白老の自然情報

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福島原発の現状と、今後予想される危険~後藤政志さん

2011-03-23 12:21:22 | 原発・エネルギー
福島原発の現状と、今後予想される危険~後藤政志さん 2011/3/23
(YuTube)



外国特派員協会で原子力資料情報室が記者会見 2011/3/13(videonews.com)

後藤政志氏 東芝・元原子炉格納容器設計者、工学博士

原子力資料情報室

TV番組の中でアナウンサーなどからの質問に答えるのではなく、「技術者として話さなければならないこと」を話していると思います。

平成20年度原子力総合防災訓練から見た原子力災害についての国の想定

2011-03-23 11:25:10 | 原発・エネルギー
平成20年度原子力総合防災訓練は、平成20年10月21日(火)・22日(水)東京電力(株)福島第一原子力発電所3号機で発生した事故を想定して行われたようです。独立行政法人 原子力安全基盤機構の資料から調べてみました。
平成20年度原子力総合防災訓練について
  訓練要綱
5.事故の想定の概要
以下の想定で訓練を実施する。
福島第-原子力発電所3号機において、定格熱出力一定運転中、原子炉-給水する設備の故障に伴い原子炉が自動停止した。その後の非常用炉心冷却設備等複数の設備故障による冷却機能の喪失から炉心が損傷し、原子炉格納容器からの放射性物質の放出による影響が発電所周辺地域に及ぶおそれがある。


※ 発電所への電力供給に関する「想定」は何もありません。


①「想定事故」(具体的に書かれています。)
平成20年度原子力総合防災訓練進行概要(福島第一原子力発電所3号機)

①と②及び下の資料を見比べながら、「非常用炉心冷却装置」に関して時間を追って確認してみた。
1.事故発生から約3時間後、残留熱除去系(ABとも)停止し「原子炉格納容器」圧力上昇
2.10時間後に「非常用炉心冷却系(AB)全台数故障」→復水補給水系(代替注水系)手動起動
3.14時間後、「復水補給水系も故障停止」→原子炉格納容器既定の圧力(427kPA)を超え放射性物質の環境への漏えい開始
4.32時間後「残留熱除去系(A)」復旧(原子炉圧力容器・格納容器スプレイ)
5.4により放射性物質の環境への漏えい停止。
資料:福島第一原子力発電所3号機系統概要図(通常運転状態)
資料:事象進展図(全5ページ)

空白の18時間
すべての冷却系が失われた(今回と同じ状況)14時間後~放射性物質の環境への漏えい停止した32時間後(今、当面目指す状態)までに、どんな対策を行うのか書かれていません。発電所への電力供給に関する「想定」は何もありません。津波がなくても大きな地震で、発電所が電力的に「孤立」してしまうことは当然想定しておかなければならない事だと思います。尚、「使用済燃料プール」に関する訓練は全く計画されていません。
訓練の「空白の18時間」が、今、「現在進行形の危機」であり、「安全」「多重安全設計」と言われるものの「現実」なのだろう。
「原子力総合防災訓練」も、「安全神話」をアピールするセレモニーとも考えられます。

注:非常用炉心冷却装置とは

※限られた時間で個人が調べただけなので、間違いはあるかもしれません。

訓練から離れて。素朴な疑問
1.電力に頼らずに、「非常用炉心冷却装置」を何時間位運転可能かなのだろう。
2.電力に頼らない動力源は、どんな場所に設置されているのだろう。津波対策?
  地下だとすると、「地下空間の危険性
 3.動力源と「非常用炉心冷却装置」は、どのように接続されているのだろう。
4.これらの設備は、どの程度の耐震性があるのだろう。原子炉だけが壊れなければ良い??

TMI(スリーマイル島)原発事故の教訓は生かされていなかった 福島原発原子力災害

2011-03-21 23:58:01 | 原発・エネルギー
TMI(スリーマイル島)原発事故の教訓は生かされていなかった。

世界各国が日本の情報開示に不信を抱くとともに、
対応後手に回り日本政府に不信感 福島原発事故で各国(神戸新聞)
海水注入遅れたと米紙が指摘(msn産経ニュース)

このような事態になったのは何故だろうか考えてみました。

TMI(スリーマイル島)原発事故を知る必要があるため、TMI原発事故(吉田伸夫氏 科学と技術の諸相 )の「安全装置」の項をそっくり転載させていただく。

原子力発電所で起こり得る最も恐ろしい事故は、炉心部にある放射性の核分裂生成物が周辺に飛散することである(燃料棒が核爆発を起こすことはあり得ない)。原子炉容器そのものが破裂するという想定外のケースは別にして、こうした事態が発生する可能性があるのは、炉心部から1次冷却水が失われた場合である。もし冷却水の水位が低下して燃料棒が空気中に現れるようなことになると、自身が発生する熱によって燃料棒のジルコニウム製の被覆が溶けてしまい、最悪の場合は、崩れ落ちた核燃料が容器の底を突き破って環境中に放出されることがある。これが、いわゆるメルトダウンである。このとき、残っていた冷却水と高温の核燃料が接触すると、大量の水が一瞬のうちに蒸発するという水蒸気爆発が起き、原発周辺に多量の放射性物質がばらまかれる可能性が高い。ひとたび、このような事故が発生すると、数千人から数十万人が致死性のガンなどによって死亡すると予想される。

