アテにならない話

僕は自意識過剰で、いつも周りの目を気にして生きてきた
何を悩んでいるか、という事すら分からないのに、思いで雁字搦めになってしまう事も有った
次から次へと何が問題だか分からないような、問題が…
ああ…思いというヤツはなんて重いんだろう…

なあんていうことを言ってみたりして…

騙されちゃいけません！
僕はねえ…たとえ頭の中がモヤモヤしてても、曇りが晴れるようにすぐ忘れちゃう
問題は、夕日とともに消えたことが何度もある
人生はドンマイ、ドンマイ何とかなる…
僕が自分について言っているもの程、アテにならない話は無い！
僕は、ネコ人間…おとなしくしていると思ってたら、とんでもない
いつ豹変するか分からないよ

僕に出来る事は何も無い
ただ恩寵の光を待ち望み
受動的になってゆだねなければならない…
いつもそうして生きているのかって？
ヒャーッ、ハッ、ハッ…んなわけないでしょーが！
世の中で信号程嫌いなものは無い！
自動ドアでは、止まらないで一歩踏み込んでしまって、よくドアにぶつかる
待ってられない…
何処へ行くか考える先に外に出てしまう…
僕は余程能動的な人間なんだろう…
やはり…知らず知らずに、僕はネコを師匠にしているんだ
師匠、僕にはまだビーイングにくつろぐことが足りないようだニャ…

事の一面、片面というものしかないのなら、地球は半球になってしまう
僕はＡＢ型…Ａの人間のことを語ったら、Ｂの人間のことを語らなければ気が済まない
ＯＯ教に、ＯＯ主義…
こっちのことばかり言って、あっちはどうなる？
表が有るって事は、裏が無けりゃオカシイ…そうでしょ！
見たまま、思われたままのものにはいつも騙される
この世にアテになるものなどあるだろうか？
これはヘンだとか、あれは矛盾しているとか…
自分がそうなので、当たり前のように見える
だから…僕はこの現前にあるヘンなもの、矛盾したものをアテにするしかない

あなたはくれぐれも騙されないように…