昔 目の細かい胴付鋸の様な ピラニアソーと言うのが有った。 最近余り見掛けない様に思う。 先日引っ越しで道具をもらった中に鋸も4丁有った。 これはその中の一丁だ。 良く見ると 柄に貼りつく紙には釘も切れると書いて有る。 この前の持ち主は信じて釘をゴリゴリ切ったのかも知れない。 見事に真中辺りの刃がすべて折れて無くなっている。 これじゃ使い物にならない。 しかし替刃では無いだろうから 修理も難しい。 結局廃棄処分かなとも思うが 何か使い道は無いかと検討している所。 少なくともこの柄は使えそうだ。 例えば ヤスリを仕込むとか有るだろう。 鋸刃は目立て出来るのかどうか。
先日 不要になった鉋台を使える様に再生していた。 この鉋台に 相当昔購入した大関と言う鉋刃を仕込んで見た。 鉋台は材が枯れているのか硬かった。 やっとの思いで大関鉋刃を仕込んだ。 仕込んで見るとこの刃は 少し曲がって研がれていた様だ。 そこで刃を引いて刃を付け直した。 柔らかく研ぎ易いと思っていたが、そうでも無く なかなか研ぎ減らない。 まだ完全に研ぎあがっていない。 大関と言う鉋刃はネットでも時々見る。 案外有った物だろう。 横綱と言わず 大関と一歩へりくだって 名前を付ける所は なかなか奥床しいでは無いか。 前の記憶では結構切れる鉋だったと思うが 今回新しい台を得て更に切れる鉋となって欲しい所だ。 いずれ削った結果は報告したいが もう少し時間は掛かるだろう。 最近左の腕の関節が痛くて 腕が上がらない。 特に腕を酷使しているとも思わないのだが。
こんな事を書いてメモ代わりにしているにも関わらず 多くの人の目に留まり、見る人が増える事は有り難い事だが、あくまで自分のメモとして思う事を書き留めるだけで 他人の期待に答える事は 余り意識していないので、その点ご容赦願いたい。
年が変わり2017年2月 この鉋を出して来て刃を研ぎ直した。 やはり裏が綺麗に出なかった様だ。 まだ不十分と言う感じもする。 良く研ぎ直して削って見るとまあまあまともに削れる様になった。 これでもう一度か二度 研ぎ直せば更に良くなりそうだ。 この地金は和鉄だろうか。 普段とは違う研ぎ味の様に思う。駄目鉋と思ったが思い違いだった。 諦めずに置いて良かった。 (2017/2/5記)
こんな事を書いてメモ代わりにしているにも関わらず 多くの人の目に留まり、見る人が増える事は有り難い事だが、あくまで自分のメモとして思う事を書き留めるだけで 他人の期待に答える事は 余り意識していないので、その点ご容赦願いたい。
年が変わり2017年2月 この鉋を出して来て刃を研ぎ直した。 やはり裏が綺麗に出なかった様だ。 まだ不十分と言う感じもする。 良く研ぎ直して削って見るとまあまあまともに削れる様になった。 これでもう一度か二度 研ぎ直せば更に良くなりそうだ。 この地金は和鉄だろうか。 普段とは違う研ぎ味の様に思う。駄目鉋と思ったが思い違いだった。 諦めずに置いて良かった。 (2017/2/5記)
先日引っ越して行ったご近所の方からこの繰小刀ももらった。 繰小刀は何丁か持っている。 これは 裏を見ると 二見浦 菊一文字と刻印が有る。 ネットで調べると伊勢二見浦 菊一文字則宗と言う打刃物専門店が有った。 或はここで作られた物かも知れない。 どうかな。 刃は研ぎ直している。 繰小刀の研ぎは下手なので上手く無いが一応研いで見た。 切れそうな刃物だが、まだ使って無い。 長く道具蒐集をやっていると いろんな物が集まって来る様だ。 有り難い事だ。
今ストックしている樫の木の台を引っ張り出して 鉋刃 吉次の為に台打ちした。 全長275ミリ 幅83ミリ 厚み 32ミリ で材は柾目に近い追い柾目材を使った。 台打ちは両手で数えきれない位の数は こなしているが、何となく形は出来ても 上手くしっくり刃表を馴染み全体でしっかり押さえる様にするのは 案外難しい物だ。 やはりプロは上手く作る物だと感心する。 一時は平鉋なら それ程難しく無いと思う時も有ったが 今は思う様に行かない物だと思いながら台打ちしている。
