第59回神戸市高齢者美術作品展が9月26日(木)~30日(月)、いずれも午前10時から、兵庫県民会館「2階・大展示場」で開催される。
21日(土)午前10時半から猪熊佳子日本画教室があった。
その日は午後マンションの説明会やマンション理事会があり早退した。
限られた時間だったが猪熊先生に貴重なアドバイスをいただくことが出来た。
先ず第一。会場に足を運んで絵を見に来られる方は絵のどこを見るのか。タイトルはあまり見ない。
絵を見る。絵から直接伝わってくるものを感じとる。絵を見て、分かるように仕上げなければいけない、と指摘された。
特に猪熊佳子先生の手が入ったのは2点。
まず、上空を飛ぶヘリコプター。ヘリコプターを際立たせるように雲に筆が入った。
複数の取材のヘリコプターが上下に爆音を響かせ旋回しながら上空からパレードを追いかけていることをはっきり描く。
第2にパレードを歓喜して迎える見物人の様子を伝える。白シャツだったタイガースのユニフオームに姿を変えた。筆者が猪熊先生に「左の白い衣服の人もユニフオームに変えますか」と伺うと、
猪熊佳子先生は「いらない」ときっぱり。
岡田監督他タイガースのコーチ、選手を乗せたバスに焦点を当てるためだと改めて納得した。
たまたま9月22日(日)、阪神甲子園球場でのジャイアンツ相手の2連戦の初戦にタイガースは1-0で辛くも勝利した。
筆者は子供のころからの虎ファンである。
逆転優勝に向けて首の皮一枚でつながったと、子供の時のまま喜んでいる次第である。
今年の夏は予想外の暑さで体力を大きく消耗した。家族ともども8月にコロナに感染した。体調不良に陥った。1か月経ってようやく体調も平常にもどり正直ほっとしている。
加えて、日本画家の猪熊佳子先生のご指導のお陰で阪神日本一パレードの絵も仕上げることができた。
ひたすら感謝である。(了)