 1次冷却水喪失によるメルトダウンを避けるには、とにもかくにも原子炉に確実に水を供給することが必要である。水の循環システムは、パイプのシール部分などから漏水が起きやすいので、万一に備えて、通常のシステムとは別に、炉心部に水を供給するバックアップ装置が必須となる。こうした装置は、ECCS(緊急炉心冷却装置)と呼ばれ、複数の系統が用意されている。TMI原発の場合は、3系統の高圧注入系(ポンプで高圧にした水を一気に炉心部に流し込む装置)が設置されており、1次冷却系の圧力が低下した場合には、コンピュータによって自動的に水が注入される仕様になっていた。

 このほか、2次冷却系の冷却水が失われた場合も、1次系の除熱が行えずに危険な状態になるため、複数系統の補助給水系が装備されている。この装置も、2次系の水が失われたときには、コンピュータが自動的に起動してくれる。

 このように、原子力発電所では、さまざまな事態に対応できるように多重安全設計を行っているので、きわめて安全性が高いと信じられていた。1974年に提出されたラスムッセンらによる原子力発電の安全性評価レポート(いわゆるラスムッセン報告)では、フォールトツリー分析の手法によって原発で重大事故が起きる確率を計算し、およそ10億年に1回と結論している。しかし、こうした「机上の計算」をあざ笑うかのように、1979年にアメリカ史上最悪の原発事故が発生する。それは、10億年に1回と計算された最悪事故の一歩手前のものであった。


注目すべきは、
「多重安全設計を行っているので、きわめて安全性が高いと信じられていた。」とうい点である。
福島原発においても、「多重安全設計を行っているので、きわめて安全性が高いと信じられていた。」のだろうと思う。
スリーマイル島原発事故から学ぶべきことは、「多重安全設計を行ってもそれが働かない事態が発生する」とういことではなかったのか? スリーマイル島原発事故の発端は、人間の一つのミスであり、今回は「想定外の津波」であったとういだけの違いである。
問題なのは、「津波を想定していなかった」ことにとどまらず、「多重安全設計が機能しなかった場合を全く想定していなかった」という事ではないだろうか。、「多重安全設計神話」とも言えるかもしれない。

スリーマイル島原発周辺のその後について、北海道新聞によると、
米スリーマイル島原発は今 事故から32年 癒えぬ傷 地元 放射能漏れを監視(北海道新聞)
こんな事態にならないこと事を願っています。

東京電力の地震・津波対策(東京電力のホームページ)

吉田伸夫氏
ホームページ「科学と技術の諸相


安全神話と情報 福島原発事故から

2011-03-21 11:51:48 | 原発・エネルギー
放射線や原子力発電に関する我々の知識不足と「情報開示」の問題を懸念していた。
「安全だ」(安全神話)というだけで、基本的知識や、過去に実際に発生した事故およびそこから得られた事実に基づく対策・考えられるリスクを正確に知らせる事を行ってこなかった「ツケ」を払うことになっているのではないだろうか。
周辺地域の農産物から放射性物質が検出されるようになり、改めて大きな問題になった。「知識のない人に情報を与えると不安を増大しかねないから情報のすべては開示できない」。情報を制限した(らしい)ことで、世界各国が日本の情報開示に不信を抱くとともに、危機対応能力にも疑問をいだくことになったのではないだろうか?

日本に滞在する外国人が自国の政府の指示?により「脱出」しはじめたとの報道。

米 独自に放射線測定を開始へ (NHK 3/16)

海外の報道や動きを紹介してくれています。

海外メディアが報じた東日本大震災(MNS産経ニュース)
  海水注入遅れたと米紙が指摘

私が忘れかけた乏しい知識をかき集めて、Blogにこんなことを書こうと思うのも、不安と疑問からだ。

15日頃から、文部科学省の測定装置を搭載した車両によるモニタリングが行われ、その結果が報道され始めた。しかし、この車両が何台あり、どの範囲をどの程度の頻度でモニタリングしているのか今もわからない。また、しばしば報道される「モニタリングポスト」に関しても、何処にどの程度配置されていているのか。肝心の原発周辺や避難エリアとその周辺では、地震の被害を受け機能していないのではないかとうい心配も解消されていなかった。
ようやく昨日の報道で、その結果が「文部科学省のホームページ」に、日本語・英語・中国語・韓国語で掲載さていることを知った。

データは、福島第1原子力発電所の問題が報道され始めた3/12から3日後の15日からのものだ。
公開され始めたのは3月21日(昨日)からだという。(NHK)

