さて、真鶴で遊んだ後は熱海ニューフジヤホテル開業と同じ年、昭和39年開通の熱海ビーチラインを経て熱海に入る。
回数券をうっかりコルトの中に忘れてきたので現金で払う。
紙の回数券を渡して料金所を通過する事もETC全盛の世の中でちょっとした楽しみなので後悔。
現金で250円を払う。
因みに開業当時の普通車通行料金は150円(小型130円)。
国鉄初乗り10円、ビール大瓶が150円の時代。
今の金額にするとかなりの高額だと思われる。
当時のマイカー族は苦労して車を買ってレジャーに出掛けても出費が大変だったのだろう。
熱海から下田に行くにも「なぎさライン」と呼ばれる有料自動車道ばかりだ。
彩雲交通ハイヤーは6.1キロのビーチラインを走りきる。
宿に向かう前に熱海名所 お宮の松を見学。
昨年、初めて金色夜叉を読みました。
仮名遣いが古いので難しかった。
熱海に来る人たちは名所としてお宮の松を見に来るが(だって熱海には観光名所が少ないんだもの)この像と松を観て
「これがお宮の松か!」
と喜ぶ人はどれだけいるのだろう。
「なんか名所らしい」と見る方が殆どだろう。
因みに東海道新幹線熱海駅の「飛躍の像」
渚町の純喫茶「田園」の像と同じく 館野弘青氏の製作です。
観覧するご主人様を見守る運転手君。
ITビジネスで儲けた方々だろうか(振り込め詐欺の犯人グループ説あり)
しかし20年前の背広に再び腕を通すとは思わなかったな。
ここへ来たら、信号を渡り波さんから教わった初代お宮の松プレートに案内し解説。
黄色の矢印の所にそれはある。
かつて初代お宮の松があった場所。
今は亡きホテル「つるや」前です。
初代「お宮の松」
記念板を国道 - 初代お宮の松の跡に
市の観光課では東町海岸の国道にあった初代
『お宮の松』は枯れた根も掘り返して取り除かれ全く姿を消したため
『初代お宮の松跡』と記した真鋳板をこの松があった路面に
はめこんで記念に残すことになった。
タテ15センチ、横25センチ、厚さ5センチ、重さ28キロの楕円形真鋳板で
これに長さ30センチのくいをつけて位置が移動しないようにする。
昭和41年11月23日 熱海新聞より
路面を見入る一行に周囲は怪訝な顔をしていました。
この存在を知る人も今ではどれだけいるのか。
私も波さんに教えてもらうまで知りませんでした。
こちらが枯れてしまった初代「お宮の松」の輪切り。
つづく
さて、ついに憧れの熱海ニューフジヤホテルへ!
私も同行したかった!
我が家には是非赤色灯仕様で来て下さいっ。
ちょっと引っ張り過ぎのようですがこれからが
本番でして(汗
タイトルにニューフジヤを使っていますが
関係なくなっていますね(笑
>>我が家には是非赤色灯仕様で来て下さいっ。
いえ、職場に突撃です。