大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0683 神流鉋の削り その2

2024-06-25 09:48:07 | Weblog
台を交換して 調整して 刃を研ぎ直して削って見た。 まあ特別良くも無いが 普通に削れた。
小型の鉋は今の自分の腕力には あっている。  小型で薄い刃でしのぎ面が完全では無いので
研ぎにくい。 だから 上手く削れないのかも知れない。

これで 鉋の下端を軽く均す時に 使うと調子良い。 しかしすぐに刃先は白くなり 余り良い
刃では無いのかも知れない。  梅雨の中休みと言う感じだが 湿度が高いので 色々な鉋を出して
台をふき取り 気が向くと研ぎ直して 試し削りして見る。  中にはこんな鉋買ったか 覚えて
無い物も有る。  それも最近の物に多い。   

記憶力が落ちて来たのかも知れない。 
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0683 神流鉋の台を交換

2024-06-21 08:34:24 | Weblog
この鉋は数年前に入手した物だと思う。  最近自分も 腕力と握力が落ちた。  重い8分鉋を
うっかり落とす事が多い。  なるべく軽い物を使う様にしている。  しかし持っている鉋の
大半が 八分か六分の物だ。  そこで引き出しを開けて小型の鉋を探して 使えるか試している。

この鉋も 一度使った感触は悪くないが、どうも台が今一の様だ。  そこで 台を新しくして
使える鉋か 試す事にした。  この台は骨董市で入手した物だと思う。  幅70ミリ程度しか無く
既に掘り込んで有る。  刃幅55ミリ程度の 鉋刃で無いと使えないので そのまま放置して有ったが
今回これを 使って見た。 柾目台で 枯れて居るが反りもすごい。  厚すぎるので 少し薄くした。
台長 270ミリ 幅 69ミリ 厚み 29ミリ 程度有る。
取敢えず1枚刃鉋で仕立てて見た。  試し削りしてみると 普通に切れる鉋の様だ。 これからもう少し
刃を研ぎ直せば もう少し良くなると期待している。  上手く使えたらまた報告しよう。

神流は何処で作られた物か知らないが 丸Kの刻印が有り、関西の物かなとも思うが不明。 この丸K
は時々見る物だ。 台を薄くしてかなり削ったので 暫くは 台も動くかも知れない。
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丸椅子の制作 20作目かな

2024-06-19 10:15:44 | Weblog
最近また 丸椅子を制作した。   これで多分19作目になると思う。 座面はソロの木を使い
脚はエゴの木を使った。  いずれもこの団地にかって有った物で 伐採した物をもらい受けた。
今回は 材料特に 脚の材が短かったので 座高30センチとなった。  座面は30センチ径に
した。 いずれも 材料の長さから来る物だ。

塗装はOIL仕上げだが ワトコのドリフトウッドと言う若干 黄緑色ぽい物を使った。
材の関係なのか まだらに着色されて余り綺麗な仕上がりでは無い。  もう一度塗り直すかかも
知れない。  多分 座ると言うより 植木鉢を置いて 使う台に良いと考えて居る。 これでまだ材は
有るが 椅子も少し飽きたので 次は作るとすれば 箱ものになるかも知れない。
(この椅子は後で調べると 20作目だった。 タイトルを変更した)
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やまももの実

2024-06-18 10:30:04 | Weblog
そろそろ 梅雨入りか。   今日も雨だ。  最近やまももの実が鈴なりだ。  歩道に実が落ちてつぶれ
汚くなっている。  見ると実のなる木とならない木が有る様だ。  小鳥も来て実を つつく様で
こぼれ落ちた実がつぶれて 道が汚れるのだろう。
一つ取って食べて見ると 余り味は無いように思う。  甘酸っぱい味だと言われているが、それほど
美味しく無い。   一枝折取り 花瓶に差して 飾ると良さそうだ。  この辺りの街路樹にも多いが
実は小さくて ジャムにするとか向かないと思う。  
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コンクリートタガネ

2024-06-17 09:33:21 | Weblog
日曜日 高幡不動骨董市に行って来た。  蒸し暑い1日だった。  そこで何時もの業者からこのコンクリート
タガネを購入した。 200円だった。  最初見た時は これは釘締めかなと思った。 先が尖がっている
ので違う様だ。  長さは15センチ程で 作りも 釘締めと変わらない様に思う。 ツーワイ印とラベルが
貼ってある。  まだ包装紙が巻いて有る物を見ると コンクリートタガネと書いて有った。

玄関の前のタイルの剥がれを修理する時 裏に付く コンクリートを剥がすのに良いかも知れない。
何時も修理をしてくれる この団地の人に寄付しても 良いかなとも考えている。
まあ使い道はこれから検討しよう。  それ以外買う物は無かった。 残念だ。  まあ見るだけで無理に
何か買う必要は無いのだが、 何となく何か買わ無いと 折角来たのに時間の無駄と言う気分になる。
鉋も有ったが 高そうなので 今回は止めた。  約1時間ほど見て廻り 帰った。  これで毎日の
散歩も兼ねている。  
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0516 誠鉋の削り その2