原発本体に対する初期対応の遅れや、日本の放射線モニタリングシステムそのもの、及び測定値にかんする情報開示が遅れたことが、原因の一つであることは間違いないだろう。
国内の様々な機関や研究者においても、情報が少ないことに疑問を感じたのではないだろうか?
原発災害の早期収束、知事が要請 対応不十分と経産省に(福井新聞 3/17)

東京電力・官邸・保安院・防衛相などの会見でなどが情報発信の場となったが、専門家も事故対応に当たっているのであれば、専門家を同席してもらう事が必要だろう。
東京電力や政府は、「重大事故の発生」「初期対応」の段階ですでに、信頼の多くを失っていたとも考えられるからだ。

原子力災害時におけるメンタルヘルス対策のあり方について (原子力安全委員会)

測定データ
福島第1発電所及び第2発電所周辺
都道府県別環境放射能水準調査結果
上水(蛇口水)、定時降下物のモニタリング
福島県原子力センター機器が機能停止状態なのか、書換えできないのかは不明。

原子力発電所周辺の環境放射線常時監視結果のホームページ上でのリアルタイム表示について(リアルタイムに表示されるシステムであることが分かった)

全国各地に設置されているモニタリングポスト じばらく検索したが、公的機関のHPからは見つからなかった。

北海道の状況  この体制で大丈夫なのだろうか?

放射線モニタリングの体制や、そこでの測定データなどが、適切な解説と共にもっと早く
発信されていれば、混乱は幾らか少なくて済んだのではないだろうか。
報道で知る範囲では、IAEAから派遣された専門家も今のところ、特別な調査を行っている様子はない。
日本の原子力災害に対する一応の備えと、行っている・行おうとしている対応を、きちっと発信していれば、天野事務局長まで来日することも無かったのではないだろうか。


「安全神話」誕生の背景には、なるべく「リスク」を小さく言わないと、立地を受け入れる自治体がないという事が背景にあったことも想像される。
福島原発の近くに住む住民の、裏切られた」「嘘をいっている」などの言葉がそれを示していると思います。

電源三法交付金 地元への懐柔策 (よくわかる原子力 原子力教育を考える会)
豊かではない自治体を、「札束でビンタを張る」ことで、建設を進めてきたともいえるだろう。「本当に安全なら、首都圏で使うなら首都圏につくればよいのではないか」と、よく言われたものだ。
水やガソリン…首都圏で買いだめ 被災地に届かぬ恐れ(朝日新聞)
首都圏で品切れ相次ぐ=買い占め殺到、供給も遅れ―食料品 時事通信 3月14日(月)18時10分配信

東京消防庁ハイパーレスキュー隊の皆さんには、勿論感謝しています。

東北地方太平洋沖地震関係情報(goo yahoo google msn)

2011-03-20 10:33:12 | 原発・エネルギー
東北地方太平洋沖地震関係情報(gooニュース)

東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)google

yahoo福島原発関連ニュース

東日本大震災:東北地方太平洋沖地震に関する情報(msn)

原子力の専門家不在? 素人が仕切っている? 統合対策本部

2011-03-18 23:58:01 | 原発・エネルギー
ヘリコプターを使いバケツで、使用済み燃料プールへ水を入れるという作戦。首相と防衛大臣が「重い決断」、航空幕僚長が判断して行うというので、期待しながら固唾を飲んで見ていた。
ヘリはかなり上空を、速度を落とさず飛行しながらバケツから水を投下。毎回落ちる位置が違うように見える。「よほど放射線線量率が高いのだろう。」残念!もう打つ手はないのかと思っていた。今日になって、航空幕僚長によると「これまでのところ隊員が浴びた放射線量は最大でも数ミリシーベルト以下…」だったとの事である。
被曝線量100ミリシーベルトよりはるかに小さい値であった。
前日事前に飛ばした時に、ヘリに「記録計を装備したポータブルガンマ線測定器」などを持ち込み測定し、そのデータを専門家が検討すれば、どの位の高さで、どの位の時間原発上空に留まることが可能か、事前に推定できたはず。もっと正確に水を投下できたのではないだろうか。もっとも、バケツの容量が7.5トンだそうなので、100回以上投下しなければならないので操縦士が足りないかもしれない。「統合対策本部」には、専門家はいないのだろうか? そんなはずは無いと思うので、素人が専門家の邪魔をしている可能性も考えられる。考えたくもなかったことだが、一体どうなっているのだろう。

3/20追記 ヘリが原子炉に墜落する危険を避けるため、一瞬しかとどまらなかったのかもしれない。
     取りうる対策がいかに少なかったとういことだろう。
     「東京消防庁ハイパーレスキューによる放水で時間を稼ぎ、電源復旧に期待する」とうい段階にはいった。
     現場の健闘を願うばかりだ。
     原子炉および格納容器のほうはどうなのだろう。情報がない事をどう判断すればよいのだろう。
     ほかの原発では「緊急用電源」が、想定外?の事態に対応できるように、多重にスタンバイしているのだろうか?

