続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『真空溶媒』⑫

2018-03-14 06:35:46 | 宮沢賢治

  画かきどものすさまじい幽霊が
  すばやくそこらをはせぬけるし
  雲はみんなリチウムの紅い焔をあげる
  それからけはしいひかりのゆきき
  くさはみな褐藻類にかはられた
  こここそわびしい雲の焼け野原
  風のヂグザクや黄いろの渦


☆覚(感知する)幽(死後の世界)の霊(死者の魂)を運(めぐらせている)
 双(二つ)であることを掩(隠し)括(たばねる)
 双(二つ)が塁(重なる)ように運(めぐらせている)章(文章)也
 現れる怖い往(人が死ぬ)果(終末)がある


最新の画像もっと見る

コメントを投稿