あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

炉ばた焼き 陣太鼓

2010-02-01 18:28:40 | 
高岡駅の(北口)改札口脇に鱒寿司の駅弁を売っている売店がある。
(隣にあるコーヒースタンドがいい味出しています)

親に買っていってあげようと思ったのだが
これからまだ行きたい場所があるので駅弁を買うのも荷物になってしまう。
閉店時間を尋ねると10時までだそうだ。
それまでに戻って買えばいいや、と駅を後にする。
目指すは居酒屋「陣太鼓」
「8月のクリスマス」で山崎まさよしさんと親友役の大倉孝二さんが二人で飲む場面に使われる。







映画と変わらない店構えに安心する。




店内の入り一人だと告げると映画で使われたカウンターに案内された。
ど真ん中が空いていたので座ろうとすると
「そこは入り口で風が入るから左の端はどうですか」
と声を掛けられた。

確かにそこの方が一人でも過ごし易い。
「隣に人が来ないようにしておきますね」
なんとお優しい心遣い。
あ、ありがとうございます・

駅の案内所、フェリー乗り場に続き高岡の人達は優しいと下調べした時に評判で聞いていたが…

案内してくれた店員さんに
「映画にちなんだ『まさよしセット』があると聞いたんですが」
と尋ねると内容を説明してくれた。
撮影中に実際に山崎まさよしさんが食したからだそうな。

映画を見て横浜から下呂を経てやって来たと告げると
カウンターにいた店長さんが

「土日しか空いてないから記念館の中を見られなかったでしょう」

そんな私に気の毒と思われたのか写真館のパネルの縮小版や
山崎まさよしさんと大倉孝二さんのサインを見せてくれました。





店内に展示されている鈴木写真館の品々


(これはトイレ付近にあります)

あの映画を知っている者には涙モノ。
これを前に酒を飲ませてくれるとは店長さん泣かせてくれます。
お忙しいにも関わらず他にも記念館グッズをくださったり店内撮影時のエピソードも話してくれました。
「冷蔵庫の音をマイクが拾ってしまうので電源を切って欲しいと言われ困った」
「大倉さんが働く米屋が近くにあるがあの米屋にある丸い窓をスタッフが見て
元は床屋だった鈴木写真館を改装するのに取り入れた」
等・・・
私のように映画を見た人や山崎まさよしさんのファンの方が今も訪れるそうだ。
つい先日も私のように男性が一人で関西からやってきたそうだ。
トイレの前には写真館入り口の銘番?や大型パネル、新聞記事。
店長の中村勝治さんは「越中を自慢する会」という活動をされている。
(お名前を載せる事は承諾済)

「越中を自慢する会」のサイトhttp://www.kitanippon.co.jp/pub/ecchu/


写真館は残念ながら三月末に閉館が決まっている。
私のように遠くから写真館を目当てにやってくる人や
山崎まさよしさんのファンの方々が訪れるこの写真館こそ
何よりの観光資産なのではないのだろうか。
(これは店長さんも同意してくれました)

初めて入った旅先の飲み屋で受けた暖かいもてなしに
この店に来て良かったと深く思う。
帰る際に紙に書いた地図を渡してくれた。

(NPCの下が映画に出てくる立小便の場所)


それは米屋さんと立ち小便をした場所が書かれていた。
さっき途中でいなくなったな、と思ったが裏でこれを書いてくれていたのか…

なんと・・・(涙)

旅先で感じる暖かさは沁みるんですよ中村店長!

ちょっと目頭が熱くなりました。

因みに陣太鼓名物「石焼きイカ」は絶品でした。


お店の場所等はこちらをごらん下さい。
yahooグルメ↓

http://gourmet.yahoo.co.jp/0004208329/

高岡の陣太鼓さん
本当にありがとうございました!

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