もう一つ。被災地の病院にどうして薬が届かないのだろう?重量物でも危険物でもないので、ヘリで運べば簡単ではないだろうか?
市町村→県→政府と、上がってこないから動けないのだろうか? 不思議である。

原子力に依存するならそのリスクを負う覚悟が必要

2011-03-16 00:53:52 | 原発・エネルギー
地球温暖化防止には原子力が有効として、日本をはじめ各国が再び注目し始めていました。
日本は、2030年までの「エネルギー基本計画」で、20年までに9基、30年までに14基以上の新増設をめざすという。
原油などの化石燃料が高騰するなか、原子力発電による電気が比較的安価で安定しているなど、自分を含め、これまで原子力に不安を感じていた人も、なんとなく時流に流されつつあるように感じていました。
“覚悟と決断がないままに、勝ち目のないアメリカとの戦争に突入してしまった”歴史にやや似ている様にも感じますがいかがでしょうか?

日本人はなぜ戦争へむかったのか? NHK

何事にも「絶対」とうい事はないように、安全にも「絶対」はありません。
原子力に依存するなら、そのリスクを負う「覚悟」が必要だと思います。
今回の事故により、世界各国の原子力発電に対する考え方が大きくかわりつつあるようです。
日本のエネルギーについて、多くの国民が国任せにしてきた結果が、このあり様です。
かつては、我々一般人が原子力に関する知識を得るのは難しいことでした。
今はその気になれば、かなりの事がわかります。今回の事故を機会として、知ることが必要とおもいます。
少しずつ勉強したいと思います。

あとみん(原子力・エネルギー教育支援サイト)小・中・高校の先生用のものらしい。
 「文部科学省の委託で財団法人日本原子力文化振興財団が運営する」と書かれています。
  サイトマップ    
  高校用解説書
  便利さとリスク  
この解説書をここまで読んできて、「福島原発で現在進行中の危機」との間に非常な違和感を覚えました。
“スリーマイル島やチェルノブイリの原子炉事故”へのリンクも切れています。
 これらは実際にあったリスクであり、これを教えずして「リスク」を教えたことになるのでしょうか?
読まれた方は、どのように感じられたでしょうか? 

ここで一休みして、BSフジプライムニュースを見ていました。
http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d110315_0
  ↑(3月15日放送 数日間放送のハイライトを見ることができます。)

京都大学原子炉実験所教授、中島健氏言葉に驚きました。(後編12分頃~)
視聴者からの質問:原発から漏れた放射性物質が何キロも風に乗って飛んで行った場合
放射線を放射する強さは変わらないのですか?
中島健氏の答えは「遠くまで飛んでいけば時間がたつから、数としては減る…
風速が早ければ同じ距離を飛んでも早く飛ぶのでまだ強いかもしれない、逆は弱い。」
というような内容の話でありました。
あたかも、「飛んでいる間にどんどん弱くなる。離れた所は安全だ。」と言わんばかりの説明でありました。
放射性物質のなかには、半減期が数秒のものもあるらしいが、問題となっている、福島原発から漏れ出している放射性物質は、報道によると、セシウム137(半減期30年)ヨウ素(ヨウ素131であれば半減期8日)などである。
たとえば、福島原発から東京まで飛ぶ間にはとても減るはずはないです。
「視聴者は何も知らないから何を言っても構わない」といった感じです。
一般の国民をばかにしているとしか思えません。
また、
キャスターの反町理氏の質問に対して、放射性物質からの放射線の強さが「距離の2乗に反比例して弱くなる」ことを説明できない、松井一秋氏。
松井氏は、エネルギー総合工学研究所理事であり、「原子力安全委員会の緊急事態応急対策調査委員及び専門委員」であるとうい。

こういう人達が、日本の原子力の安全に深くかかわり、或いは京大で研究をしている事がわかり、ますます不安になるばかりです。

本当の意味で、科学者・研究者と言えるのでしょうか?

また地震が起きました。どうかこの混乱が早く収束することを祈ります。

なお、緊急性を要することではないので、通信網に負荷を与えることを避けるためしばらく休止します。

放射線医学総合研究所
   放射線Q&A   

(独)放射線医学総合研究所
「わかりやすい放射線と健康の科学」  

(社)原子力産業協会


原子力資料情報室

原発専門家が説明を避けている「内部被曝」 福島原発事故

2011-03-14 10:44:12 | 原発・エネルギー
昨日から、福島原発に関するTVを選んで見ました。
どのTV局でも原発・原子力・放射線などの専門家が登場しました。
被曝・被曝をさける方法について、皮膚を露出しない、手を洗う、シャワーを浴びる、など、体外被曝を避けることばかりです。
TV局側が、「マスクをする」ことを付け加えるとういありさまです。
放射性物質が口などから体内に入ると、長期間体内にとどまり放射線を受け続る「内部被曝」がはるかに危険です。
専門家が、危険を隠蔽する側に立っているとしか思えません。
(登場したすべての専門家ではないことをお断りしておきます)