矢張り簡単と慢心する様では 上達は望めないだろうが、誰に聞くと言って そう言う仲間は居ないし、一人工夫しながらやっている。 大体にして 自分一人では 何処に問題が有るのかすら 良く判らない事も多い。 以前は道具を集めるだけだったが、最近は 集めた物を使える様に 直す事に重点が移って来たかも知れない。 直す 使う 研ぐと言う中から 何か得られる物が有れば良いな。
吉次は台に入れて馴染ませている。 台には薄くシェラックニスを塗って有る。これから下端を均して試し削りする予定だが、まだ刃が十分研げて無いので もう少し時間が必要だ。古い台も味が有って良いが 実用に供するなら新たな台を打った方が良いと思う。 古鉋刃もこうして結構色々やる事が有り楽しめる物だ。
矢張り簡単と慢心する様では 上達は望めないだろうが、誰に聞くと言って そう言う仲間は居ないし、一人工夫しながらやっている。 大体にして 自分一人では 何処に問題が有るのかすら 良く判らない事も多い。 以前は道具を集めるだけだったが、最近は 集めた物を使える様に 直す事に重点が移って来たかも知れない。 直す 使う 研ぐと言う中から 何か得られる物が有れば良いな。
吉次は台に入れて馴染ませている。 台には薄くシェラックニスを塗って有る。これから下端を均して試し削りする予定だが、まだ刃が十分研げて無いので もう少し時間が必要だ。古い台も味が有って良いが 実用に供するなら新たな台を打った方が良いと思う。 古鉋刃もこうして結構色々やる事が有り楽しめる物だ。
七本もらった鑿の内 桂が無くて柄の短い刃幅の広いこの鑿の柄を付け替えて見た。 運よくと言うか丸く削って置いた棒が有ったのでそれを使った。 直径は21から22ミリ程度だろう。 鉋で大体丸く削りだした物を使った。 コンパスで中心を出して 木口に穴をあける。 この時調速ドリルドライバに 鉄鋼ドリル刃を付けて 曲がらない様に中心に穴をあける必要がある。 最初は小穴として段々大きくする。 この先端を丸く斜めに削って 口金をはめる。 突き鑿とナイフで削ってはめる。 これ結構面倒だ。 最後に鑿を仮にはめて見て当たる部分を1分の鑿で削り8分通り入ったら、後は叩き込む。 曲がらず仕込めるかどうかは穴明けの精度に掛かっている。 木工旋盤が有れば簡単な作業だろうがそんな物は無いから 総て手作業だ。 さて一応仕込んで見たが 桂が無い。 どこかで調達する予定だが 骨董市でも桂は 余り見掛けない。 有ってもサイズが合わないと使えないので 適当な物が見つかるまで暫く時間が掛かると思う。 この状態で暫くお休み願う事にしよう。 研ぎは仮研ぎ段階です。 銘も助直としているが若干怪しい気もする。 二文字目は上手く読めない。
最近ご近所の方が引っ越しして行った。 高齢で老人マンションに引っ越すと言う。 挨拶に来たので餞別を渡した。 その為なのか跡かたずけで 道具類を少し置いて行った。その中にこの鑿が有った。 まだ手も付けてないが 状態は余り良くない。 右から順に見ていくと
銘 助国3分 大工叩き用 銘 無し 薄鑿 銘 康晴 8分 銘 大江戸 一分 銘 景房 3分 追入 銘 不明 一寸 追入 銘 助直? 一寸二分 全部で7本 鑿巻に入っていた。 このままでは使えない物も有り 柄を付け直す必要の有る物もある。
これからぼちぼち 直して行こうと思う。 これで十分遊べそうだ。
銘 助国3分 大工叩き用 銘 無し 薄鑿 銘 康晴 8分 銘 大江戸 一分 銘 景房 3分 追入 銘 不明 一寸 追入 銘 助直? 一寸二分 全部で7本 鑿巻に入っていた。 このままでは使えない物も有り 柄を付け直す必要の有る物もある。
これからぼちぼち 直して行こうと思う。 これで十分遊べそうだ。
