続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

桜木町駅周辺の変貌。

2013-02-26 06:52:45 | 日常
 もうとっくに変貌を遂げていたと思われる桜木町駅周辺に今さら驚くのも間が抜けているけれど、川はどこ?ぽんぽん船は?駅に隣接していた日通の景色は?
 十年一昔というけれど、五十年近く前の景色が今在ろうはずがない。

 まったくどこがどこだかさっぱりわからない。

 駅の向こうにあんな高いビル(マリンタワー)があるなんて、だって向こうは・・・。
 電車の窓から見て、とっくに知っている街の変貌。

 あの観覧車だって、子供たちと乗ったのに・・・すっかり忘れている。


 99才で亡くなった叔母は自慢の息子の名前を忘れても、とっくの昔に他界した両親の名前だけは覚えていたらしい。わたしも中間の記憶が抜け落ちて、若かった頃の足繁く通った桜木町の印象だけが脳裏に焼き付いているのかもしれない。
 いつまでも昔の記憶にしがみついているから「年寄りは昔のことばかり言う」と叱られる。(そう、忘れよう!さよなら初恋。。)

『セロ弾きのゴーシュ』11。

2013-02-26 06:37:43 | 宮沢賢治
おいゴーシュ君。君には困るんだがなあ。表情ということがまるでできてない。怒るも喜ぶも感情というものがさっぱり出ないんだ。それにどうしてもぴたっとほかの楽器と合わないもなあ。いつでもきみだけとけた靴のひもを引きずってみんなのあとをついてあるくようなんだ。

☆薫(自然に感化を与える)訓(字句の解釈)。
 魂の平(平等)は常(いつまでも変わらない)度(きまり)である。
 記/書き留めることで、換(入れ替わる)状(ありさま)を推しはかる。
 学ぶ基(根本)は業(身、口、意による善悪すべての行為。またそれが将来に及ぼす影響)であり、果(原因があって生じるもの)が隠れている。

*いつでもとけた靴のひもを引きずって・・・天空の音楽界は光の饗宴である、ゴーシュ(地球)は雷によって光を出すけれど、いつでもとけた靴のひもを引きずったような光の線を残す。

『城』1196。

2013-02-26 06:24:34 | カフカ覚書
してみると、この点でも、クラムとのことが尾を引いているわけです。しかし、その点は度外視しても、クラムは、さらにあなたのご病気の原因でもあるのです。と言いますのは、あなたの心臓は、結婚なさるまえからすでに不幸な情熱のために疲れはてていたのですから。

 病気/Krankheit・・・不快。
 結婚/Heirat→Heiland/救世主。

☆してみると、この点でもクラム(氏族)のことです。しかし、クラム(氏族)は別としても、クラム(氏族)は、あなたの不快の原因でもあります。あなたの心は救世主が現れる前から不運な苦悩のために疲労困憊していたのです。