アップルが来年度の採用と支出抑制発表のあと株下げる、一方、中国でコロナ感染者再拡大で数百万人ＰＣＲ実施、プーチン露大統領、ウクライナ侵攻後初の外国訪問、イランへ出発（学校で教えてくれない経済学）

「週明け18日のNY市場は、はじめ次回7月の米FOMCで1.0%利上げ観測が後退したことを受けて、高く始まったが、アップルが来年度の採用と支出抑制を発表、ゴールドマンサックスも今年度の採用スピード減速発表の後、下げに転じ、値下がりした、②ロンドンが熱波に襲われている。週末には40℃を超える予測を英気象庁が発表した」と18日、ブルームバーグ電子版が伝えた。18日、ＷSJ紙電子版は「①米企業決算発表に業績見通しの不透明から遅れが出ている。②欧州がロシアのガス供給停止により歴史的試練に直面」と伝えた。

18日、NY市場で、ダウは 31,072ドル,215ドル、0.69%安、S&P500は3,803と32ポイント、0.84%安、ナスダックは11,366と92ポイント、0.81%安で取引を終えた。ダウは31，644ドル迄値上がりしたがあと反落した。恐怖指数VIXは25.30と4.42%上昇した。10年米国債の利回りは2.989%へ0.99%上昇した。NY外為市場では1ドル＝138.12円、1ユーロ＝140.15円、1英ポンド＝165.07円で取引された。NY原油（WTI）はバレル98.80ドル、ほぼ変わらずの0.08%安、北海ブレントは同105.69ドル、4.85%値上がりした。NY金はオンス1，707.60ドル、0.15%安、ビットコインは2万1,583ドルと3.84%値上りした。

19日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは「①米北東部から中部にかけて華氏100度を超える熱波に襲われている。華氏107度（37.8℃）を超えた。欧州では山火事が多発している、②ドイツはロシアがガス供給停止を決め。操業停止中3基の原発再開を巡り与党内で意見がまとまらない事態に直面している。」と伝えた。ドイツZDFは「今週ドイツでは熱波がクライマックスに達する予報が出た。対策は遅きに失したとの見方も出て来た。暑さで鉄道線路がゆがみ点検のために交通機関に大幅の遅れが出ている。②ガス不足に対応できないと今年の冬が越せないと危機感の中、与党内で環境優先の緑の党と経済活動優先の自由民主党の間で意見がまとまらない。一方、野党CDUは高速道路スピード制限に反対している。稼働停止している3基の原発稼働では「イデオロギー論争している場合ではない」との意見が出ている。ガス不足、エネルギー問題と言う厳しい現実にドイツは直面している」と伝えた。フランス2は「フランス西海岸の有数の観光地アルカション地区の山火事で1万6，000人が避難した。パリでも30℃超える猛暑予想が出た」と伝えた。

韓国KBSは「①コロナ感染者が急増して来た。PCR検査のための長蛇の列が出来ている、②パク・チン韓国外相と林外相と18日会談、両国は元徴用工問題で意見の相違があるが早期解決を図る事で一致した」と伝えた。シンガポールCNAは「①中国の上海で、数十人のコロナ感染者が出た。数百万人に対するPCR検査が再び始まった。マカオではコロナ感染者が1,700人に急増、2週間の隔離義務付け、外出制限期間を2週間延長した、②インドで18日、インドで初の大統領選挙が実施された。野党の中には与党候補に投票する議員も檻、事実上形式的選挙と見られている。」と伝えた。アルジャジーラは「プーチン露大統領はウクライナ侵攻後初の外国訪問となるイランに向けて18日、出発した。」と伝えた。（了）