「週明け9日、NY市場は、コロナウイルス感染拡大に原油暴落が追い打ちをかけ、安全資産として米債券買いが加速した。NYダウ先物相場は値幅制限5%まで値下がりして取引を開始した。数週間前まで11年間続いてきたブル・マーケットの寿命(Longevity)が試されている。」と9日付けWSJ紙電子版は伝えた。ロイター通信電子版は「9日、NYダウは先週末比2,013ドル、7.8%安、23,851ドルで取引を終えた。ハイテク株指数、ナスダックは、7,950,同7.3% 安、S&P500種平均株価指数は2,746、同7.6% 値下がりした。恐怖指数VIXは54.46、先週末比30.0%上昇、10年物米債券利回りが年0.5%へ低下した。」と伝えた。
ロイター電は「9日のNY外為市場ではドルが対ユーロで1.34%安、対円では3.0%下落した。対主要通貨の円レートは、1ドル=102.24円、1ユーロ=117.02円、1英ポンド=134.06円で取引された。NY原油(WTI)はサウジアラビアとロシアとの交渉が決裂、コロナウイルス感染の世界的拡大懸念と重なりパニック売りとなりバレル30.15ドルと先週末比27%安と暴落した。NY金は小幅高、オンス1,680.70ドルで取引を終えた。」と伝えた。
9日付ヤフーファイナンス電子版による9日のNY株式市場の主要個別銘柄動向を以下紹介する。「アップル、266ドル、7.9%安、一銘柄でダウ指数を155ポイント押し下げた。中でもボーイングは227ドル、13.4%安、同228ポイント押し下げ、この日のダウ暴落をリードした。FAA(米連邦航空局)がボーイングが提出した事故機737MAXシステム改良案を拒否したと伝えられたあと急落した。長期国債利回り急落を受けて、JPモルガン、93ドル、13.6%安、同99ポイント押し下げ、ゴールドマンサックス、172ドル、10.3%安、同135ポイント押し下げ、金融銘柄の下げを加速させた。その他原油暴落関連ではエクソンモービル、41ドル、12.2%安、シェブロン、81ドル、14.5%安、観光資源関連ではVISA,171
ドル、7.2%安、トラベラーズ、116ドル、6.3%安、住宅関連のホームデポ、210ドル、7.9%安、個人消費関連のマクドナルド、186ドル、6.0%安などそれぞれダウ平均株価を押し下げた。ナスダック関連銘柄のグーグル、ツイッター、フェイスブック、アマゾン、マスターカードなど主要構成銘柄が6~10%強値下がりした。」と伝えた。
9日付のNYタイムズ紙電子版は「①米国内でコロナ感染者数が600人死者が新たに3人増え26人に達した、②アフガン政権が二極化、先行き混迷がさらに深まる、③北朝鮮がコロナウイルスで混乱する中、飛翔物体を打ち上げ韓国政権を揺さぶる、④ダイヤモンドプリンセンス船のウイルス対応失敗の結果、今後のクルーズ船での感染拡大に影を落とした。日本はウイルス医療指針を無視した(disregard)」と伝えた。9日のフイナンシアルタイムズ紙電子版は「トランプ米大統領はコロナウイルス対策をかわすため原油暴落をサウジおよびロシア非難へ矛先をシフトさせた」と書いた。9日付けのワシントンポスト紙は「①トランプ米大統領はコロナ感染拡大と株暴落で信任が問われている。②10日新たな6州へ民主党予備選でサンダース、バイデンが戦いの場を移しトランプ攻撃を再開する」と伝えた。(了)
ロイター電は「9日のNY外為市場ではドルが対ユーロで1.34%安、対円では3.0%下落した。対主要通貨の円レートは、1ドル=102.24円、1ユーロ=117.02円、1英ポンド=134.06円で取引された。NY原油(WTI)はサウジアラビアとロシアとの交渉が決裂、コロナウイルス感染の世界的拡大懸念と重なりパニック売りとなりバレル30.15ドルと先週末比27%安と暴落した。NY金は小幅高、オンス1,680.70ドルで取引を終えた。」と伝えた。
9日付ヤフーファイナンス電子版による9日のNY株式市場の主要個別銘柄動向を以下紹介する。「アップル、266ドル、7.9%安、一銘柄でダウ指数を155ポイント押し下げた。中でもボーイングは227ドル、13.4%安、同228ポイント押し下げ、この日のダウ暴落をリードした。FAA(米連邦航空局)がボーイングが提出した事故機737MAXシステム改良案を拒否したと伝えられたあと急落した。長期国債利回り急落を受けて、JPモルガン、93ドル、13.6%安、同99ポイント押し下げ、ゴールドマンサックス、172ドル、10.3%安、同135ポイント押し下げ、金融銘柄の下げを加速させた。その他原油暴落関連ではエクソンモービル、41ドル、12.2%安、シェブロン、81ドル、14.5%安、観光資源関連ではVISA,171
ドル、7.2%安、トラベラーズ、116ドル、6.3%安、住宅関連のホームデポ、210ドル、7.9%安、個人消費関連のマクドナルド、186ドル、6.0%安などそれぞれダウ平均株価を押し下げた。ナスダック関連銘柄のグーグル、ツイッター、フェイスブック、アマゾン、マスターカードなど主要構成銘柄が6~10%強値下がりした。」と伝えた。
9日付のNYタイムズ紙電子版は「①米国内でコロナ感染者数が600人死者が新たに3人増え26人に達した、②アフガン政権が二極化、先行き混迷がさらに深まる、③北朝鮮がコロナウイルスで混乱する中、飛翔物体を打ち上げ韓国政権を揺さぶる、④ダイヤモンドプリンセンス船のウイルス対応失敗の結果、今後のクルーズ船での感染拡大に影を落とした。日本はウイルス医療指針を無視した(disregard)」と伝えた。9日のフイナンシアルタイムズ紙電子版は「トランプ米大統領はコロナウイルス対策をかわすため原油暴落をサウジおよびロシア非難へ矛先をシフトさせた」と書いた。9日付けのワシントンポスト紙は「①トランプ米大統領はコロナ感染拡大と株暴落で信任が問われている。②10日新たな6州へ民主党予備選でサンダース、バイデンが戦いの場を移しトランプ攻撃を再開する」と伝えた。(了)