大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

バイキング船

2023-06-30 21:38:37 | Weblog
ラーウイックでは ザ・クイーンズと言うホテルに宿泊した。 合計3泊した。 古いホテルの様だ。 レストランも改装中で使えず、朝食も食べられない。  近くのスーパーに行って適当なパンを買い 宿の紅茶で済ましていた。  窓の外は海が良く見える。 航行する船も見える。 ノースリンクフェリーも見えた。 

宿から 約30メータ位の浅瀬にバイキング船らしきものが、停泊している。 頭部は龍の様にも見えるし、船尾は巻いた尻尾の様にも見える。 前後は対象の形をしている。  朝シャワーを浴びる時 見ると誰か この船の所まで泳いで行く。 この寒い時期に 良く海で泳ぐ物だ。 現地の人の肌感覚は 我々とは違う物だ。 朝の軽い運動と言う事なのか。 感心した。  気温は18度程度で 海から風が吹くと寒いと感ずる。 それでも現地の人は 半袖シャツに半ズボンで平気だ。  体のつくりが違う。  だから 痩せた小男の老人の 私は恐れ入りましたと感心する。 気持ちが既に負けているな。 

この船は ずっとここに係留されたままだ。 何かに使う物だろう。 此処に来て3日共に 比較的天気に恵まれた。 明日は 隣のオークニー諸島 本島 カークウオールに船で移動する。 船は夕方 17:30に出て深夜
23:00にカークウオールに到着予定だ。 船を下りて 上手くホテルまでたどり着けるか心配の種は尽きない。 
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道具の本 TOOLS

2023-06-30 18:18:20 | Weblog
旅行から帰り 写真を見ながら ブログを書いている。 結構時間が掛かる。 少し疲れたのでこの辺で 道具の本の紹介でもしよう。  今回の旅行は道具関連は無しと思ったが、ラーウイックのツーリストセンターの近くに本屋が有った。 結構大きな立派な本屋だ。 主に地図や 野鳥の図鑑 魚の図鑑 動物の図鑑 遺跡に関する本が多い様だ。  しかし窓際にこの本が置いて有った。  TOOLSと言う題名で 道具類のコレクションを紹介する物らしい。 作者はグラフィックデザイナーで BBCのTV番組 The Repair Shop と言う修理番組で有名な人だと言う。 Dominic  Chinea と言う方が書いたものだ。  値段は20ポンド位だった。 旅の記念に 何の関係も無い本を買った。

中身は 上手く説明 できないが 道具好きなら喜びそうな内容だ。 140種類の道具を載せている。中には日本の鉋も有った。 という事は 此処に紹介する道具は 使った事は有っても、使いこなせたかどうか疑問だ。 私は日本の鉋は簡単には使いこなせないと思う。 でも道具は好きなら持つことに喜びが有るんだろう。 鉄で出来た道具を 錆させず保管するのも大変だろうと思う。 道具を写真で無く イラストで紹介しているがこれも大変な手間がかかるだろう。

今回旅に出て 飛行機の中で 例えばペットボトルの水をもらう事が有る。 キャップを開けようとするがなかなか開かない。  自分はこんなに力が 無かったのかとガッカリする。 そういえば 鉋掛けしてうっかり鉋を落とす事が良くある。 鉋が重く感ずる事が良くある。 握力 ねじる力 指先の力が ずいぶん衰えたと思う。今回の教訓は 自分も齢を取った。 キャップも上手く廻せない様では、鉋なんか扱えないな。 そろそろコレクションの鉋の行先を心配すべき時期ではないだろうか。
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ムーサ・ブロッホ

2023-06-30 08:57:34 | Weblog
このBrochは何と読むのか良く判らない。 ブローチとも読めるが、ブロッホで通じたので、多分そんな発音なのだろう。  船で島に渡る途中でも良く見えた。 割と海岸に近い 岩の高い所、見通しの良い所に有った。 相当な高さが有る。 中に入って見学した。 一番上に手すりが有り、そこまで登れる様だった。 石積の円形の塔と言う物だ。 恐らく屋根も有ったろうが今は無い。 鉄器時代の物だと言う。 