体外・体内被曝(雨宮勇徒の研究室)
引用させていただくと
前略
次は体内被曝についてです。放射性物質が傷口や呼吸器、消火器から体内に入り、血液を介して特定器官へと移動していきます。電離作用の強いα線やβ線を出す同位体が驚異であることは言うまでもありません。
体内に同位体があるかぎり放射線を出します。これは代謝によって体外に排出されます。体内の放射性物質が半分になるまでの時間を有効半減期といいます。有効半減期は物理的半減期と生物的半減期が関係しています。物理的半減期は以前プルトニウムやウランの際に説明した半減期です。生物的半減期はその物質をどれだけの時間で半分の量にまで減るかを示しています。
半減期の例を挙げておきます。セシウム137:物理的半減期30年、生物的半減期100日、有効半減期99日。ヨウ素131:8日、120日、7.5日。ウラン238:44億6800万年、300日、300日。プルトニウム239:2万4100年、100年、100年。
同位体には特定の器官に集まる特性があります。ストロンチウム90やラジウム226は骨、ラドン222は肺、セシウム137は筋肉や全身、ヨウ素131は甲状腺、ウラン238は骨、プルトニウム239は骨・肝臓・肺に集まります各同位体で吸収のされやすさが異なります。消化管から血液の場合ですと、ヨウ素131は血液に100%、血液から特定器官(甲状腺)へ30%となっています。ほかの同位体では、ラジウム226は30%、99%。ウラン238は0.01%以下、85%です。
後略

放射性物質が口などから体内に入ると、長期間体内にとどまり、放射線を受け続け(体内被曝)
ガンなどの発症考えられます。体内からの低線量被曝の評価について国際機関において検討されているようです。


地震と放射能の対策を:これは原発震災きくちゆみのブログとポッドキャスト

東日本大震災 福島原発 放射線 内部被曝の恐怖

内部被曝について考える 矢ヶ 克馬( 琉球大学理学部)

オフサイトセンター はこの程度のものでした。

住民を護るのは、すべて自治体まかせという事なのでしょう。

TVを見ていると、除染作業?の様子が映し出されました。
お世話をする人を見ると、厳重な防毒?マスクをした人(自衛隊員)、インフルエンザ対策のマスクをした人、ガーゼマスクをした人、最も多いのは、何もしていない人です。
自治体関係者か病院関係者かもしれません。原子力発電の事故に対応するための、知識や備えが全くできていないらしい。原発がある自治体でさえ。


臨時増税 無利子国債 「お金」につてもう一度考えませんか!

2011-03-14 09:52:41 | 団塊ジジイの寝言
3/13 NHK日曜討論で国民新党の亀井亜紀子議員が、無利子非課税国債の導入を提案しました。
国民新党はかねてより財源確保のため「無利子非課税国債」を主張していたようだ。
いずれにしても「借金」という事で否定的に取扱われていたようだ。
一方
「自民党の谷垣禎一総裁は13日、記者会見し、菅直人首相との会談で、東日本大震災の復興支援財源確保のため、臨時増税の時限立法制定について、両党幹事長間で協議することを確認したと発表した」 という。
(今日の北海道新聞にも小さく載っていました)
http://blog.livedoor.jp/newsslash/archives/2736607.html
「臨時増税」は、内容がわかりませんが、「国民を分断」する可能性があると思います。

私は、「無利子非課税国債」ではなく「無利子国債」発行であれば賛成したいと思います。
昨夜(2/13)の、菅総理の国民へのメッセージと響きあう政策ではないか。
ももちろん、ボランティアや災害義援金その一つではありますが、より多くの国民が力を合わせてこの苦境を乗り切るための、有効な一つの手段だろうと思います。
うまくいくかどうかは「政府が信頼されるかどうか」です。

個人的には、「無利子国債」は、お金を転がして儲ける“暴走するマネー”を排除できる点で安心できます。

「お金」について、根本から考えてみることも必要ではないかとも考えるからです。
「利子を生まないお金」
ミヒャエル・エンデと「お金」 (京都産業大学文化学部の学生の文章だと思われます)

あらたな経済
  忘れかけていましたが、(大半の「リンク」が切れてしまっています)もう一度考えてみる必要があると思います。

地域通貨おうみ委員会

「無利子非課税国債」は、本来の「お金」に少し近い性質のものではないでしょうか?

