「号泣!」「感動の涙!」等の言葉がならぶ映画「男たちのYAMATO」。
見に行ったのはかなり前だが書くのが遅くなってしまいました。
日本の戦争映画は大好きなのでこの映画も公開前から楽しみにしていた。
いつか書こうと思うが好きな映画を5本挙げろと言われたら戦艦大和が主役の東宝映画『連合艦隊』を挙げる。小学生の時に父にお願いして映画館で見て以来、何度もビデオやテレビで見ているが見れば見る程、「連合艦隊」の素晴らしさに感心する。
この映画を見る度に泣いてます。
で、「男たちのYAMATO」!
映画やドラマを見てすぐに泣いてしまう私は前評判で「泣いた」「号泣」と聞いていたのでかなり心配でした。
その結果・・・・・
まったく泣けませんでした。
いや、とても良い映画だと思いましたよ。
本当に今の若い人達に見て考えて欲しいと思える作品でした。
でもね、泣けなかった。
それは「新しい日本を作る為に死ぬ」
と思って死んで行った方達が今のこの日本を見たらどう思うだろう?
決してこんな日本を作る為に死んでいった訳じゃない
とても申し訳ない気持ちになってしまい泣けませんでした・・・・。
見に行ったのはかなり前だが書くのが遅くなってしまいました。
日本の戦争映画は大好きなのでこの映画も公開前から楽しみにしていた。
いつか書こうと思うが好きな映画を5本挙げろと言われたら戦艦大和が主役の東宝映画『連合艦隊』を挙げる。小学生の時に父にお願いして映画館で見て以来、何度もビデオやテレビで見ているが見れば見る程、「連合艦隊」の素晴らしさに感心する。
この映画を見る度に泣いてます。
で、「男たちのYAMATO」!
映画やドラマを見てすぐに泣いてしまう私は前評判で「泣いた」「号泣」と聞いていたのでかなり心配でした。
その結果・・・・・
まったく泣けませんでした。
いや、とても良い映画だと思いましたよ。
本当に今の若い人達に見て考えて欲しいと思える作品でした。
でもね、泣けなかった。
それは「新しい日本を作る為に死ぬ」
と思って死んで行った方達が今のこの日本を見たらどう思うだろう?
決してこんな日本を作る為に死んでいった訳じゃない
とても申し訳ない気持ちになってしまい泣けませんでした・・・・。
一瞬息を呑んでしまいました。
そうですよね、あの戦争で死んでいった人たちは、今の日本を見てどう思われるんでしょう。考えると悲しい気持ちになります。
決して誉められるような社会じゃないけど、私たち一人一人がこれからの世の中を作っていくんだ、と自負しなければいけませんね。
今まで、なんとなくチャラチャラ生きてた自分が恥ずかしいです…。
じゃ、どうしればいいのか? それもすごく難しい問題です。結局私は何をすればいいんだろう。
私も同感です。何しているんだろう、と思ってしまいました。でも何も出来ません。
出来る事・・・・。私は「そんな時代があった」と忘れずに生きて行く事なのでは、と思います。
だから本当にこの映画を多くの若い人に見てもらいたいです。
最近この国は今「戦前」なんだな、と考えてしまう事があります。
平和ボケできる時代・・・良い時代ですよ・・・。
平和故に「こんな日本」と言えるのではないでしょうか・・・。兵器関連の仕事もしていると、複雑な心境です。私の会社では、その自覚すらない社員ばかりですし、自衛隊は資格を取るために入る、なんて人がいるくらいですから。他国じゃ信じられないことですよ・・・。
歴史は繰り返されるものならば、今は良い時代と言えるんじゃないでしょうかねぇ
映画を見て、隣の友人が目の前で死ぬ時代でなくて良かった・・・。最初に思ったことです。
>>兵器関連の仕事もしていると、複雑な心境です。
そうだったね。隊長は防衛機密に関する仕事だったよね。
