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NY市場、債券利回り落ち着き、株価小幅反発、一方、世界銀行、世界の経済見通しを4月予測の3.2%増を2.9%増へ下方修正、インフレと消費減同時進行でスタグフレーション懸念で開発途上国に打撃と発表

2022-06-08 13:21:53 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「イエレン米財務長官は7日、上院財政委員会公聴会で「1兆8,000億ドル規模の追加米財政計画がインフレの元凶ではないかと質問攻めに遭った。イエレン氏は「2019年、インフレは長期化しない。「一過性」と予想したが間違いだったと認めた。インフレは長期化すると見ている。」と答えたと7日、ブルームバーグ電子版は伝えた。7日のWSJ紙電子版は「①イエレン財務長官はインフレは一過性でないと証言した、②世界銀行は、7日、世界経済成長率を1月の4.1%増を4月に3.2%増へ下方修正したが、今回、2.9%へ再度下方修正した。日本は1.7%増、中国は4.3%増へ、米国は2.5%増へ、ユーロ圏は2.5%増へ、ウクライナは45%減、ロシアは8.9%減へそれぞれ下方修正した。物価が上がる一方で消費が増えないスタグフレーションの怖れがある。特に開発途上国への打撃が大きくなる。23年、開発途上国で一人当たり国民所得が低下しコロナ前の水準を下回る可能性がある。そうなれば2008年のような世界的な金融危機も起こりうる。」と発表した。」と伝えた。

7日、NY市場でダウは33,180ドル、264ドル、0.80%高、S&P500は4,160と39ポイント、0.95%高、ナスダックは12,175と113ポイント、0.94%高で取引を終えた。ダウは一時、インフレ長期化、利上げ定着懸念で32,611ドル迄売られた。債券利回り低下を材料に取引終了にかけて買い戻された。10日(金)発表の米CPI統計を注目している。個別銘柄では米小売り大手のTarget(ターゲット)が、値上げ、キャセンル増加による在庫増を材料に売られ115.98ドル、2.3%安で取引を終えた。恐怖指数VIXは24.02と4.19%低下、NY外為市場では1ドル=132.59円、1ユーロ=141.95円、1英ポンド=166.90円で取引された。欧米は利上げへ舵を切り替えた。一方、日銀はゼロ金利継続と黒田総裁は繰り返した。日米金利差拡大が進む。モルガンスタンレーは7日、7~9月期間中に1ドル=150円を予測していると7日、ブルームバーグ電子版が伝えた。NY原油(WTI)はバレル119.77ドル、1.07%高、一時、バレル120.30ドルを付けた。北海ブレントは同120.91ドル、0.08%高と横ばい。NY金はオンス1,854.70ドル、0.60%高、ビットコインは3万1,335ドル、前日横ばいで取引された。

8日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①ジョンソン英首相は信任投票で首相として残ったが保守党内で亀裂が残した。一方、ゼレンスキー、ウクライナ大統領は「ジョンソン英首相はウクライナの真の友である。歓迎するとの談話を発表した。一方、労働党はジョンソン追い落としを継続るが容易でなさそうだ。②英国のインフレ率が9%に達した。エネルギー税引き下げで個人消費減を食い止めようとしているが値下がりの可能性は見えていない。」と伝えた。ドイツZDFは「ショルツ独首相は悪化したリトアニアを訪問、バルト3国との関係修復で成果を上げたようだ」と伝えた。シンガポールCNAは「インドでトラック運転手の賃金引上げデモが長期化している。」と伝えた。韓国KBSは「ユン内閣の閣僚や機関代表者の人選が進んでいるがユン大統領とのつながりが深い人材や特に元刑事の登用が続いている。ユン氏の妻の弁護士登用もその一人である。」と伝えた。(了)

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