2024-06-16 18:08:02 | Weblog
前回この鉋を使ったのは約10年程前の事になる。  その後は引き出しにずっと仕舞って有った。
今回改めて 研ぎ直した。 台も殆ど狂って無い様だ。  削って見ると 割と良く軽く削れた。
まあこれなら 普通の切れる鉋だと言う認識だ。 以前は研ぎが良くなかったのだろう。 裏も充分研げて
無かった様だ。  少し安心した。  もっとどんどん使ってやりたいが 重いので少し試し削りしたらすぐに
引出に仕舞った。  この所天気良く蒸し暑い。 そろそろ工房での作業も難しくなって来た。 スポットクーラー
の導入を検討しているが 場所を取るので難しい。  冬は場所塞ぎで邪魔になる。

夏場は無理に作業せず 昼は床に這いつくばり 昼寝するのが良いかも知れない。
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0409 無銘鉋の削り

2024-06-15 21:01:31 | Weblog
この鉋刃は近所に住む 元大工と言うおじさんからもらった物だ。  鉋組合の刻印は有るが 銘は無い様だ。
台は三木で作ってもらった。 9分仕込みにとお願いする予定だったが、 完全直ぐ使いで 作ってもらった。
結果は 自分で再度刃を研ぎ直して 台も調整する必要が有った。  一応削れると言う程度の出来だった。

それから 何年か経過した。 殆ど使う事無く 引き出しに仕舞って有った。  出して見ると 台の表面にカビの
黒いシミ跡が有る。  多分 椿油を塗ったのが 良くなかったか。  そこからカビが生えた様だ。 少し削り
取った。  台を見ると それ程狂いは無い。  刃を抜いて研ぎ直した。  何時もの刃の黒幕#2000と
サンヨーの#4000に名倉を掛けて使った。  薄削り用では無く 実用研ぎの段階だ。 これで結構上手く
削れる様だ。  台の下端に若干狂いが有るかも知れない。  このまま暫く出して 研ぎと削りを繰り返せば
もう少し 良くなると思う。  この鉋刃は誰が作った物か不明だ。  何となく東京鉋の様にも思うが
知識不足で 良く判らない。  殆ど使われて無いので もう少し使いこめば もっと良くなるかも知れない。
まあ 気晴らしの削りが終われば また引き出しに戻す予定だ。
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UVレジンの活用

2024-06-13 10:29:37 | Weblog
近所に一人暮しの おばさんが居る。  年齢的にはおばあさんと言った方が良いだろう。
この方から 連絡が有り 先日孫が遊びに来て 炬燵板をひっくり返したそうだ。 その時に
生憎 下に有った突起物に当たり 炬燵板が一部凹んだと言う。  出来れば直して欲しいと言う
相談だ。   見るとこの炬燵板は炬燵に付属の物だ。  合板かMDFで出来ており、表面に
木目が印刷してある 良く見る物だ。  普通の木なら 蒸しタオルでも当てて アイロンがけすれば
多少の凹みなら直ると思うが これは無理だろう。

そこで木工用のエポキシパテを使い 凹み部分を埋め戻した。 このままではまずいので 何か塗りたい
と思うが ごく一部なので 今回は百円ショップで売っている このUVレジンを 使って見た。
紫外線硬化のレジン液で色はカカオと言う物だ。  試しに木片に垂らして日に当てると10分足らずで
硬化した。  但し期待したほど色は付かず わずかに茶色いかなと言う程度だ。 それでも一応炬燵板に
レジン液を垂らして 薄く塗り広げて 日光にさらして硬化させた。  これで 水がしみこむ事も無いだろう
と思う。  こう言う修理は何処に頼んでも まずやってくれない。  まあ殆どお金もかけず修理出来て
良かった。  凹んだ箇所は 色が違うので少し目立つが まあ無償修理なので我慢してもらおう。
この UVレジンと言うのは 例えば 万年筆のキャップのトップに自分のイニシャルと書いて それが
取れない様に 上に薄く樹脂をカバーする時に 使う物だと思う。  結構 使えるかも知れない。
 
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0503 左 清廣鉋の削り2

2024-06-10 14:43:12 | Weblog
この鉋の試し削りはこれで2回目になる。  今回も少し研ぎ直して削って見た。  まあそこそこ
切れる様に見えるが、実際は 何となく引きが重い。 一枚刃なのでもう少し 軽く薄く削れると
思うのだが そうでも無い様だ。  仕上げにサンヨーの#4000で軽く研いだだけでは 駄目なのかも
知れない。  取敢えず削りの様子を載せて置こう。 

この削りの印象は前とそれ程変わらない様に思う。  割と薄い鉋刃で 白紙鋼の鉋かなとも思うが。
砥石を変えて色々試して見る必要が 有りそうにも思うが、面倒なので余りやる気にならないな。
取敢えず また引き出しの元の位置に仕舞った。  次は何時 取り出すのか わからない。
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0362 ニッポン鉋の削り

2024-06-08 09:02:27 | Weblog
この鉋の為に台を作り直した。  刃を研ぎ直して 台の下端を修正して 少し削って見た。
思った以上に 良く削れた。  これなら普通に良く切れる鉋と同じだ。  やはり台の影響は
大きかった 様だ。  今は裏刃を付けて二枚刃に改造している。  

この鉋には 仕上げ鉋と用途の紙が貼って有ったが、仕上げに使える切れ味なのか疑問も有った。
これなら もう少し良く研げば 仕上げにも充分使えそうだ。  駄目鉋で無くて良かった。
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