人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

言葉を超えて

2015-02-18 15:45:30 | 雑感
精神的な話になると、どうしても言葉で言い表わし得ない領域に触れるので、とかく表現が舌ったらずになったり、大げさになったりして誤解を生みやすいものです。
矛盾したような話なんてのは、そうならない方がむしろ可笑しいようなところもあります。
相反するようなことが、同在してたり、こちらでは、逆説と呼ばれているようなことばかりなんですから…
ある一面を強調しようとすると、別の一面が抜け落ちたり…
自分でもこうして書いていてなんなのですが、人様の書いているのを読ませてもらっていて「よく確証の無いことを決めつけたように言えるものだなあ!」と感じる事しばしばです。(ただちに自戒の念も襲ってきますが)
ただ、もうどうしようもなく筆が走ってしまうというか、思わず断言したくなってしまう気持ちもよーく分かります。
「これがウソだったら、この世に神も真実もありゃあしないんだ!」と、まるで何かが乗り移ったようになって…
これが言い表せないものに触れて、それを伝えようと足掻いてる、という事なんですけどね。
無責任な言い方になりますが、そういう文章を書いて人に理解してもらおうなんてことは、ハナっから思ってなどいません!
むしろ思う事は「簡単に分かって貰っちゃ困る!」…。
ある集まりで、スピーチを求められた時、図らずもこのような発作?に見舞われました。
何をほざいたか忘れましたが、確か「私はもうここで果てたって構わないゾ!」というノリだったと思います。(笑)
普段の物静かな私からは、多分想像の付かない様な感じになっていたのでしょう。
十数人居た会場は凍り付いてしまいました!(笑)
多分勢いに押されたか、あきれ返ったかどちらかだったんだと思います。(笑)
そんな中、一人の人からこんな感想を聞きました。
「あなたの言ってることは飛躍が有って、よく分からなかったけど、言葉を超えたものが伝わってきました。」と…
私は嬉しくてたまらなくなって、すかさずその人と握手を交わしました。
そうなんです。そうなってこそ、発作に見舞われた甲斐が有るってもんです。(笑)
このブログを読んで、誰が理解してくれるのかは、知る由もありません。
何せ、内容がちとマイナーであるし…
でも、このように伝わる方がたった一人でも居てくれたら嬉しい限りです。
考えてみれば、これまで読書などを通じて、いくつか言葉を超えたものに触れた事が有りましたが、そういうものしか残ってないんですね。
そう、それは消えていない…言葉で言い表わせない感覚を通じてつながっているのです。
書物や言葉なんかで、意識が目覚める事は無い、と決めつけた事言う向きもありますが、そんなことは無いですね。
そう言っていた人は、ある時精神的爆発が有ったそうですが、それはあるパンフレットを見たからだ、と言っていました。
上辺の思考の動きで無しに、思考の底辺に有るものの動き次第でそういう事もある、ということでしょう。
そのうち書物も3Dならぬ4Dなんてのも出てくるかも…







コメント
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