大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0639 鉋刃 銘 青?

2017-09-29 21:34:05 | Weblog
これが 最後5丁目です。 銘は鏨で刻んで有ります。 但しその2文字目 上手く読めません。 柳かなとも思うが、どうも違う気もする。 青柳なら何となく 判るのですがそうは読めそうにない。 刃幅 65ミリ 全長 100ミリ 有ります。 比較的薄い作りで鋼も薄く付いて居ると思います。 先端部分に欠けが有るので、これを落とすまで研ぎ直す必要が有ります。 結構面倒で根気が要ります。 時間が掛かるでしょう。 結局錆びた鉋刃 5丁を刃単体で購入しても 使えるまで持って行くのに 手間が掛かるので 簡単に削り味を楽しむには不都合です。 そう考えると台の有る鉋を買う方が良かったかなとも思います。 次回これらの鉋の状況を報告できるのは 何時になる事か。
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0638 鉋刃 銘 壽市

2017-09-29 21:24:25 | Weblog
これは鉋刃の4丁目です。 これは八分の鉋刃の様です。 刃幅 70ミリ全長 98ミリ多少は使って有ると思います。 長く鉋台に入れて放置して有ったと思います。 押さえ溝に入る部分の刃の一部が 錆が深い様に思います。 銘は  菱形の枠に壽市と有ります。 何処で作られた物か不明です。 これもベタ裏気味です。 まあ割と研ぎ易い方だと思います。もう少し錆を落としたら、 研ぎに掛かる予定です。 5丁研ぎ終わって 良さそうな物から 台を作ろうと思います。 削って報告できるのは まあ大分先の話ですね。
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0637 鉋刃 豊正

2017-09-29 21:10:22 | Weblog
これは 3丁目の鉋刃です。 この鉋刃には若干問題が有りです。 刃幅65ミリ 全長107ミリ程度で まだそれ程使って無い様です。 表馴染みを見たが何も書いて無い様です。
念の為に反り具合を見ます。 刃先に使い部分は凹みが無くて若干ふくらみ気味です。 金槌で叩いた程度では修正出来ない様です。  これは グラインダーで削り取って修正する事にしました。 錆びていますが 錆は深く無いので何とかなるでしょう。 ベタ裏気味ですがこれも 修整出来るでしょう。 後は鋼の部分がかなり厚い様に思います。 薄く付いてる方が勿論 研ぎ易いし 一般には切れると言われています。 これはどうでしょうか。 台に入れて使えるまでには相当時間も掛かるし 結論が出るのは大分先の事と思います。 何処で作られた物なのか 今の所 手掛かり無く不明です。 まあそんなに使わずどうして台も無い刃単品で 捨てられたのか判らないが、思う様に切れなかったと言う理由なら 可愛そうな鉋刃です。 
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0636 鉋刃 芳秀

2017-09-28 10:23:00 | Weblog
この鉋刃も 錆は有るが それ程深くなさそうだ。 商標保険 芳秀 花押が刻印して有る。表馴染みを見ると 滑り止め 縄目4本が刻んで有る。 刃幅 65ミリ 全長 118ミリでそれ程使い込んで無いだろうと思う。 その割には頭部の鉄のめくれは結構ある。 台が硬かったのかも知れない。 何となく似た雰囲気の鉋刃は他にも持っている。 多分新潟周辺で作られた物では無いだろうか。 刃先はかなり大切れになっている。 これは使い難いので 起こして研ぎ直しているが 時間が掛かりそうだ。 鋼がかなり厚くて研ぎ難い鉋刃の様だ。
現状はスクレーパーで軽く錆を削り落とした状態です。 削れる状態になるまでには 相当時間が必要でしょう。
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0635 鉋刃 助六

2017-09-28 10:06:09 | Weblog
9月の終わり 第4週の日曜日に富岡八幡骨董市に行った。 比較的天気の良い日で、人手も多い。 そこで何時もの 骨董屋のおじさんから、この鉋刃を購入した。 5丁で 1500円とまあまあの値段だろうか。 今回は 錆の少なそうな 使い込んで無い鉋刃を選んだ。台が無くて鉋刃だけなので、ある程度 台が打てて 使いこなせる人で無いと手を出し難いだろう。 余り売れて無い様だ。 順次紹介して行きたい。 この鉋刃 銘 助六は小鉋刃の部類だろうが、比較的厚みのある鉋刃だ。 元々台直し鉋の刃では無かったろうか。  刃幅43ミリ 全長73ミリのサイズとなる。 助六はもう1枚持っている。  比較的良く切れる鉋だったが、それと同じ鍛冶屋の作った物かどうか不明。 何となく違う作りの様にも思う。 台を作って小鉋として使って見ようかと思っている。 これは余り使われて無い比較的健全な物だと思う。 錆も余り無いから 新しい物だろうと思う。 取敢えず軽く錆を落とした状態です。
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畳屋の針か?

