株式投資ではかなり成功している知人の
一人が先ほどメールをいれて来ました。
「解散直後より日経平均、TOPIXとも連日上昇、
8月22日ついに12,452円を突破しました。
株式講演会によく出かけるが、評論家の結論は
選挙が終わるまで株は上がる。ところで、
帝人を598円で売却した。」という趣旨でした。
以下返信メールしました。あくまでひとつの見方として
ご参考にしていただければ幸いです。
『メールありがとうございました。
帝人598円売りは大したものです。
ところで帝人600円は予想外でした。
598円売りは正解と思います。
どうして帝人の株が600円で東レが530円で
ウロウロしているのかよくわからないと話している
ひとは多いようです。
帝人株の上げのピッチがいかにも
早過ぎます。
同じ合繊株でありながら、帝人を利食い売りしたあと
東レを買うかというとそうではないところに東レの
悩ましさが感じられます。
今日、日経ダウは上げましたが、最近急激に上げていた
松下電機には早くも利食い売りが出ています。
日立(690円)、三菱電機(590円)も値上がり
しませんでした。合繊株の中でもクラレは値下がりしています。
全面高でないところがポイントです。
これからも値上り銘柄を個別に吟味することが大切です。
森(日経ダウ)だけ見て木(個別銘柄)を見ることを
忘れないことでしょう。
今回の日経ダウ上昇には、銀行株高が
大いに関係しています。
銀行株高が終われば日経ダウは下げるでしょう。
銀行株がどこまで上がるかがこれからの日本株の
動向の指針になりそうです。
今回の日経ダウの値上がりは、選挙と株高が
見事連動していると思います。
銀行、証券、不動産 の値上りピッチの早さに
それが現れています。
外人投資家は仕込みも早ければ逃げ足も
早いでしょう。
外人は日本の銀行をたたいて安値で
大量に仕込んでいるはずです。十分血を
吸っていますからいつでも逃げられる体制に
なっているはずです。
彼らは山登りと同じで三合目で仕込み七合目で売る。
銀行株が今まだ五、六合目ならしばらく日経ダウは
上昇を続けるでしょう。
しかし、銀行株が既に、七合目なら7買って3売りを
はじめ、あと、5買い5売りへ少しずつ売りを増やしながら
出口へ移動していくでしょう。
銀行株でも「みずほ」はすすめても三菱東京は
薦めません。
「みずほ」を指標銘柄に利用している形跡は
十分あります。
外国人は指標銘柄をしばしば作ります。
今回の日本の銀行株は「みずほ」を使っているようです。
「みずほ」が売られ始めれば意外に相場は
短命に終わる可能性があります。
「女さかしゅうして牛を売りそこなう。」
この格言は意味深いものがあります。
選挙が終われば政局は決め手を欠き
混乱が予測されます。
Business Week最新号は
郵政民営化は民主党が政権をとっても
うまくいかないだろうと冷静に分析していました。
宴のあとの失望売り相場が注目されます。
相場の格言に「まだはもうなり、もうはまだなり」といいます。
決め手を欠いた政策運営が十分予測されますから
冷静に判断すれば株は選挙投票日を見据えて
外人はいつ売るかを考えていることでしょう。
日本の総選挙は9月11日です。
その日時限爆弾が破裂するのか
しないのか。
いやな発想ですが9:11は皮肉なことに
NYの世界トレードセンターテロ事件の命日です。
ただ大きなうねりから見れば一端調整をいれたあと
再び日本株は上昇しそうな予感がします。
それは3年先だろうとドイツ証券の武者さんが
喝破していました。
参考になる意見だとおもいます。
選挙のあと売られたら余裕資金があれば
株式投資に妙味ありと見ています。
ながながととりとめもなく失礼しました。』(了)
一人が先ほどメールをいれて来ました。
「解散直後より日経平均、TOPIXとも連日上昇、
8月22日ついに12,452円を突破しました。
株式講演会によく出かけるが、評論家の結論は
選挙が終わるまで株は上がる。ところで、
帝人を598円で売却した。」という趣旨でした。
以下返信メールしました。あくまでひとつの見方として
ご参考にしていただければ幸いです。
『メールありがとうございました。
帝人598円売りは大したものです。
ところで帝人600円は予想外でした。
598円売りは正解と思います。
どうして帝人の株が600円で東レが530円で
ウロウロしているのかよくわからないと話している
ひとは多いようです。
帝人株の上げのピッチがいかにも
早過ぎます。
同じ合繊株でありながら、帝人を利食い売りしたあと
東レを買うかというとそうではないところに東レの
悩ましさが感じられます。
今日、日経ダウは上げましたが、最近急激に上げていた
松下電機には早くも利食い売りが出ています。
日立(690円)、三菱電機(590円)も値上がり
しませんでした。合繊株の中でもクラレは値下がりしています。
全面高でないところがポイントです。
これからも値上り銘柄を個別に吟味することが大切です。
森(日経ダウ)だけ見て木(個別銘柄)を見ることを
忘れないことでしょう。
今回の日経ダウ上昇には、銀行株高が
大いに関係しています。
銀行株高が終われば日経ダウは下げるでしょう。
銀行株がどこまで上がるかがこれからの日本株の
動向の指針になりそうです。
今回の日経ダウの値上がりは、選挙と株高が
見事連動していると思います。
銀行、証券、不動産 の値上りピッチの早さに
それが現れています。
外人投資家は仕込みも早ければ逃げ足も
早いでしょう。
外人は日本の銀行をたたいて安値で
大量に仕込んでいるはずです。十分血を
吸っていますからいつでも逃げられる体制に
なっているはずです。
彼らは山登りと同じで三合目で仕込み七合目で売る。
銀行株が今まだ五、六合目ならしばらく日経ダウは
上昇を続けるでしょう。
しかし、銀行株が既に、七合目なら7買って3売りを
はじめ、あと、5買い5売りへ少しずつ売りを増やしながら
出口へ移動していくでしょう。
銀行株でも「みずほ」はすすめても三菱東京は
薦めません。
「みずほ」を指標銘柄に利用している形跡は
十分あります。
外国人は指標銘柄をしばしば作ります。
今回の日本の銀行株は「みずほ」を使っているようです。
「みずほ」が売られ始めれば意外に相場は
短命に終わる可能性があります。
「女さかしゅうして牛を売りそこなう。」
この格言は意味深いものがあります。
選挙が終われば政局は決め手を欠き
混乱が予測されます。
Business Week最新号は
郵政民営化は民主党が政権をとっても
うまくいかないだろうと冷静に分析していました。
宴のあとの失望売り相場が注目されます。
相場の格言に「まだはもうなり、もうはまだなり」といいます。
決め手を欠いた政策運営が十分予測されますから
冷静に判断すれば株は選挙投票日を見据えて
外人はいつ売るかを考えていることでしょう。
日本の総選挙は9月11日です。
その日時限爆弾が破裂するのか
しないのか。
いやな発想ですが9:11は皮肉なことに
NYの世界トレードセンターテロ事件の命日です。
ただ大きなうねりから見れば一端調整をいれたあと
再び日本株は上昇しそうな予感がします。
それは3年先だろうとドイツ証券の武者さんが
喝破していました。
参考になる意見だとおもいます。
選挙のあと売られたら余裕資金があれば
株式投資に妙味ありと見ています。
ながながととりとめもなく失礼しました。』(了)