3月13日 新聞各社社説 NHK原発関連ニュース

2011-03-13 10:45:27 | 原発・エネルギー
日本経済新聞
毎日新聞
朝日新聞読売新聞
北海道新聞
NHK原発関連ニュースhttp://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/

在日米軍、地震被害の原発への冷却剤輸送は実施せず=米政府高官について、
日本政府の対応を非難する向きもあるが、
冷却材とは
軽水とは

福島原発は「沸騰水型」です。

福島原発1号機は沸騰水型原子炉 汚染の可能性

2011-03-12 20:29:50 | 原発・エネルギー
福島原発1号機は沸騰水型原子炉です。記事↓の図の通り
http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY201103120408.html 
原子炉とタービン間の配管が損傷すると、溶けた燃料と直接接触した水蒸気が大気に拡散すると想像されます。
放射性物質が大気中に放出されることになります。セシウム137が検出されたという報道もあります。

オフサイトセンターを設置したので、事故対応は万全といってきたが、
どういう人たちが、どんな装備で何名くらいが現状把握に動いているのか、全くわかりません。
放射線測定器、防護服などどの程度用意されているのだろう。

オフサイトセンター

原発放射能の基礎知識
http://www.stop-hamaoka.com/

菅政権になってから、前のめりに進めてきた、原発輸出に赤信号が点ることは間違いないでしょう。
日本のエネルギー政策も見直しがせまられる可能性がでてきました。
電気自動車の今後にも影響があるかもしれません。
化石燃料や電気によらない、燃料電池の開発が進むかもしれません。

日本のエネルギー政策を決めてきた人たち
総合資源エネルギー調査会総合部会委員
総合資源エネルギー調査会原子力部会委員

北電泊原発はすべて加圧水型です。

原子炉がうまく冷却される事を祈るばかりです。

この原子炉はもう使えないでしよう。廃炉です。


福島第一原子力発電所 問題の原子炉の燃料がMOX(プルサーマル発電)だとすると!!

2011-03-12 15:26:32 | 原発・エネルギー
福島第一原子力発電所 問題の原子炉の燃料がMOXだとすると!!

福島第一原子力発電所の何号機なのだろう?
福島第一原子力発電所

MOX燃料の安全上の特性(資源エネルギー庁 原子力発電立地対策・広報室)

プルサーマルの危険性を警告する(核情報)

日本の原子力発電所で重大事故が起きる可能性にMOX燃料の使用が与える影響(核情報)

福島第一原子力発電所3号機用MOX燃料「品質保証に関する説明書」の概要      
東京電力株式会社

福島第一原発は廃炉

原子炉で燃料棒がようしたら、もう使えなくなるではないだろうと想像します。
チェルノブイリのように、永久封鎖か??

チェルノブイリ原発事故
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/Henc.html

チェルノブイリ医療支援ネットワーク
http://www.cher9.to/jiko.html

それにしても、お粗末では? 緊急時動かなければならない装置が使えないなんて…

東電 福島原発事故 最悪の可能性も 炉心溶融??

2011-03-12 12:53:00 | 原発・エネルギー
アメリカ スリーマイル島原子力発電所事故を思い出させます。
原発にエネルギーを頼るには、それだけの「覚悟」が必要だと思います。

情報公開も不足。マスコミも力不足。科学記者がいない?

地下深く 永遠(とわ)に ~核廃棄物 10万年の危険~  NHK BS
政府・企業・国民にこんな覚悟も必要

今は、最悪の事態にならないことを祈るだけです。

米、空軍機で原発冷却材を移送 米国務長官が支援明らかに 日経
福島原発、炉心溶融の可能性

炉心溶融
スリーマイル島原子力発電所事故

スリーマイル島原発事故の詳細
恐怖の2時間18分 柳田邦男
チャイナ・シンドローム

アメリカはスリーマイル島事件以降30年間原発建設してこなかったが、ここにきて建設再開。
日本の東芝が受注。東京電力も出資。
http://twitter.com/hinadaichi/status/41471942246535168

レスター・ブラウンが警告

巨大地震、福島原発で原発震災の恐れ

福島原発の事態に関する常識的なことがらについて 

村上龍編集長のJapan Mail Media から配信されたものの一部を載せます。(転載ごめんなさい)
『from 911/USAレポート』第501回
    「東日本大震災を見つめるアメリカ
■ 冷泉彰彦:作家(米国ニュージャージー州在住)

前略
 報道姿勢ですが、時差の関係で地震から12時間が経過した11日の昼過ぎの時点
では、全般的な被害の様子、津波のハワイと西海岸への影響、そして福島第一原発の
問題がそれぞれ三分の一ずつというところです。この内、原発の冷却装置がトラブル
に遭っている問題は、最悪の事態の可能性から現状の説明まで冷静で詳細な報道がさ
れています。この原発の問題については、オバマ大統領が会見に続いて状況を大統領
名で発表するなど、重大な関心を寄せていることは明らかです。
後略

チャイナ・シンドローム

政権交代に期待した事 民主党よ!

