柄は鉈ではつり大まかな
形を出して 後は南京鉋で仕上げた。 柄はまだ生乾きの状態なので 槌頭には打ち込んで無い。
取敢えず仮の楔を打って仮固定している。 一冬すると材は乾燥するので それから仕込む予定だ。
楔は接着せず 長めにして乾燥して緩んだら更に打ち込む様に考えて居る。 かなりデカい頭の木槌が
出来た。  頭が重いので 短い柄とした。 全長は28センチ程度だろうか。 柄には樫を使いたいが
無いので、樹種不明の白い木を使った。 折れないかどうか若干心配だ。 折れたら交換出来ると思う。

槌作りも面白いので 更にもう一つ作る予定で準備している。 今度は椿材で 作ろうと
思う。 所でまだ塗装して無い。 ロウでも塗れば良いと思うが 検討中だ。

その後 柄の材料となった樹種について調べた。 グーグル検索で調べたが、多分イヌシデだろうと
思う。 シデの仲間であろう。 乾燥には時間が掛かる。 そこで電子レンジに居れて温めて乾燥を
早目ている。 割れは出て無いが 今後どうなるか判らない。 (2023/12/19)
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玩具 自動車の制作

2023-12-18 09:45:16 | Weblog
以前 作った家具を壊した 材料が有った。 それを貼り合わせて この自動車の玩具を作って見た。
以前にも 作った事が有り、それは近くの保育園に提供した。 型が有ったので それを利用した。
外形は バンドソーで切り出して 中はボール盤で穴を開けて それをつないでくり抜いた。 後は刳り小刀
で削り 滑らかにした。 外形寸法は 横幅230ミリ 高さ125ミリ 程度でタイヤの直径は48ミリ
位有る。 子供が乱暴に扱っても壊れないだろう程度の強度を確保している。 

まあ子供が押して遊べるもので イメージは自動車だが 実際はこんな自動車は無いだろう。 それで良い。
今回タイヤは 木工旋盤で削り出したので 正確に出来た。 転がりも良い。 以前は鉋で削りだして
居たので いびつだった。 材料が有ればもっと作っても良いが 適当な材が無いのでもうできない。
これで 子供は喜ぶのかどうか判らない。 
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六角箱の蓋を作る その3

2023-12-17 12:49:57 | Weblog
前回も書いたと思うが 六角箱は最近2個作った。 その一つはプレゼントとして 他人の所に行ってしまった。
そこで 材を変えて 染井吉野で更に六角箱を作った。 その箱については前回 既に報告した。

今回はこの箱に 蓋を作った。 材料は同じ 染井吉野 桜を使った。 この材は虫食いで余り良くないが
箱 本体と同じ材の方が良いと判断した。 出来たのがこれだ。 全体に地味な感じに仕上がった。この桜材
がもう少し 良い材なら他の物も作っても良いが、余りやる気にならない。 さて次は何を作るか考えている。

そこで 木槌でもどうだろうか。 以前作ったワラウチは 貸したまま戻って来ないので 余り材を使い木槌
も良いかも知れない。 出来たらまた報告しよう。
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六角箱の制作 その3

2023-12-13 20:19:41 | Weblog
さて先日制作した六角箱2個の内 一つは知り合いにプレゼントしてしまった。 この秋ニレの箱は面白い
模様で大変良かった。 そこで 今度は団地内にかって有った 桜(染井吉野)の虫食い材を使って 箱を
製作して見た。  この桜は太い枝の部分で、道路にせり出す様に枝を伸ばしていたが、 枯れて折れて
通行人に当たり 怪我でもさせると困ると言うので、切った物だ。 少しもらって置いた。 昇降盤で切れ目
を入れて、バンドソーで板状に切り離した。  材にしてみると、虫食い状の穴がすごい。 殆ど使えない
材料だったが、それでも 良さそうな部分を選んで使った。 穴には別に材を差し込んで 埋めて使っている。

今回も寸法は以前と同じにしている。 一辺は 9センチで高さは7センチ程度 縁にブラックウヲルナット
を貼り付けて有る。 底板は 写真で見えないが 沙羅の木を使った。 木目の流れは連続する様に木取り
したが、完全には合わない。 見ると非常に地味な感じの物が出来た。 柾目に近い木取りなのでそう見える
のかも知れない。 これで蓋を付ける予定だが 材料をどうするか検討中だ。 

箱は少し飽きて来たので 次はおもちゃでも作ろうかと考えて居る。 自動車のおもちはどうだろうか。
木工に集中しているが、 手が上手く動かないので、そのリハビリも兼ねている。 使わないと動かなくなる
のでは無いかと心配になる。
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