今年春から製作していた スツールがやっと完成して我家に持って来た。 下に引き出しの付くスツールだ。 材はカバを使う。 引出しの取っ手はライチーの木で手作りした物だ。 座面は余り良い出来では無いが、モケット生地をミシンで縫い合せ、玉縁付きとした。 中はチップウレタンに柔らかいウレタンを張り合わせて形を整え、生地を被せて張り込んだ物を台にネジ止めしてある。 座面の上で寝ているのは熊のプーさんです。 塗装は顔料系の着色を行い、ウレタンでなく樹脂塗装した。 良い色に仕上がったと思う。 これからは食卓で丸椅子に替わりこれを使う事にしよう。 物入れが付くのは便利だと思う。
道具はどうなったのか 暫く記述が無いが、残念ながらネタが無い。 この所余計な依頼が多くて その対応に忙しい。 以前紹介した猫の出入口は取り付けを行った。 猫の飼い主は 動物愛護NPOの理事をしているそうだ。 これは良い物が出来たと喜んでくれたが、 果たして猫は そばで不思議そうに見るばかり。 通るかどうか私は判らない。 もう襖も穴を開けてしまったし、借家なので出て行く時は 現状復帰が必要だが 無理だと思う。 まあ 猫にとっても 飼い主にとっても これで便利に楽しく暮せれば それで良いが。 猫に聞いても にゃんとも言わんだろう。
F夫妻は我家の近所にお住まいだ。 この椅子は50年使った物だと言う。 夫妻は既に80歳に近く、老い先短いから新しい椅子を買うのも勿体無いと、やや悲観的な将来展望をされている。 この椅子で子供達も育ち 独立して久しい。 想い出の有る物だが、修理に出す様な高級品でも無い。 捨てるのもお金が掛かるし、この先こぎれいに老後を過ごしたいと思い悩む。 ごく普通の庶民感覚としてはそんな物だろう。
そこで私が 座面の張替えを行う事になった。 背もたれの黒と 座面の緑とマッチするか疑問は有るが、これであと10年は 使えると思う。 目出度し。
そこで私が 座面の張替えを行う事になった。 背もたれの黒と 座面の緑とマッチするか疑問は有るが、これであと10年は 使えると思う。 目出度し。
最近 道具の話が無くて寂しいが、しかた無い。 我家の近所に都営住宅がある。 そこに暮す 一人暮らしのおばさんから 猫の出入り口を作ってくれと依頼された。 おばさんは猫を相手に暮しているが、猫は外に出した事が無いそうだ。 部屋と台所を行き来するのに、いちいち唐紙を開け閉めするのは大変なので 猫の通る出入口が有ると便利と言う事らしい。 余り気乗りしなかったが、こんな物を作ってみた。四角い枠の中に厚めの布を垂らして 猫が頭で押して出入する物だ。 上手く行くかどうか判らないが これで試して見ようと思う。 唐紙には穴を開けて嵌め込むので 失敗でも現状復帰は困難だと思う。
今年もまた葡萄が我家にやって来た。 山梨県甲州市下岩崎産の甲州種の葡萄だ。 昔は葡萄と言へばこれだと思ったが、今は新しい品種がどんどん出来て 従来からの品種は生産が減っているらしい。 今年は夏が暑くて葡萄の出来はさほど良くないと聞くが甘味は有るようだ。 この紫の実を種を出さずツルリと飲み込むのが 本来の食べ方だと思う。 最近の品種には身と皮が上手くむけない物が有り、食べ難い。 いちいち皮を剥いて食べるのはもどかしい気がする。 農家では大型の冷蔵庫に保存して 徐々に出荷する様だ。 甘酸っぱく少し渋みも有る 葡萄を口に入れて 秋を味わう事にしよう。
集めた道具を入れる箪笥を作り整理してきたが、今回また6棹目の箪笥を製作した。まだ製作途中で これからうら板を付けて取っ手を付けて塗装して完成となる。 今は途中の段階で もう少し時間が掛かるだろう。 これが出来れば 外に転がっていた鉋類も入り 錆と埃から 守られると思う。 置場も無いので 箪笥の上にもう一段積み上げる形で置いている。 地震が着たら転倒する可能性も有り、その対策も検討している所だ。 最初は上手く作れなかった箪笥も今は まあまあ出来る様になって来た。安い材料では有るが 上手く削って綺麗に仕上げれば まあまあの出来栄えだと思う。