2011-03-10 16:21:25 | 団塊ジジイの寝言
民主党に期待したことの一つは、こんな政治と決別したかったからですヨ。

独立行政法人 年金・健康保険福祉施設整理機構
売却結果(17~22年度の年度毎)
年金福祉施設などの売却、出資価格184億円上回る(出資価格=かかったお金ではありません。)2011年01月06日 20:45 日本経済新聞
“自治体のほか、企業や個人が施設を取得した。 ただ政府が年金福祉施設などの建設と維持に充てた費用は総額1兆1300億円。売却で2割程度しか回収できなかった計算になる。 厚生年金会館やスポーツセンターなどの福祉施設は年金保険料などを使い、全国に建設した。”

厚生年金から1兆1300億円×0.8=9千億円あまりが“どぶに捨てられた”ということです。
私達が払ってきた厚生年金ですよ! 食い物にした!!
こんなことは、官僚だけでやったなどとは、とても考えられません。
地元の国会議員・地方議員、などが暗躍したに違いない。

鳩山さんも動いた? 野党だったので可能性は低い?


ちなみに、「しらおい厚生年金保養ホーム」は、2億7300万円で、株式会社神戸物産に売却され、『ヴィラ・スピカ しらおい』になったが、

年内にもホテルで再オープン しらおい厚生年金保養ホーム 室蘭民報2007年11月3日(土)朝刊

ヴィラ・スピカ しらおい閉館 2009年 7/28 苫小牧民民報
ほかにもまだあります。
財団法人 厚生年金事業振興財団

三井不動産、自民に2千7百万の違法献金、見返りとして補助金14億不正受給 MyNewsJapan

緊急に中止すべき公共事業100のリスト 21世紀環境委員会

新マリノベーション構想新たなニーズに対応した漁港としては、どのような港があるのですか
道では、国の新マリノベーション構想に基づいて、都市住民との交流などを促進するための拠点形成を目的として、新たな「ふれあい整備計画」を釧路、上磯、余市の3地区で策定していますが、この中で、千代の浦、桂恋、茂辺地、余市河口の4漁港において、フィッシャリーナや釣り公園、種苗生産施設などの整備が行われているところです。
フィッシャリーナや釣り公園」誰の発案なんでしょう?

地域マリンビジョン よく似た言葉ですネ。
登別・白老(虎杖浜)地域マリンビジョン計画
どんどん話を大きくする!!(多目的ダム(むだ))と同じ手法?

“減反しながら農地をつくる”??? 目的も付け加え、何が何でもやる!!
 諫早湾干拓

こんな政治を変えてもらいたかった!!

政権交代は何だったのか?民主党

2011-03-05 17:56:33 | 団塊ジジイの寝言
2009年の総選挙において、民主党に1票を投じた有権者は何を望んだのだろうか?
コンクリートから人への掛け声・「税金のムダづかい」をする仕組みを改める・高速道路無料化・子ども手当・年金制度の一元化・最低保障年金・地域主権・農業の戸別所得補償制度・ガソリン税等の暫定税率の廃止etc.色々あった。

当時、私なりに考えたことなどを書いてみる。

○「コンクリートから人へ」
公共事業はずいぶん減らされてきた。必要なコンクリートもあるし、“コンクリート”で食べている人達も多くいるから、雇用の受け皿を用意しておかないと失業者が増える。“介護へ”などと簡単に言うが、子供の教育費などで大変な50過ぎのオジサンが、介護で食べていけるだろうか疑問。今の介護は低賃金の若者の犠牲の上に成り立っているのではないだろうか。とても安心できません。

○「税金のムダづかい」をする仕組みを改める。
大いにやってもらいたい。
国営諫早湾干拓事業
止められない公共事業の典型だろう。やってしまうと元に戻すのも困難。どうするのだろう。
http://www.justmystage.com/home/kenshou/index.html
http://shippai.jst.go.jp/fkd/Detail?fn=0&id=CD0000139&kw=%EB%DD%C1%E1%CF%D1

○高速道路無料化
料金所は要らなくなるが、道路の維持費は必要だろう。
ガラガラの高速道路と、数珠つなぎ状態の一般国道では2車線3車線化工事が… 少なくともこれは何とか出来るかもしれない。
選挙前にも山崎養世氏の話もTVで見ましたが、私の頭では理解できませんでした。
その後の山崎養世氏の話↓ もう一度聞いてみよう。半分くらいは納得!
http://www.youtube.com/watch?v=QzsvV1xbdOE
私の中では優先度は低い。

○子ども手当
当時から異論が噴出していました。所得制限については、所得税の税率でも調整は可能だろう。所得を把握する事務費もかからない。
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/234.htm  
いつも失業への不安・そして生活保護への滑り台への不安を感じているようでは、少子化は止まらないだろう。
社会の仕組みを“共働き”を前提としたもの変えていく必要があるのではないか。
その意味で、“配偶者控除”を廃止するのはOKです。成年扶養控除廃止は問題ありではないか?