島の船着き場に着くと 船頭は2時までに戻って来てねと言って、後は好きに散策して良い様だ。 島は木は無く殆ど 草だけでそれ程 高低差も無い島だ。  所々水鳥の繁殖地やアザラシの昼寝場所や色々有ると言う。 島を歩いて一周できる 遊歩道が設置して有る。 皆さん 思い思いの方向を定め歩いて行く。 羊の放牧が有る。 仕切る様に長い石積が続く。 所々石積は崩れている。 この石は古い物だそうだ。 環境ボランティアのテントが有った。 人はいない様だった。  観光地で無く 全く何か売りつけようとする魂胆が無くて、それが良い。
結構 雨が多くて 水は有りそうだが、人は飲めそうにない。  羊の毛とフンが所々に落ちている。 害になる獣は居らず、放し飼いで問題なさそうだ。  何か持ってくれば 途中で休んで 昼を食べながらくつろげる感じだ。
今日は 曇り時々晴れで 少し風は強い。  全くの自然その物で 解放感がある。 こう言うの好きな人は喜ぶと思う。
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シェトランドの羊

2023-06-29 22:25:44 | Weblog
シェトランドはどこも 羊だらけだ。 顔の黒い羊も居るが、白い羊の方が数が多いように思う。 広い牧場でのんびりして ストレスはなさそうだ。 海から吹く潮風が牧草に良く 良い羊が育つそうだ。 羊の毛を使うシェトランドセーターは有名だ。 手袋 マフラー その他色々売っているが、値段は高い。 まあ最初から買う気は無い。 でもそれ程 分厚い物では無く割と着やすそうだ。  

牧場の敷地鉄線には 所処 白い羊の毛がついている。  手に取ると柔らかい毛で少し茶色い色が着く。 持ち帰りたいが 動物検疫に引っかかるのでやめた。 帰りサンドセイヤーのバス停でバスを待っていた。 数人の子供を含む家族がいた。  何語を話しているか聞くとロシア語だと言う。  どこから来たか聞いて見るとウクライナだと言って居た。  詳しく聞かなかったが 目つきが鋭く ロシア系の人だろう。 小さな女の子も居てハローキティーのマークの有る服を着ていた。 キティーランドは我が家の近くだし、こんな異国でも愛されるキャラクターなのかと嬉しかった。 この家族は 戦争で ここシェトランドに避難しているのか。 子供に英語しゃべれるのと聞くと 勿論と笑われてしまった。 私より英語は上手い様だ。 家族は ラーウイックの市内のバス停で降りて行った。 観光では無く 住んでいる様子だった。  
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The Mousa Boat

2023-06-29 21:49:44 | Weblog
翌日 腕は痛いし 体は重い。  疲れがたまっている様なので、今日は休養日にする。 一つ博物館を見学して後は 宿で休んだ。 若ければこんな事はしないが、無理は避けた。 一人旅なので自分の判断で決めた。 何か事故が有っても 困るからだ。

さて次の日の朝 朝早いバスで サンドセイヤー桟橋を目指す。 バスは始発のバス停から乗った。 行先を言って総てタッチ決済で乗れた。 日本より便利だ。 船の出発は 11:30だが 10時前に桟橋に着いてしまった。  この辺りは観光地では無く 船小屋が有るだけで、何も無い。 Mousaは対岸に見える小さな島の事
を言って居る様だ。  ここには 有名なMousa Brochが有る。  保存状態は特に良い物だそうだ。
そこまで 船でつてれ行ってくれる。  後は島の中を自由に散策できる。  18ポンドと安いし それで十分と思う。 ここに戻って来るのは 2:30だが 帰りのバスは4時頃で ずいぶん時間が有る。 バスの便が少ないので不便だ。

乗船を希望する場合は予約は不要だそうだ。 総てその場で載せられるだけ人を乗せて出発する。 大半は車で来ている様で バスで来る人は数人しかいない。 このセイヤー桟橋近くにヨット小屋が有って 何隻かヨットを出して 楽しんでいた。 廻りは牧場で羊が放牧されている。 のんびりした所だ。
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クリックミン・ブロッホ 見学

