大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

台頭割れた鉋台の修理 その2

2019-07-27 23:01:34 | Weblog
この鉋台は契りと端バメを入れて修理した。 その状態で一度ブログにも載せた。 鉋刃を入れて暫く使ったが、段々膨れて来た。 やっぱり無理が有るのか。 そこで台下端頭部にもう一カ所 契りを入れて見た。 これで今の所 問題は無い様だ。 同じ方法を試みる方は 参考にして下さい。 しかしやはり 出来れば新たな台を作った方が良いとは思います。
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包丁収納ケース

2019-07-27 12:24:19 | Weblog
やっと少し夏らしい天気になって来たと思ったが、まだ梅雨明けしておらず、今日も昼から曇りだ。 最近骨董市に行って無い。  日曜も雨の事が多いのと、色々用事も有り、行く機会がない。 書く事が無くて困った状態だ。

時間が有る時に 家で時々木工をしている。 今回もこんな物を作って見た。これは何と言うのか 包丁を仕舞って置くケースになる。  幅10センチ 奥行28センチ程度有る。
今まで包丁は流し台下の収納扉に有るケースに入れていたが、 普段使う一丁は台の上に転がっている。  これが有れば安全に収納できると思う。  これから塗装するのでまだ生地のままだ。  材は真中がブナ 両脇はカバを使っている。 いずれもあまり材を使った。  

これで収納状態で 包丁が錆び無いか心配している。 取敢えず空気が流れる溝を掘り込んで有るが、まあ使って見ないと何とも言えない。 要するに試作品と言う事だ。 今まではワインのコルク栓を半割にした物を枕にして包丁を置いて居たが、少しはましだろう。
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桜材で作ったヘラ

2019-07-21 23:59:03 | Weblog
今日はスッキリ晴れないが、雨は降りそうも無いので、先週雨で流れた団地内の清掃を行う。  蒸し暑くて体にきつい日だ。  雨で伸びた草を草刈り機で刈り込んだ。 その後伸びすぎた 生垣の剪定も行う。  疲れたので午後はノンビリする。 先日からやっていたこのヘラを一応仕上げた。 亜麻仁油を塗ると色が濃くなる。 同時に削りの良く無い所が目立つので、その部分はもう一度削り直す。 全体がまあ滑らかになる様に調整した。

こうしないで 少し削り跡が判る様にラフに仕上げるのも良いかも知れないが、凸凹にはついサンダーを掛けて滑らかにしてしまう。 これはやはり自分の性格から来る物だろう。
 
一番上はカレー鍋をかき回す様なヘラになる。 少し力が入っても大丈夫な様に太めにしている。  真中はフライパンの炒め物をかき回す目的で作った。 柄を若干長めにしている。  一番下は バターナイフのつもりで作った。 もう少し短くても良かったかも知れない。  いずれも以前に 作った事が有る形を使った。 色の濃い所は 節の一部がかかる所だからだろう。 桜はそんなに硬く無いし割と削り易い。 粘りも有り良さそうだ。
それぞれが4本つつ出来た。  もうヘラはこれでお終いか。
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マキタ 防塵ミニサンダー

2019-07-19 22:34:57 | Weblog
今回珍しく電動工具を買った。 これはマキタのミニサンダーだ。 最近暇な時に 桜材を加工して ヘラを作っている。 大まかな形は出来て 鑿と南京鉋で外形を整えて 百円ショップのヤスリで滑らかに形を整えた。  割と細い物をしっかり手で握り夢中で加工していると、手の指が固まって 上手く動かない。 そんな事は今まで無かったが、どうもバネ指では無いかと思う。  夜風呂に入ってマッサージするとその時は具合良い。

これから棒にサンドペーパーを貼り付けてそれでヘラをサンディングするが、この作業も手には辛い。  そこで少し楽する為にこのサンダーを買って来た。 少し音は煩いが手には楽だ。 しかし何処をサンディングしているのか、しっかりイメージしてやらないと余計な所を削り落として仕舞いそうだ。 慣れるまで難しそうだ。 

手の指の節が高くなって、指が反らない様だ。 特に右手がその傾向が強い。 これは老化から来る物かも知れない。 
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多摩のキノコ ‘19