2017-09-25 21:42:42 | Weblog
先日 富岡骨董市に行って来た。 天気も良くて何時もの賑わいだ。 そこでこの針を2本入手した。 400円だった。 相当錆びていて 表面のメッキが剥げている。 役にも立ちそうも無い物だ。 全長は150ミリ程度有る大物だ。  売る人に聞いても 多分畳屋の針では無いかと言うが、自信は無さそうだ。 こんな太い針を使うのかなと若干疑問は残る。 2本の内 1本は先端部が若干曲がっている。それに 丸では無くて 丸と押しつぶした 楕円型の断面をしている。  もう1本は丸型の真っ直ぐな針だ。 買ってもこれに使おうと言う用途も無い。 椅子張りの仕事をする人に聞いて見て 使えそうならプレゼントしようと思うが 使えないかも知れない。 もう少し錆を落として、砥石で表面を擦って 滑らかにして置こうと考える。 このままでは放置するとまた錆びるだろうと思うからだ。
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0627 孝正鉋の台打ち

2017-09-17 13:54:18 | Weblog
先日紹介した孝正鉋は台が良く無い。 暫く放置していたが、今日は雨で外出出来ないので、この孝正鉋の台を作った。 この台は以前製作した来一郎撰に 使ったカリンの余り材を活用した。  割と狂い易い材の様だが、塗装すると素晴らしい色艶が出るので これを活用した。 出来あがって塗装して刃を入れて馴染ませている所。 その内に削って見たい。 まあまあの出来だと思う。この鉋刃は大切れになって居るので、もう少し起こして研ぎ直している。  切れる物なら嬉しいのだが。
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0629 来一郎撰の削り

2017-09-15 22:48:32 | Weblog
先日台に入れて 使える状態になったこの鉋は 台のカリン材の選定が良く無かったのか 狂いがすごい。 刃を馴染ませている間に また狂った。 削って修正しながら削って見た。もう少し台が安定するまで待った方が良いかも知れないが、削って見ると一応削れた。 少し厚めの鉋屑だがまあもう少し調整して行くうちには 段々良くなるだろうと期待している。 まあこの鉋刃で削れる様になると嬉しい。 この欠け刃の鉋は もう捨てて仕舞おうかと一時は考えていた。 まあ普通に良く削れると言う感触だ。 
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0634 一枚刃平鉋 銘 藤正

2017-09-12 19:04:26 | Weblog
先日 富岡八幡骨董市で入手した鉋刃 藤正の為に台を打った。 材は樫の木だが これは我が家の東の土手に生えていた物で あまり良い材では無い。 粘りが無く もろい材の様だ。 材は幅90ミリ 全長280ミリ 八分勾配で製作した。 掘り上がって刃を入れて後少し1ミリ~2ミリで刃が出る寸前で止めて馴染ませている所。 藤正は研いで見ると比較的研ぎ易い刃の様だ。 刃の厚みが薄くて若干研ぎ難い。 これで下端を均している。 その内に仕込みが完了したら削って見て感触を報告したいと思う。 研いだ感触は良さそうだと思うけどどうだろうか。  上手く削れる様なら また報告したいと思う。 こういう台を作らないと使えない刃が後 幾つか有る。 

この鉋刃も刃先に細かい欠けが有る様だ。 一応研ぎ上がって削って見るとどうも今一調子が出ない。 再度裏出し 裏押しを行ってから研ぎ直した。これでまあ普通に切れるようになって来た。 まだ細かい欠けが1か所残る様だ。 これを研ぎ落さないと 削りの状態は載せられないと思う。 結構硬い刃で赤砥石では なかなか研ぎ減らない様に思う。 台が出来てもこうして何度か研ぎ直してやらないと 満足できる結果にならない。 こんな物だろうか。
(10/20)
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ペーパーウエイト

2017-09-11 20:56:35 | Weblog
このブログも私には日記の様な物だ。 先週土曜日朝 朝食後入歯を洗っていると 入歯が突然 二つに割れてしまい、結局本日月曜日に歯医者で何とか直してもらった。 昔から虫歯の多い私は 歯では苦労が絶えない。  結局 日曜日は入歯無しで もぐもぐ柔らかい物を食べて過ごした。  それでも 調布の布田天神骨董市には行って来た。 残念ながらそれ程収穫は無かった。  今回はこのペーパーウエイトらしき物を 100円で購入した。 本が開いてある。 右側には 虫(カナブン)が留まっている。  左側には桐に大の文字が有る。 某学校の校舎新築竣工記念に配った物の様だ。  外形は9センチ×4センチ程度で手頃なサイズ。 少し錆びているが 鉄の鋳物の様だ。鉄物が好きなので 持ち帰った。 今は玄関の下駄箱の上に飾ってある。 暗いから何か固まりが置いて有るとしか見えない。 まあ良い。  案外面白いと気に入っている。 どうかなー?

後でよく考えたら この右側に居るのは カナブンと言うのは どうも話が合わないな。 これは 蛍と言う事では無いだろうか。 蛍に修正したいと思う。
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