ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

認知症の治療

2023-02-07 09:27:21 | 診断即治療と虹彩学

左親指の爪に黒いスジが入っています


先日、来院している患者さんから相談を受けた。
話によると、
「お父さんが認知症になったようなのです」と言います。

どんな状況なのかを聞いたら、確かに認知症が発症したような内容でした。
それで来院してもらったのですが、脈診をしている時に、写真のように「爪に黒いスジ」が入っていたのを見た。

この「黒いスジ」は、最初に「縦筋」(爪甲縦条 と言います)が入り、段階的スジが黒くなり、先のほうが割れてきます。
この「縦筋」が入った状態は私たちは「肝臓の疲労」と診ます。
そして、先の方が割れてきたら、「ノイローゼがある」と習いました。

もう40年も前の話ですが、私は今でも同じような診断をしています。
ネットで検索すると、「栄養不足」とか「老化現象」とか「がん」とかと、いろいろなことが書かれていますが、「肝」と診たほうがいいです。
「肝」は「栄養や精神」とも深い関わりがあるからです。

ですから、その方を連れて来た娘さんを、玄関のところに呼んで、

「どんな症状があるんですか」と聞いたら、

「幻覚があると言うんです」と言う。

「どんな幻覚?」

「そこら辺に虫が見えるらしいんです」

「そうですか。わかりました」


認知症のおもな4つの種類と特徴は以下のようになっています。
・アルツハイマー型認知症
・血管性認知症
・レビー小体型認知症
・前頭側頭葉変性症

具体的な症状として揚げられるのは、
「うつ状態・不安・焦燥・徘徊・幻覚・妄想」等が現れると言われます。
この娘さんが言う「幻覚」というのもそれに当り、「家に帰れなくなったこともある」と言っていましたので、「認知症みたいですね」と治療にかかった。

治療は、脳寛鍼(安眠鍼)、活性鍼、七星鍼法などで行ない、巨鍼は使いませんでした。
一応の治療が済んで、少し話をしたら、口調がハッキリとしていて、娘さんが思わず、
「普通、普通になったわ」と喜んでいた。

そして、気になったので翌日娘さんにLINEをしたら、
「ありがとうございます。普通になっています」と言っていました。
しかし、1回や2回で治るものではないので、2週間に1回程度の治療をする事になりました。

ほんとは1週間に1回程度の治療をしたいのですが、自営業ですので、多分お店が休めないのです。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 先日の個人セミナー:五十肩... | トップ | トルコ、シリアでM7.8地震で... »
最新の画像もっと見る

診断即治療と虹彩学」カテゴリの最新記事