1月17日がやってくる
江嵜企画代表・Ken
1月17日が近づいて来ると、いつも阪神淡路大震災のときのことを思い出す。今住んでいるマンションは建て替えか補修かで、すったもんだもめた後再建された。
あれから26年経つ。今、神戸に住んでいるひとで震災をご存じない方が半分を超えたと聞く。マンションの玄関先で顔を合わせても面識のない方が正直増えた。しかし、時に、90を過ぎてなおカクシャクと過ごしておられるご婦人にお会いするときなどは、80過ぎはまだまだ若いと励まされ、老け込んでなんかおれないと、逆にパワーをいただけるのは誠にありがたい。
たまたま描き初めとなったが、震災のあとの更地に植えた水仙と南天の実の一部を切り取って自宅に持ち帰り色紙に描いた。
絵を描いていると花びら一枚一枚が表情豊かに声をかけてくれているような気がしてくるから不思議である。花からいつも元気をもらうことができ感謝である。
世界中が今、コロナ、コロナで騒がしい日々が続いている。風邪は万病の元とご先祖様は、申し送り事項よろしく子々孫々に伝えて来た。月並みなようだが、風邪を引かないようにして、コロナ騒動を乗り切りたい。(了)