『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

 “雅の世界平安朝を覗く”

2012-01-06 16:34:30 | Weblog

               

       あなた

 随分雪が積もりました。午前中がんばりましたよ~

 あなたが見ればきっとお気に召さないでしょうけど・・・其方で見て酷かったら直してね。

 日中は割りと暖かく白山石楠花の葉が大きくひらいていました。植物が一番敏感なのでしょう・・・ね

 私はと言えば?午後から古い本を繙きました。やはり鎌倉・奈良より平安です。

 あの雅な世界が好き・・・

 気が付いたらもう電気なしでは字が見えません。

 季節の和歌(うた)恋の和歌(うた)何て優雅なのでしょう・・・今日は愚痴でなく私の好きな世界での話です。

   あなた

 何時でも夢中になる私をみて笑っていたよね!でもこれがあるから、この世界へ浸れるから私は救われています。

 ある意味わたしって、倖せなんだと今改めて思います。

 “ながらへばまたこの頃やしのばれむ 憂しと身し世ぞ今は恋しき”  藤原清輔朝臣

『 とても辛い いっそ死ねたらと何度も思った事があったか しかし 苦しかった昔が懐かしく思われる 今では・・・

 生き永らえていたからこそ 時が思いでに 変えてくれる・・・』   と、言う様な和歌(うた)のようです。

 じゃ~またね