ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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「ねむりのはなし」、話し手、古谷真樹氏at 神戸酒心館ホール(スケッチ&コメント)

2024-10-16 21:44:20 | スケッチ


「ねむりの話」と題して神戸酒心館ホールで2024年10月12日(土)午後4時から古谷真樹、神戸大学大学院、人間発達環境学研究科准教授の講演会があり楽しみにして出かけた。いつものように会場の様子をスケッチした。
 
「みなさんは、眠りにつくまでの時間をどうやって過ごしていますか?気づいたら寝ている?あれこれ忙しくしてから寝る?それとも、秘密の儀式をしてから寝る?ぐっすり眠って、スッキリ起きるための光、温、香、酒についてお話しします。」と口火を切った。
 
冒頭、「健康づくりのための睡眠ガイド2023~高齢者のためのGood Sleep(ぐっすり)ガイド~(厚生労働省)を画面正面に映した。
 
第一原則 適度な長さで休養感のある睡眠を 寝床に8時間以上とどまらない。
第二原則 光・温度・音に配慮した、良い睡眠のための環境づくりを心がけて
第三原則 適度な運動、しっかり朝食、寝る前のリラックスで眠りと目覚めのメリハリを
第四原則 嗜好品との付き合い方に気を付けて カフエイン、お酒、たばこ控え目
第五原則 眠れない、眠りに不安を覚えたら専門医に相談を
 
古谷先生は一番から順番に解説された。
 
赤ちゃんは一日11時間、一日の半分寝ている。睡眠とは何か?脳のメンテナンスであると説明した。能に溜まったゴミを掃除しているのだという話がある。
 
次にレム睡眠とノンレミ睡眠の話に入った。レムとはRapid Eye Movementの
頭文字REM。寝ているときに忙しく目を動かしている状態。NonREMは目を動かしていない状態。夜10時に床に就き朝6時に起きるとしてレムとノンレムをほぼ6回繰り返していると図を映した。後半にかけて少しづつREMの時間が長くなっていく。REMは夢を見ている時。NonREMは夢を見ないときで眠りが深いと説明された。ノンレムの時に脳は休息する。成長ホルモンが働く。免疫力ががつき新陳代謝が進むと説明された。
 
日常的に睡眠の量と質を確保する。量は睡眠時間。質は寝すぎや中途半端な睡眠はよくない。日本人の睡眠時間は6時間半と世界的にも最も少ない。
 
光:朝起きたらカーテンを開いて朝日を浴びる。オレキシンが発生。覚醒ホルモンが増える。夜は寝る前は明るい光を浴びない。夜になるとメラトニンが増え睡眠時間が増える。
温;夏:室温25~ 26℃。湿度50~60%。エアコンアリだと深い睡眠。冬は23℃±2℃。室温が低いと血圧が上がる。早朝の高血圧に注意が必要だ。ねぶた祭りは労働を妨げる睡魔を追い払う祈祷から始まった。ねむの木の板を水に流す「眠り渡し」という行事があると紹介された。
 
香:覚醒作用:ジャスミン、ペパーミント、グレープフルーツ。鎮静作用:ラベンダ―、セドロール、へリオトロピンなど。
音:入眠時:静かな音楽。睡眠中:静かな状態で。
酒:入眠~睡眠前半:過度な飲酒は入眠を早め、深い眠りを増す。睡眠後半には中 
  覚醒や夢が増える。晩酌は就寝前2時間が望ましいと話された。
 
私事ながら暇があれば寝るようにしている。寝る子は育つと言われるが赤ちゃん帰りしているのかもしれない。
 
貴重な機会をいただいた神戸酒心館事務局にひたすら感謝である。(了)

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