ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

キベリハムシ

2006-08-15 10:29:52 | 一枚の写真
過日、神戸市立森林植物園を訪れました。
目的は園内の植物「ビナンカズラ」にいる小さな甲虫(こうちゅう)類。




名前を「キベリハムシ」といいます。
小さな種が多いハムシ科の中で最大13mm。しかも美麗。

この昆虫、じつは外来種。
外国(中国あたり)から神戸港にやってきました。
戦前から日本にいますが、全国で六甲山近辺にしか棲んでいません。

頭と胸部は黄色。
上翅は茄子紺の地に黄色い縁取り(「キベリ」)。
肢と触覚も黄色ですが、先端部は黒く、肢はまるで黒いソックスを履いたよう。

なにか古来中国の、クラシックな貴人を連想させられます。
真っ黒なつぶらな瞳も、なんとも可愛いらしいと感じませんか。

今年からシニア自然大学研究部昆虫科に入って、この夏はなにやら虫三昧の日々です。
この週末19日も、服部緑地で子供たちと一緒にセミの抜け殻探しをします。

生息しているセミの種類で、周囲の環境を考える、大阪府の取組みの一環でもあります。

明日は終戦の日、高校野球と靖国参拝問題が暑い、まさしく日本の盛夏です。

撮影・文責 Y.K.



Y.K.さんという方からご寄稿頂いた写真とコメントです。


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オナガバチ

2006-07-01 17:19:57 | 一枚の写真






私が所属するシニア自然大学の研究部昆虫科では、今年は万博公園の昆虫調査を手がけています。
その調査の際、園内の立ち枯れのエノキの幹で珍しい蜂の生態を観察しました。

大阪市立自然史科学博物館の元館長(現橿原昆虫館館長)の宮武先生に写真を見せたところ、このハチはキバチ(木蜂)ではなく、ヒメバチ科のオナガバチ(尾長蜂)の仲間だそうで、日本では未記載(現在記載手続き中)の新種だそうです。

体長3~4cmはある大型の蜂なのに、未記載種なのには驚きました。
♀は長い産卵管を硬い幹に差し込んでいるところ。♂は♀の周りに群れていました。

撮影・文責 Y.K.



Y.K.さんという方からご寄稿頂いた写真とコメントです。


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山麓の自然とともに(恵那山)

2006-05-08 13:19:20 | 一枚の写真
先日、長野・岐阜県境にある恵那山へ登った人の遭難のニュース(5月3日)記事を見ました(ヘリで無事救出済み)。

当方もその直前の4月30~5月1日に恵那山に登っていたので驚いた次第です。



中腹から恵那山を望む(真ん中のピーク)





ユニークな形の花、コガネネコノメソウ





もう一種のネコノメソウにやってきたツチハンミョウ





私は長野県側の広河原ルート、遭難者は岐阜県側の黒井沢ルートでしたが、頂上稜線に到達してからは同一コースを辿ります。

残雪は中腹から現れ、稜線は1~2mと、たっぷりの雪に覆われていました。



稜線上はたっぷりの雪





林道の河原でニホンカモシカの幼獣を見る





山頂の標識と雪だるま

マウスオンで雪だるまのアップです。




撮影 Y.K.



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ポンポン山の裏の谷筋にて

2006-04-01 08:41:34 | 一枚の写真
福寿草





先日、友人に案内してもらって、高槻の北に位置するポンポン山の裏の谷筋を歩きました。
早春の野草が咲いていて、久しぶりにカメラを構えて楽しい一日を過ごしました。
フィルムの現像が上がって、ポジを見る時はいつも期待半分、不安半分ですが、今回はどうでしょうか。
  
福寿草は草丈が伸びていましたが、まだ見れる状態でした。少しトウがたって、おしべが乱れてしまっていますが(アップになるとアラが目立ちます)。

あれだけの保護観察&監視員が山にいるということは、恐らく盗掘などに備えているとも言えて、逆に言えば悲しいことです。



ヤマシロネコノメソウ

ヤマシロネコノメソウは、山地の谷沿いの陰湿地に生えるユキノシタ科・ネコノメソウ属の多年草。花の直径は3~5mmととても小さい。

コガネネコノメソウの変種で、ヤマシロ(山城)地方で発見されたことによる命名。



6本のおしべが箱型になった4枚の花弁より上に出ている(コガネは出ない)のが特徴。こちらのアップ写真で確認いただけると思います。




はこちらは、渓流の玉ボケを入れた水辺のショットを狙いましたが、花が密生していないため、焦点の定まらない写真になっています。




こちらは、オオキツネノカミソリ(細長いみずみずしい若葉)の根方に咲くヤマシロネコノメソウを撮ってみました。
これも花の数がちょっと寂しい。

この辺りの渓畔には、オオキツネノカミソリがたくさんの新葉を出していました。
8月の花時ころ訪れたら、壮観な眺めが見られそうです。


あんなに小さく可憐な花とは思っても見ませんでした。やはり時期的に少し遅く、マクロレンズで覗くと(アップの写真)おしべが花粉を落としてしまっていて元気がありません。

そんな次第で、オオキツネノカミソリの若葉と組み合わせたショット、水辺の流れを取り入れた写真に期待しました。

構想は悪くなかったはずですが、如何せん被写体が小さすぎ、また被写界深度が浅くて、あまりいい写真にはなりませんでした(180mmのレンズで撮ればよかったかも)。 



セントウソウ



セントウソウはセリ科で、仙洞草と書くようです(紀伊国屋書店の立ち読み)。
漢字の言われは不明とのこと。
たんなる証拠写真程度です。



アオイスミレ



アオイスミレは、もっとも花期の早いスミレの一つ。
図鑑「日本のスミレ」に「早春にふさわしい清楚な花を恥ずかしそうに咲かせる」とありました。

私の手持ちの写真(ハガキ)には、雨飾山麓のものがありますが、このポンポン山のものはポッと頬を染めたような色気があって、こちらの方が素敵です。

この写真は納得!


撮影 Y.K.



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ユキワリイチゲ

2006-03-23 09:27:41 | 一枚の写真
13日に丹波篠山で写した「ユキワリイチゲ」です。
雪が降って、名前どおりにはなりましたが、寒さのため、蕾はひらいてくれませんでした。
自然はこちらの予想通り、注文どおりには動いてくれません。そこがまたいとおしく感じるところでしょうか。
「見て 知りソ、知りて ナ見ソ」。「今 見よ、イツ 見るも」。

撮影 Y.K.


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N Z シダ

2006-03-08 21:33:05 | 一枚の写真
『NewZealand(NZ)は植物の「シダ=fern」が国家のシンボルになるくらい、国民から愛されている存在です。例えば、NZ航空の尾翼の図案はシダの新芽(コルー)。ラグビーのAll Blacksのシンボルマークは「Silver fern」。また、現在のユニオン・ジャック系の国旗も、シダをデザインしたマークに変更すべきか、議論されているところのようです。

 写真のシダは、「Prince of wales feathers fern」といって、NZで最も美しいと言われているシダです。これをMilford Trackの渓谷の山径で見つけた時は、思わず「やったあ」と言ってしまいました。』

撮影 Y.K.



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ニュージーランド・リンドウ

2006-02-25 13:55:36 | 一枚の写真
 

写真クリックで拡大


今朝、友人からニュージーランドで撮影した

リンドウの花の写真をメールで送ってくれた。

24種ある山地性のリンドウ属のうち最高に

すばらしい花だとの添え書きがあった。

彼のカメラの腕前も相当な物だと思うが

写真を見ているだけで思わずスケッチしたくなる。〈了〉


コメント・Ken

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