白老の自然情報

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萩の里自然公園のエゾモモンガ 2012~2013年 ハンノキ雄花もうすぐ開花

2013-03-26 22:14:20 | 生き物の観察

2011~2012年春にかけて、萩の里自然公園のエゾモモンガは食べ物不足だったようだ。

萩の里自然公園の平和主義者エゾモモンガは食料危機?

萩の里自然公園の平和主義者エゾモモンガは食料危機?(2)

昨年秋から今年にかけては、前シーズンよりは豊かな食生活をする事ができたようだ。

萩の里自然公園内のケヤマハンノキの雄花の芽 例年よりかなり少ないが前シーズンよりは多い。

今シーズンのエゾモモンガの糞

このねぐらは他より大量の糞です。

昨シーズンの糞 色が違います。

出入りの回数も半端な数ではないようだ。同居人が居るかもしれません。

ところが、今月に入り棲んでいる気配が感じられなくなりました。2013/03/05

新しい糞もありません。どうしたのだろう?   2013/03/25撮影

エゾモモンガ(Pteromys volans orii)による巣箱利用(知床博物館)抜書き

巣箱における最大同居数は4頭であった.同居するエゾモモンガの数は季節によって変化し,4~8月にかけては単独,あるいは育子中のメスがが多く,同居はほとんど見られなかったが,秋以降2頭同居の割合が高くなり,3頭以上の同居も見られるようになった。

何頭同居していたのかわかりませんが、子育ての為に転居したのかもしれません。

2~5頭も子供が生まれるのならもっと広い住居が必要なのでしょう。

エゾモモンガの子育てと子の成長(知床博物館)抜書き

柳川(1996)によると,エゾモモンガは年2回繁殖し,交尾期は1回目が2月下旬~3月中旬で,2回目は、子が独立する6月下旬~7月上旬としている.1回目の出産は4月中旬から5月上旬,2回目の出産は7月下旬~8月中旬で,生後約20日で耳の穴が開き,35日で開眼,生後40日で巣から出歩くようになり,生後50日で滑空の練習が始まり,約60日で子は独立すると報告している。…エゾモモンガの産子数は3~5頭とされているが(柳川1996),今回のカメラ内蔵巣箱と,その他の巣箱での観察例も含め,産子数 2~5頭

エゾモモンガ 冬の夜 森の片隅に“小さな命”(朝日新聞)

もうすぐハンノキの雄花が開花します。硬かった芽が軟らかく“ユルユル”になってきました。先ず雄花が咲き花粉を飛ばした後で雌花が咲きます。

開花したケヤマハンノキ 2005/04/11  なぜエゾモモンガの糞がオレンジ色かがわかります。

 

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