続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『銀河鉄道の夜』274。

2016-04-05 06:39:03 | 宮沢賢治

「お父さんやきくよねえさんはまだいろいろお仕事があるのです。けれどももうすぐあとからいらっしゃいます。それよりも、おっかさんはどんなに永く待っていらっしゃったでせう。わたしの大事なタダシはいまどんな歌をうたってゐるだらう、雪の降る朝にみんなと手をつないでぐるぐるにはとこのやぶをまはってあそんでゐるだらうかと考えたりほんたうに待って心配していらっしゃるんですから、早く行っておっかさんにお目にかゝりませうね。」


☆普く詞(ことば)は、二つを営(こしらえている)。
 他意の台(テーマ)を示す化(形、性質を変えて別のものになる)を接(つなぎ)、考えを重ねている。
 主な講(はなし)の他意は、新たな配(割り当て)であり、双(二つ)の講(話)は黙っている。


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