骨董市で古鉋を集めていると、色々使えない台も出て来る。 一分は細く割いて鑿の柄にする手も有る。 切り取って刃口に差し込み狭くするのにも使う。 それでも大半は使えず捨てる物も有る。 そこで思い切って鉋台の再生を試みた。 写真は鉋台を上端から見た処。 左が台尻になる。 真中やや右よりの溝は 昔の台の木端返しの名残だ。 昇降盤のホゾ取で台頭から 真っ直ぐ切り込んで頭部を切り捨てる。 木端返しの斜めの部分は角鑿で掘り崩して取り去る。 そこに新たな樫の角ブロックを差し込み接着する。 出来上がったのが この写真の状態。 元々は右側に台頭が有ったが 割れやその他で駄目になった部分を切り捨てて残りの部分に木を継ぎ足した訳だ。 これで新たに刃の入る部分を掘り込めば使えると思う。 前の台頭は 新たには台尻に使う訳だ。 これで新たな材を調達しないで済む。 樫の木を買うと結構高い。 まあこれも古鉋手入れの一環として試みている。 これで案外面白く遊べるし 鉋も再生できるし 古台も一部は捨てずに済む。
この鉋は大和骨董市で入手した。 桶屋か何かの道具だろう。 台は多分自作の物と思う。刃は余り使われて無い。 しかしこの道具は使う機会も無い。 買った南京鉋の形態ではすでにこのブログに書いて有る。 引出に入れて保管するのに結構場所を取るので刃を抜いて置いた。 そこで刃を平鉋に仕立てて見た。 これなら使う事も有るだろう。 この台はアサダ桜と言って友達からもらった余りを使った。 取敢えず刃を仕込んで 馴染ませている。 まだ下端も均して無いし、刃も十分研いで無いので削れない。 その内使って見て具合良ければ また報告しよう。 正信と言うのは何処で作られた物か判らないが、案外と古い物では無いかと思う。
最近メルカリのサイトを見て正信の記述を見付けた。 東京神田に(株)正信と言う道具問屋らしき物が有った。 この正信銘はその問屋の問屋銘では無いかと推定している。 そこには輝寿や初梅などの 問屋銘も登録されている様だ。 従って製作者は判らないが 一部は東京の鍛冶屋も使った様だ。 佐野勝二さんなども関わって居る様だ。 (2021/7/2)
最近メルカリのサイトを見て正信の記述を見付けた。 東京神田に(株)正信と言う道具問屋らしき物が有った。 この正信銘はその問屋の問屋銘では無いかと推定している。 そこには輝寿や初梅などの 問屋銘も登録されている様だ。 従って製作者は判らないが 一部は東京の鍛冶屋も使った様だ。 佐野勝二さんなども関わって居る様だ。 (2021/7/2)
この鉋は流通センター骨董市で入手した物だ。 確か松本から来たと言う業者から買った。松本には 家具を作る人も居るから その周辺から流れて来た物かと推定するが、業者が単に市で買った物かも知れない。 来一郎は何丁か持っている。 まともに使えるのは1丁だけだ。その削りの感触を確かめる為に 長台を普通台に変更して使って見る事にした。 所が削ると刃がビビッてどうもうまく削れない。 研ぎも台も良く無い様だ。 何度か台も直して刃も研ぎ直してやっとここまで削れる状態になった。 まあ普通には削れるし材の艶もある。 台下端に割れも有るから 出来たら台を作り直してやりたいが、他にも台を作り直す必要の有る鉋は多く そこまで手が廻らないし、材料も無い。 来一郎は関西で作られた物の様な気がするが どうかな。 まあ使えそうな鉋で良かった。
この鉋相当前に手に入れた物です。 最近台を入れ替えた。 その後何度か研ぎ直しているが何となくまだ納得いかない。 それでもこの程度削れる様になって来た。 これをもっと研ぎ直して居れば 薄削りにも対応できる鉋では無いかと思う。 刃はかなり硬い様に思う。まだ少し丸刃気味で もう少し直したいと思う。 以前殆ど使う事無く 仕舞って有った鉋だが切れる鉋で少し見直した。 買って置いて良かったな。
この鉋刃は薄い。 普通はもう少し厚く出来ている。今回も取り出して研ぎ直した。台は狂いは無い様だ。 削って見ると なかなか良い。 これは結構使える。 上手く削れると気分が良い。 もう少し長く使いたいがそうも行かない。 (2018/08/26)
この鉋刃は薄い。 普通はもう少し厚く出来ている。今回も取り出して研ぎ直した。台は狂いは無い様だ。 削って見ると なかなか良い。 これは結構使える。 上手く削れると気分が良い。 もう少し長く使いたいがそうも行かない。 (2018/08/26)