○年金制度の一元化・最低保障年金(まとめて 社会保障と税の一体改革ということだろう)
与謝野を頼んでしまったことで、重要な点が抜け落ちる可能性が大きくなってきたようだ。
民主党に人材がいなかったのだろうか?
自前で民主党案をまとめて、選挙で判断を仰ぐべきではないか?
国民年金保険料の納付率が60%を切っていては、“100年不安心年金”だろう。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000003sa6.html
高校・大学を卒業しても仕事がない・奨学金も返せない。失業すれば生活保護へ滑り台。
小泉内閣の謳い文句の一つ“再挑戦できる社会”は何処へ?
http://www.kantei.go.jp/jp/kouzoukaikaku/index.html
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumisouri/index.html
再挑戦できるのはお金があるホリエモンくらい?
   http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2005/05/post_4683.html
年金を払えない人の老後をどうするのだろうか? 自己責任だから放って置け?
A「無年金」が発生しない年金制度が必要。「最低保障年金」が必要かもしれない。
B. Aが実現すれば、難しい年金制度の一元化は出来なくてもやむを得ないかもしれない。
C.社会保障番号は必要。脱税など縁がない一般人には問題ないと思います。
第3号被保険者問題などのも起きないだろう。
リストラされてから何年かがすぎましたが、年金と健康保険が何度も変わりました。3号被保険者にもなりました。
夫婦どちらの勤務先も親切で、すべての書類を用意してくれ、記入して印を押せば終りました。
事務費もかさみ、小さな企業では面倒見てくれないでしょう。
年金制度について、学校で習った記憶はありません。3号被保険者問題は起こるべくして起こった問題だと思います。
「雇用の流動化」「労働市場(人間の尊厳にかかわる最も嫌いな言葉)」などの言葉が当たり前の社会では、必要だと思います。
勝間さん、あまり好きではないけれど…
 http://mainichi.jp/select/biz/katsuma/crosstalk/2009/01/post-9.html
歳入庁・社会保障番号は必要だと思います。
ある経営コンサルタントのブログ
  社会保障カード(仮称)について
http://www.mhlw.go.jp/seisaku/2009/03/02.html
ここまで話を大きくすると、賛成は出来かねる。介護・医療まで、どうして大きな話にするのだろう。
“住民基本台帳ネットワークシステム”は今どうなっているのだろう?

問題の「総合支援資金貸付」はこれらしい。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/safety_net/66.html
“闇社会の標的に”NHK クローズアップ現代
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3002
お金を配ったり、貸したりすれば良いというわけでは無い事は確かです。

社会保障の給付と負担の現状と国際比較↓
http://www.mhlw.go.jp/seisaku/2009/09/03.html
2月19日北海道新聞朝刊に、道新と北大が行った、世論調査の結果が載っていました。
消費税については、「社会保障が充実するならやむを得ない-53%」
「現状の社会保障が将来も維持されるならやむをえない-28%」だったとうい。
私もそう考えます。不安定な世の中がからこそ、しっかりした社会保障が必要です。
預金を取り崩しながら生活している身では厳しいですが、子供世代のことを考えると何とかしなければなりません。
民間の保険会社が「一生保障します」などとCMしていますが、私が死ぬまであなたの会社は存在していますか?
と問いたいと思います。
私は、アメリカ型の自己責任だけの社会は受け入れられません。

○農業の戸別所得補償制度とTPP
突然TPPを言い出したのには驚きました。急ぎすぎで無茶です。
お金を配るだけなので、あまり賛成できません。専業農家の意見を聞くべきです。
TPPについても、知事はじめ反対を叫ぶだけで残念です。
専業農家が担う北海道の農業をどうしていくのか、どんな支援が必要なのか、農業者自身から声を挙げるべきです。
このままではTPPと無関係に行き詰まります。
今小麦など穀物が値上がりしています。
今後、間違いなく“食料危機”がきます。
食料をこれ以上外国に頼っていいのでしょうか?
2009年の総選挙で、民主党のあれだけの大勝は意外でした。
「戸別所得補償制度」「兼業農家」何かありそうな“匂い”がします。

○ガソリン税等の暫定税率の廃止 地球温暖化防止財源にしては?

国会中継をやっていますが、小沢さん問題、前原さん外国人献金問題etc.うんざりします。

最後に
政府としては、はっきり言えないことなのでしょう。
これからは、普通の人は共働きしないと、これまでの生活を維持していくのは難しいだろうと思います。中国・東南アジア・インドなど、賃金が全く違う所と競争しなければならないわけで。
よほど高付加価値の製品やサービスを供給するか、どこかの国のように“お金を転がす”ことで食べていくしかないのだろう。
税や社会の仕組みを“共働き”を前提に変えていく必要があると思います。

少子化対策・子育て支援を含め、社会保障と税の一体改革も同じ。

それにしても、小沢一郎とはどんな人物なのか?
小沢さん以外は、思考停止なのでしょうか? そんな事は無いでしょう?

小沢一郎の政策とオピニオン
http://www.ozawa-ichiro.jp/policy/index.htm
“選挙屋”小沢一郎
http://www.ozawa-ichiro.jp/massmedia/contents/appear/2009/ar20090723115326.html

小沢一郎論
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20100315/1268596044
http://electronic-journal.seesaa.net/category/7466989-1.html

“宇宙人”鳩山さんは、“おぼっちゃん”だったという事なのでしょう。
 今度の選挙では、鳩山さん落選の可能性大ですよ!!