2019-07-19 11:18:48 | Weblog
ここ関東では 梅雨は何時明けるのだろうか。 何となく8月にずれ込む様な予報も有る様だ。  昨夜も雨が降った。 朝雨があがったので、ちょっと散歩に行った。 帰り隣駅から電車で帰ろうとしたら、電車が止まっていた。 変電所の火災と関係あるのだろうか。日本の交通インフラは こう言う事故が多い様に思う。 オリンピックでこれが起きると大変だろうな。  さて何時もの公園の中を歩いて行くと 路傍にこのキノコが有った。 こんなに雨が降れば もっと沢山有っても良さそうだが それ程無い。 それに地味な色で見付けにくい事も有るだろう。 キノコの名前は不明なのは残念だ。  まあキノコも良いのだが、早く 夏の青空が拝みたい物だ。 
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桜の木のカトラリー

2019-07-17 09:14:22 | Weblog
我家は公団の分譲住宅で40年前に、ここに引っ越して来た。 小さな庭の前は斜面でその下に道路が有る。  この斜面に桜の木(染井吉野)が植えて有る。 その桜はどんどん大きくなりなり、春は桜が綺麗に咲いた。  しかしこれも老木となり、最近は枯れ枝が目立つ。 台風で枝が折れて道路に落下する様になり、危険も有る。 そこで枯れ枝を切り枯れが目立つ桜の木2本を切り倒した。  その時に見学していた私は 適当な直径20センチ程度の桜の幹を2本もらって置いた。  それを使い先日 桜のヘラを作った。 適当に厚さ2センチ程度にひきわりして、 バンドソーで外形を切り抜いた。 後は鉈で適当に外形を削り、その後南京鉋で形を整えると言う手順で現在も加工している最中だ。 

切って見ると何となく甘い香りがする。 加工が終ったら食用の亜麻仁油でも塗って置こうか。  まだ材料が有るので、皆さんに分けようと思うが。  欲しいと言う人は居るのかどうか不明。  暇な時にはこんな物作りながら、時間を使う事も有る。 

所で最近スマホの電池の減りが早過ぎる。 どうも電池が駄目な様だ。 今日は携帯ショップに寄って 最近の機種を見て見よう。 今回は安物にしようかな。 ブログを見てラインする程度で 処理能力は要らない。 スマホって結構面倒でストレスになる物だ。 大半の人はアイホーンだろうが、私はアンドロイド端末を使っている。 それも韓国産の。
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玩具の製作

2019-07-13 22:38:24 | Weblog
ソロの木の材料が余ったので、よくある自動車の玩具を作って見た。 少し大きすぎて子供には持てないかも知れないな。  これが持って 遊べる様な子供はもうこんな玩具は必要無いかも知れない。  良く有る玩具のパクリだが、よく考えて作らないと 役に立たない物を 作る事になるかも知れない。  タイヤの部分も板に円を描いて バンドソーで切り出し 鑿で削って丸くしている。  上手く四輪が平面に設置する程 精度が出て無いので何となく宜しく無い。  まあ取敢えず飾って置いて 欲しいと言う人が居たら プレゼントしようと思う。  これは自分の木工の 遊びだと考えている。

この玩具は暫く放置していたが、今日やっと完成させた。 と言うのもタイヤになる円筒型材に心棒を通して片側は割り楔を打って固定した。 その反対側は単にタイヤをハメているだけの状態だった。 心棒は少し長めに作った。 その為に タイヤは車本体から若干外側にはみ出している。 その方が安定が良いと思うからだ。 そこで車体本体とタイヤの間に何かスペーサが欲しい。 それが無いとタイヤが車体本体と競り合うからだ。 色々探したが適当な物が無いので、仕方なくスペーサは自分で作った。 板に10φの穴を明けて、それを切り出し 加工して丸い筒状の物を作った。 これを心棒にはめて車体本体に心棒を通して、 車輪を付けて割り楔を打って取れない様にした。 この車軸心棒はブナ材なので 折れる事は無いだろう。 丈夫な作りで単純な形で まあ飽きは来ないと思うが。 玩具は難しい物だ。 子供にとって魅力的と思うかどうかだが、それが今一不明。  
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カシューナッツ バター

