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あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

速度計が帰ってきた

2010-06-22 22:23:52 | 三菱コルト1100
6月5日

日本計器サービスに修理をお願いしていたスピードメーターが戻ってきました。

積算計のギヤにダメージは少なかったものの

ケーブル取り付け部分が限界に来ていたため打ち直ししてくれた。
トリップメーターのノブも楽に回ります。

気になっている事を質問してみました。
メーターケーブルを取り付ける時はミッション側か
計器側かのどちらを先に付ければいいのか?
答え「ケーブルを交換するんだったら計器側が先」との事だった。

新品のケーブルだが潤滑剤を入れた方がよいの?
答えは「何も入れなくてよい。オイル等を入れるとミッションギアオイルみたいに
上がってきてしまうから」

との回答を頂きました。
なにしろド素人なものでして(笑

ブログで旧車を検索すると皆さん自分で整備や修理したりで
こんな低レベルな事を書いている事自体が恥ずかしい。

世田谷区深沢の「日本計器サービス」さんありがとうございました。


さて、急いで自宅に戻り取り付けようと思いましたが
父から「せっかくだから今のうちにメーターランプも取り替えてしまえ!」と
言われていたのでオートバックスに立ち寄る。
メーターランプを一つだけ外すと3W。

8個必要なので探してみると売っているのは12ボルトで3.4ワットしかない。
それで大丈夫だろうと買って帰った。

ソケットの一部がどうしても外れない。



父に助け舟を求めるとマイナスドライバーでこじれ、との事。

簡単に取り替えられるだろうと思ったが
そうは簡単にいかない。

なんとかパネルから外した電球は
1.5Wが3個 3Wは3個 3.4Wが2個とバラバラな事を父から指摘された。

恐らく昔に父が交換したのだろうが何故バラバラなのか。
回路図を見ると全て3Wなのだが厄介な事にオイルプレスやハイビーム警告灯、サイドブレーキ、チャージングランプの計4箇所のパネルには1.5Wと「打刻」されている。
しかし回路図は全て3W。

父「これは変えない方が。元に戻した方がいいかも」
彩『でも1.5Wは3個しかないよ(その部分は4箇所必要)』

回路図を見て父が判断した結果は
「ま、大丈夫だろう」

綿棒でソケット部分を接点復活剤で磨く。

接触不良を起こしていないか父がテスターで調べる。
父「パネルを取り付けてから接触不良と分かっても癪(しゃく)だ」

私はいきなり取り付けようとしていました

メーターを車に持ち込み取り付け。

しかし前回の取り外しの時にトラブルが起こっていました。
不明のコードが一本あったのです。

父が30年程前に自分で追加したワイパーの間欠装置のものらしい。
何故かはんだ付けされておらず当の父も
「ワイパーコネクターのどこのケーブルについていたのか思い出せない」

父が配線図に自分で追加した記録を調べながら格闘。


前にパネルを取り外している私の姿を見て
父「よくやるよ(笑)」

彩雲『昔はよく(父が)自分でやっていたじゃないか』

父「もうそんな気力はないね(笑)」

そう言って去っていった。

しかしこの日の父は一日中ソファに座ったまま動かない父ではなく
数年前まで機械修理に夢中だった懐かしい姿だった。
車内の狭い空間で器用にはんだ付けをしていく。



小学生の頃、故障が多かったのか父はよくコルトを直していた。
なんでも直してしまうその姿は誰よりも頼もしくそばで見ているのが
好きだった。

その姿を今再び見ていた。
懐かしい・・・
そしてハンダ付けが終わると

「後は自分でコネクターを取り付けな」

そう言って運転席を離れた。


9箇所のコネクターを慎重に取り付けパネルはネジ留めせず
エンジンを掛ける。

一ヶ月ぶりに始動するも一発で掛かった。
点灯チェック。

彩「スモールランプ(点灯)」
父『OK!』
「ウインカー右!(点灯)」『OK!』・・・

各コネクターの接触不良が心配だったのだが全て問題ない。

しかし数ヶ月前に動いたはずの時計は少し動いて止ってしまう。
『同じ所で止ってしまうのはゴミが入っているのだろう』
と父の診断だった。

時計はとりあえず後回しにしてメーターケーブルをパネル側に接続し
その日は時間切れとなった。
コメント (2)
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