>>平和ボケできる時代
私も戦前戦中の世の中に生まれるより今の時代で良かったと常に思います。
しかし、平和ボケをしていて気が付いたら憲法も法律も変わっていました、という事になってしまいそうでとても不安です。
>>今は良い時代と言えるんじゃないでしょうかねぇ
今はね。食べる物にも不自由しないし、好きな事を出来るしね。でも「国際貢献」の名の元、ヒトラーみたいな指導者を崇拝する国民。投票権があるのに行使しない国民。
私にはとても未来があるとは思えないのです。
私も泣けませんでした。
>出来る事・・・・。私は「そんな時代があった」と忘れずに生きて行く事なのでは、と思います。
まさにその通りです。
しかし、映画を見て泣いた若い人の中に、こんな事が昔本当にあったなんて・・・と言う人が結構多かったようです。
こういう映画で、戦争の悲惨さ、平和の尊さを学ぶのは、とても有意義だと思います。
でもうがった見方をすれば、成人前後の若者が、この映画を見るまでそういう事実を知らなかったことに落胆して、しらけてしまいました。
結局学校でも近代史は学期末で駆け足もしくは最悪省略されるような教育です。そんな現状に期待はできないのかもしれませんが・・・
今の平和はタダじゃないことを、国民全体がもっと深く理解するべきなんだと思います。
(個人的なトンデモ説を展開すると、今の堕落した日本を変えるには戦争でも起きれば・・・ってやばすぎるので止めときます(笑)。これも平和故の戯れ言、ああ、革命の成功した国へ行ってみたい(笑))
>>成人前後の若者が、この映画を見るまでそういう事実を知らなかったことに落胆
アメリカと戦争をしていた事を知らない若者が本当に増えている。
毎年、成人式で暴れる若者。あの戦争で亡くなった若者。この差を思うとやりきれなくなる・・・。
>>今の平和はタダじゃないことを~
まさにこれです!ほんの、ほんの数十年前にこんな時代があったんだ、という事を多くの若者に知って欲しいのです。
>>ああ、革命の成功した国へ行ってみたい
さすが城南大学理工科出身ですな。明日、楽しみにしています♪
通常は洋画ばかり見てしまうのですが、パンフレットを見たら「おぉ、これは確か彩雲さんがブログで書いていた映画ではないか」という事で選択した次第。
小さな小さな画面ゆえに特撮のすごさは全く分からず、でした。渡哲也は格好良かったですな。
さて私の年齢ですと両親が何らかの形で戦争体験者です。
父は徴兵され出張で行った長崎で被爆しました。彼は59才で亡くなりましたが被爆の影響なしであったかどうかは疑問です。
神田にあった母の実家はかなり初期に焼けました。母の伯父は東京大空襲で亡くなりました。玉音放送数日後、疎開先の葉山の海岸に出た母は沖を埋め尽くす米軍艦隊に肝をつぶし、こりゃ勝てないよなぁ、と敗戦を実感したそうです。
自分を語ることがおよそ無かった父は別として伯父や母からはさんざ戦争中の話を聞かされました。人間がいかに洗脳されやすいか、そして思い出したくない過去を封印するのがいかに上手か。
戦争の意味等々は議論百出でしょうが、日本が実際に戦争をし、多くの非戦闘員が亡くなった事実を忘れてはなりません。
先日はタイのバンコクから三島までおつかれさまでした。
>>疎開先の葉山の海岸に出た母は沖を埋め尽くす米軍艦隊に肝をつぶし~
余談ですが石原慎太郎さんと裕次郎さんも同じ光景を見たそうです。
私の両親も学徒動員と疎開の経験者でいろんな話しを聞きました。
>>日本が実際に戦争をし、多くの非戦闘員が亡くなった事実を忘れてはなりません。
まさにその通りです。ほんの60年前の事なのに無かった事のようになりそうです。決して忘れません。