2023-06-29 16:14:38 | Weblog
ポニーの居る 牧場の真ん中の道を進むと このブロッホに着く。 二重の円形の石積の様だ。 屋根は無いが本来は 柳の木を使って編んだ骨組みに 草ぶきの屋根が有ったらしい。  敵からの防御と内部での作業の為の物の様だ。 石器時代より新しく鉄器か銅器時代の物ではあるらしい。 恐らく紀元前の物と思われる。 外を一廻りして中にも入れた。 結構広い様だ。  スコットランドから来たと言う夫婦がひと休みしていた。 彼らはシェトランド・ミュージアムを見るといいよと言って居た。 時間が有れば見て見たいと思う。 この石積を作ったのは どういう人達でどこから来た人なのか。 寒さに強い人種だろう。 腕も脚も腰も太くて筋肉もりもりで 瘦せこけた自分が恥ずかしい様だ。 

自然と古代遺跡と両方が楽しめる良い所だ。 しかし昨日 ノースリンク・フェリーで余り良く眠れず 疲れが有る。  帰って宿で休息しよう。  帰り路 道路脇の段差につまずいて転んでしまった。 膝と顔面と右手を打った。  地元の人が近寄り 大丈夫かと心配してくれた。 恥ずかしかった。 膝小僧は擦り剥き、顔には擦り傷 手首も痛い。  メガネの弦も曲がってしまった。 手で直しながら よろよろ宿まで帰った。 急に運動したのが良くなかった様だ。  その夜は足がつって困った。  

ここで 76歳5か月の自分の体力を思い知る。 一人旅は危険なんだと思った。 それでもまあ何とか旅が続けられそうなので少し安心した。 以降は慎重に行動する。 遠い異国で 骨折入院となったら困る。 無事日本まで戻りたい。 小柄な 薄汚い痩せ老人が荷物を持って知らない土地を旅行している。 そんな感じだろう。 特に近寄って声かける人も居ない。  まあ当初から予想された事で 驚かないが、全ての情報入手 判断と行動の責任は 自分に掛かる。 それはなかなか厳しい。 ツアーの乗っかれば 楽で楽しい旅行が出来るはずだ。
一人旅で何が良いのだろうか。 気ままと言うが、見知らぬ土地で常に緊張している。 顔もこわばっていただろう。 でもメインのターゲットはこの先の リング オブ ブロッガーなので それを目指している。 
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シェトランド ポニー

2023-06-29 15:53:19 | Weblog
ボートを下りて 本日のホテルにチエック・インした。 海沿いの古いホテルで レストランは改装中で使えないそうだ。  お掃除のオジサンの様な方が居て、鍵を渡して案内してくれた。 海の見える部屋だが、天井に海鳥の巣が有るのか ゴソゴソとうるさい。  時間が有るので 歩いて行けそうなクリックミン・ブロッホを見に行くことにした。

その前に 昼食を食べようと思ったが、適当な店が無い。 混雑している。 そこでテイクアウトのフィッシュ&チップスを買って見た。 白身の魚は殆ど味は無い。 結構油こくて余り食べられない。 口に合いそうな料理は無い。  タイ料理 韓国料理 中華料理が目に付いた。 甘めの味付けに思えた。

クリックミン・ブロッホは 古代の遺跡と言う事の様だ。 初めて見る物だ。 40分ぐらい歩くと 道沿いにブロッホは見え、その手前に柵が有り ポニーがいた。 白と黒がいたが 白は遠くに居り 残念ながら黒のポニーを写真に納めた。  寒さに強い小型の馬で シェトランド原産だと言う。 何の役に立つのか用途は知らないが、単に観光用に飼って居るとも思えない。  遠くに見えるのは 湖でクリックミン湖と言う名前の様だ。 この岸辺の近くに ブロッホは有る。 そこまで長い細い道が続く。  天気も良いし風も強い。
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NOSS BOAT TURES 2

