人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

BETTER THINGS

2020-12-29 10:31:25 | 映画・音楽など
「BETTER THINGS(ベター.シングス)」By The Kinks

"君に雲ひとつない真っ青な空
そして明日はもっといい日になることを願っているよ
あらゆるものが盛り上がり
最高のコーラスを歌ってくれることを願っているよ
あらゆる疑いや悲しみの次には
もっといいことがあるんだ

君のこれからの日々が
過ぎた日々よりも辛くないことを願っているよ
そうじゃなく楽観主義者であれ
そうしたら幸福が君を見つけ出すだろう
過ぎ去ったことは忘れて
そうさ、もっといいことがあるんだ

君に会えて本当に良かった
ロッキーマウンテンも喜んでいるよ
まるで始まったばかりのように生きている
人生はなるようになることを受け入れて
明日は君がもっといいことを見つけられるように
明日は君がもっといいことを見つけられるように..."

今年の始め、英国のベテラン、ロック.バンド「ザ・キンクス」のこの曲にハマってしまい、一年を通してカラオケでもよく歌いました。
キンクスは、私にとりストーンズ(ジャニーズじゃないつーのi)、ザ・フーと並ぶ英国ロック界のビッグスリー(ビートルズは?)の一つなのですが、いつも60年代の古いレコードを中心に聴いていたので、恥ずかしながら、81年にこんな素晴らしい曲を残していたとは知らなかったのです。
この曲はしかし、サウンド的にも歌詞でも、おおよそキンクスっぽくありません。
全くキンキー(ひねくれた)なところがありません。 キンクス~それは、とりもなおさずコンポーザーのいつも皮肉屋で、憂鬱そうな、「レイ.デイヴィス」のこと~ってこんなに、ストレートかつ前向きでいいのか? これには何か裏があるんじゃないのか?
64年のロックの古典的ヒット「ユー.リアリー.ガット.ミー」のガレージ調に戻ったようにも、折からのパンク.ロックの逆影響のようでもあります。
とにかく、私はこの曲に乗っかるようにも、今年こそ、"もっといいことがありますように"、との明るい気持ちで、それからの一年を送りたいと思っていたのですが...
神様は何てキンキーなのでしょうかi
それからすぐ、世界中がこれまで経験したことのない、日蝕に覆い包まれることになろうとはi
"コロナ?、そんなもん過去にもサーズやらエボラやらあったではないか、どうせすぐに収まっちまうさi"、と思っていたのは私だけではないでしょう。
そして、今爆発的な感染が起こっている真っ最中だとはi...
こんな一向に収まる気配の無い中、来年こそは、"もっといいことがありますように"、何て言ってる人間は、きっと身も心も魂もよほどねじ曲がっているのでしょう。
それでも私は言いたい..."もっといいことがありますように"
たとえ、太陽が輝かない日が続こうと、寒風が吹き寄せようと...人間は"もっといいこと"を抱いてなきゃ生きられないのだから...
今、そう感じていたら明日も、いや過去のことも"いいこと"につながるだろう...
私の神様はそんなにひねくれてないですよi

I hope tomorrow you'll find better things...




コメント (2)
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