あなた
冬の柔らかな陽ざしが庭いっぱいに広がっています。
ピリッとした寒さには変わりないけど…こんな日が続いてくれたらうれしいな…
昨夜夢みたよ…残念ですが、あなたでなく 友達だった。
何時もの笑顔でニコニコしてたけど、声は聞こえない…だがすべてわかる…
相も変わらずきちんとして…
彼女の好きだったお湯呑でお茶が飲みたいという…
あなたに逢ったとも言っていた。
目覚めたとき、もっともっと居てくれたら…って思ったら、身体が気怠るく起きるのが苦痛。
今日の青空…所どころに雲が魔法の絨毯のように”コンモリ”したかたちになって…
その上に誰かが乗っている…そんな風にみえる。
淋しくはない…人恋しいだけ…
「アブラカタビラ」って呪文を唱えたら…
こんな風に飛んできて…限りなく広い空の上をとびまわって…
望んでいる場所に連れて行ってくれる……
夢であってもいいから、そうあってほしいなぁ……
あなた
何もしないで、ただ時間を費やしている…そんなわしです。