2019-07-12 21:41:01 | Weblog
5月の終わりから6月初めに アイルランドに旅行に行った。 その時ゴールウエイのスーパーでこのカシューナッツのバターをお土産に買った。 そのお土産は人にやる事無く自分様に開封して 少しつつパンに塗って食べた。  残念だが 小瓶だったので すぐに食べ尽くした。  瓶を洗いこのラベルを剥して タイルに貼り付けて記念写真を撮った。

ピーナッツバターならどこでも売ってるだろうが、このカシューナッツのバターは見掛けない。 私が知らないだけかも知れない。 少なくとも 私の住む近所のスーパーには無いと思う。英国のメーカの物で カシューナッツと猿の絵柄が有る。 メリディアンと言うのはメーカーの名前だろうか。  わりとさっぱりした癖の無い味の様に思う。 しかしパンに塗って食べるには ピーナッツの方が 良いかなとも思う。  まあ好みの問題だ。 記念に ラベルを写真に撮り残して置こう。
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0707 自作南京鉋 その4

2019-07-10 20:34:20 | Weblog
6月の後半から7月に掛けて、色々用事も有り 雨も降るので結局 骨董市には行って無い。 残念では有るが、古鉋が増えずに 良い事かも知れない。 それに先日木工で通う 八王子の工房主に南京鉋を一丁プレゼントした。 鉋のコレクションが少し減った。 これは喜ばしい事だ。  この鉋は680番で比較的使い易い物だった。少し寂しいので 新たにもう一丁南京鉋を作った。 全長290ミリ 幅30ミリ 厚み15ミリの材で刃幅は27ミリとしている。  刃はマキタの電動鉋の替刃を切って使った。 これはまあ比較的研ぎ易い刃だ。 久し振りの台打ちで勘が鈍っていた。 鑿も切れず研ぎ直した。 細かい作業で大変だった。  取敢えず刃を仕込み 外形を軽く削って整えた。  まだ細かく調整する予定。  何となく形は出来た。 このマキタの替刃は何処をとっても同じ厚みで なかなか仕込み難い。 削り過ぎるとすぐ緩くなるし 高い所が有ると刃が入らない。 今回も少し緩いかも知れない。 出来たら楔状だとやり安いが仕方無いだろう。

取敢えず今すぐに使う予定は無いので 下端の形状は削る物に併せて 使う時に調整しよう。 木が摩耗しない様に薄い真鍮板を貼る人も居るが貼ると下端の調整がやり難いので真鍮板は貼らない予定。 もう一丁暇が有れば作ろうかと考えている。 
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三木の鑿鍛冶 大内俊明氏の話

2019-07-08 09:11:10 | Weblog
京都の某所で 大内鑿の社長のお話を伺った。 なかなか面白い話では有ったと思う。 若干製作者寄りの話で 例えば 鑿を購入する際のポイントについて 具体的には聞けなかったかも知れない。 そう都合の悪い話は出来ないし、業界内の裏話は出来ないだろうと思う。  氏はSNSの威力を充分 ご存知の様で ここだけの話が漏れて拡散する事を嫌っているのかも知れない。  今日伺った話の半分以上は 既にどこかで聞いている情報だった。  彼の言いたいのは 鑿を無理にこじらない、グラインダーで刃先を研磨しないで欲しいと言う事の様だ。  

三木でも鑿鍛冶は減り 現在は15軒程度でそれも高齢化しており、後数年で1/3は居なくなるだろうと言う。 それは新潟の同じ状況だと言う。  厳しい業界の状況の様だ。
注目は 現状注文が増えており 8割が海外に流れて行くと言う事の様だ。 それ程宣伝して無くて この状況は注目に値するだろう。 若手 中堅鑿鍛冶は 悲観する状況では無いのかも知れない。  単なるコレクションで無く 実用の鑿が海外で売れるのは 木工家が買うからだろうか。  日本では 鑿が売れないこの状況に考えさせられる。

今回は写真は無い。 そう言う物が 広まらない様にしたい様だ。  
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