先週から風邪で調子が悪く、治癒に努めた結果 大分良くなったが まだ本調子では無い。 それでも椅子の生地を探して 国立の富士見台にある、コルチナと言うカーテン屋に行った。 そこでこのシンコールの見本帳を見つけた。 持ち出しは出来ないが 結構使って見たい生地が沢山有った。 今回はサンゲツの生地を手配したが 次回機会が有ればシンコールの生地を使って 椅子の張りをやって見たい。
椅子の座面張りは 家具製作の一部で 仕方なくやっていたが、やって見ると 奥が深く結構面白い物だとも思う。 これでミシンがつかえれば もっと色々出来ると思うがミシンは下手で駄目だ。 椅子張りをやって見ると結構需要は有るようだ。
椅子の座面張りは 家具製作の一部で 仕方なくやっていたが、やって見ると 奥が深く結構面白い物だとも思う。 これでミシンがつかえれば もっと色々出来ると思うがミシンは下手で駄目だ。 椅子張りをやって見ると結構需要は有るようだ。
座面の張替えは 既に終わっていたので、背当ての張替えを行った。 生地が硬いので若干シワも出来た。 色々苦労したが 張りは終り 椅子に取り付け様とした時にまた問題が 発生した。 座面は 新しい鬼目ナットを埋め込んだので 上手く取り付けできたが 背当ては オリジナルの埋め込みナットは交換せずそのまま使った。
さて背当てを付けようとしたが、上手くネジが閉まらない。 おかしいなと思い良く調べると これはインチネジだっいた。 W3/16 と言うネジだ。 ホームセンターに行ったが 売ってなかった。 この椅子が作られた時代には インチネジが普通だったのかも知れない。 取敢えず 持主に椅子を返して 自分でネジを探して取り付けて
くれる様に頼んだ。 それにしても白は汚れが目立つし 廻りの雰囲気に合わないのではと思うがどうだろう。
さて背当てを付けようとしたが、上手くネジが閉まらない。 おかしいなと思い良く調べると これはインチネジだっいた。 W3/16 と言うネジだ。 ホームセンターに行ったが 売ってなかった。 この椅子が作られた時代には インチネジが普通だったのかも知れない。 取敢えず 持主に椅子を返して 自分でネジを探して取り付けて
くれる様に頼んだ。 それにしても白は汚れが目立つし 廻りの雰囲気に合わないのではと思うがどうだろう。
家具作りには やはり上等の材料が欲しくなる。 例えば楢 欅 カバ 等だ。 しかしこれらの材料は 普通使う建築材とは違い 入手が困難な場合が多い。 それに値段も高い。 安い材料で家具は作れない物か。 近くに有るホームセンター D2で1×4SPF材が 1枚 148円で売られていたので これでまた整理箪笥を作る事にした。 まず材をカットして はぎ合わせて板材にしないといけない。 鉋で木端を削りピッタリ会うように調整してはぎ合わせた。 いっぺんに4枚はぐと上手く行かないのでまず2枚張り それを併せて4枚にすると良い。 これは松に近い材料だが、節が多い。 鉋が掛け難いのが難点だ。 節に周辺で逆目が立ち易い。 これが上手く削れる様なら 鉋の研ぎと調整は かなりのレベルだと言えるだろう。 薄い鉋屑がひらりと出る様だと とても気分が良い。 この箪笥作りは 有る意味で鉋の研ぎと調整の練習材料に良いと思う。
今回も 椅子の座面張替えの話題です。 椅子の張替えも少し飽きて来たが、気前よく引き受けたのでしかた無い。 そんなに難しい張りでは無いと思うが、人の椅子なので失敗は許されない。 取敢えず座面だけ持って来てもらい張り替えた。 この人は自分でもキルト布で張った様だが、これは酷い張りで見られた物では無かった。 はがして中のベニヤ板を出して見ると、どうした理由に寄るものか、積層した薄板が剥離して剥げそうだ。 仕方なくボンドで再度接着して 修理を行った。 それから30ミリウレタンを張り その上に茶色の張り生地を被せた。緩い弧を描くコーナー部分はそれ程難しく無いと思ったが 結構面倒だった。 今回は少しきつめに強く張った。 まだ若干凸凹が有るが 一応張れたと思うが どうだろうか。 それにしてもこの所道具の話が無くて詰まらない。 風邪を引いたらしく 日曜日も風邪の治癒に努めたが 1日何処にも行けなかった。 残念。