あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

横浜の秘湯 中里温泉 

2009-07-01 15:40:12 | ヨコハマ
「中里温泉」
その名前を知ったは高校生の時だった。
仮校舎のあった弘明寺近くの住宅街を通学の為に
歩いていると電柱にその広告看板があった。

「横浜のこんな住宅街に温泉旅館???」

まだインターネットも無い時代。
なんとか調べてみると
・春は筍(たけのこ)料理で有名だそうな。
・温泉は鉱泉を沸かしたもの
・それほど高くはない

一緒に探した友達といつか泊まろう、と話していたが
別の温泉地ばかり行ってしまっていた。

今度の親を連れて行く旅をどこにしようか考えていたら
「中里温泉」が浮かんだ。

本来は4月「たけのこ料理」が味わえる時を狙って予約をするも
「この時期は宴会が多く入ってしまいまして・・・」
と断念。

タケノコ料理は無いが6月になったら空くというので
この時期となった。

市電保存館を出た後に三人を載せたコルトは快調に走る。

母「風が気持ちいい~」
父「そりゃそうさ、三角窓はそのために付いているんだから(笑)」
母「なんだかお抱え運転手の運転で『横浜も変わったわね』と言いながら
遊んでいるみたい(笑)」

本来なら家を出て結婚をして、孫の顔を見せなくてはならないはずだ
いい歳をして実家にいる事に罪悪感を感じる事が多いのだが
この時だけは残っている事も許されるような気がした。

母「で、どこに連れて行くの?」

私「そんな遠くも無いよ」

鎌倉街道から家に向けて帰る途中の道を入るとその温泉はあった。
彩雲家から自動車で10分、歩いて40分といった所だ。



こんな場所に・・・
横浜市内とは思えん…

この看板がステキだ



弘明寺公園に隣接しているので一歩踏み入れると
そこは別世界が広がっていた。



つづく
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする