『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

 ”魔法の絨毯”があったらいいなぁ……

2013-12-19 13:12:18 | Weblog

 

                             

    あなた

 冬の柔らかな陽ざしが庭いっぱいに広がっています。

 ピリッとした寒さには変わりないけど…こんな日が続いてくれたらうれしいな…

 

 昨夜夢みたよ…残念ですが、あなたでなく 友達だった。

 何時もの笑顔でニコニコしてたけど、声は聞こえない…だがすべてわかる…

 相も変わらずきちんとして…

 彼女の好きだったお湯呑でお茶が飲みたいという…

 あなたに逢ったとも言っていた。

 

 目覚めたとき、もっともっと居てくれたら…って思ったら、身体が気怠るく起きるのが苦痛。

 

 今日の青空…所どころに雲が魔法の絨毯のように”コンモリ”したかたちになって…

 その上に誰かが乗っている…そんな風にみえる。

 

 淋しくはない…人恋しいだけ…

 

 「アブラカタビラ」って呪文を唱えたら… 

            

  こんな風に飛んできて…限りなく広い空の上をとびまわって…

 望んでいる場所に連れて行ってくれる……

 夢であってもいいから、そうあってほしいなぁ……

 

   あなた

 何もしないで、ただ時間を費やしている…そんなわしです。