2023-06-29 15:30:26 | Weblog
これは6月16日の午前中だ。 重い荷物を引っ張って 港に来て このツアーを申し込んでみた。 帳簿を
引っ張り出して 今は予約で全部埋まってると言う。 だが一人だけ連絡の取れない客が居るので 少し待って
来なければ 載せてあげるよと 船長の奥さんらしい人が言う。  暫くして来ないから OKと言うので
荷物は 操縦する船室の隅っこに置かせてもらった。  船が出発する前に 船長が 概略の航路を説明して
いた。 NOSSは 対岸に見える大きな島の影に隠れる 小島の様だ。 此処には海鳥が多く営巣している
様だ。 乗船可能人員は15人から20人程度の様だ。 船の後部に甲板の上に簡易な椅子を置いて
テーブルを囲み 座る様になっている。 

奥さんが ハンドマイクを付けて 我々にレシーバーを渡してくれた。 私は説明する英語が十分理解できないので無くても良いのだが、一応もらって付けて見た。 紙に鳥の写真と名前を書いた紙を 渡して 説明する時
それを使った。  何となく 海鳥の名前は理解できたが、説明はさっぱり判らない。 まあ想定通りの事だ。
船長は 操縦に忙しいし 奥さんは 説明に忙しい。 夫婦で 仕事を分担して上手く 客を喜ばせるシステムは出来ている。  後で説明を読むと この辺りに地元の人だと言う。 今時は 天気も良く 割と楽しい仕事
だろうが、 冬には海も荒れるし 大変な事も有ると思う。  自然を相手に 客と折り合いを付けて上手く
やるのも 一苦労だろう。  

ここラーウイックにどの程度の観光客が来るのか知らないが、結構厳しいだろうなと思った。 コロナ明けの日本の様に 観光客が多すぎて オーバーツーリズムを心配する必要はなさそうだ。 色々親切にしてくれたし、予約無しで 船にも載せてくれて 便宜をはかってくれたので、チップ5ポンドを渡した。 船を下りて ホテルに向かった。 海岸の海側ぎりぎりに建つ 古いホテルだ。 一部改装中の様だった。  
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NOSS BOAT TOURS

2023-06-29 15:23:26 | Weblog
ラーウイックの波止場に到着した。 まだ朝早い。 荷物を引っ張って 街の中心部に向かう。 15分から20分歩いて 街の中心部に来た。 宿はこの近くだ。  チェック・インにはまだ時間が早いので 事前にネットで調べて置いた NOSS BOAT TOURS を確認して見た。 今回は天候が不明なので事前予約はして無かった。  海が荒れて 船酔いすると困るからだ。 幸い海は割と静かだ。 聞いて見ると1名なら何とかなると言うので 2時間コースで 50ポンド払い乗り込んだ。  この船は海鳥やアザラシ等の自然が観察できると言う良く知られた ツアーボートの様だ。 定員は15名程度だろうか。 勿論日本人は私一人だった。 船主の旦那が船を操縦して 奥さんが 説明すると言う役割の様だ。 事前に見られる鳥の種類を説明した案内を渡してくれた。  私は 海鳥に詳しくないので良く判らない。  それに説明の英語は余り理解できなかった。 

それでもガンネット パフィン シャグと言った鳥の名前を聞いた。 シール(アザラシ)は見られなかった。
岩場に沿って船を走らせて 営巣場所を見た。 海風は気持ち良い。 波の静かな 入江に停泊して 珈琲を飲みビスケットを食べた。 自然保護に協力と言う事で 3ポンド払い バッチを入手した。 なかなか面白いツアーだった。 昼過ぎの港に戻って来た。
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ノースリンク フェリー

2023-06-28 17:22:42 | Weblog
アバディーンからシェトランド諸島のラーウイックまではノースリンクのフェリーを利用した。 フェリーは自前でネットで予約した。 夜の運航になり、休みたいが ベットの部屋は高いので ポットと言うリクライニング出来る 専用の椅子の有る部屋を予約した。  船は相当に大きくて 自動車やトラックも積み込める。 船内は割と快適だ。 食事も別料金で美味しい物が食べられ 酒類も提供される。 

この船は大型で ラーウイックの中心部に近い波止場には着けない。 少し離れたフェリーターミナルについて、そこから荷物を引っ張り 市内の波止場まで歩いて行った。     
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