強いプロレスラーだってえ?...
それを語らせたらこの男をおいていまいi "ミスター.レトロ"久々の登場i 音楽のことになると"裏切りのロック"を巡り、話がこじれるのだが、頼みもしないのにお出ましになりました。
これはちとウルサく、マニアックになるのは必至です。彼は狂のつくプロレス.マニアで、当然のことながら話は古くなります。悪しからず...
ー"強いプロレスラー"と聞くと君は目の色が変わるんだなあ...まるでネコだ(笑)
「フフフ、優男マーク.ルーインも"ザ.マニアック"になってしまうのさi...そもそもプロレスラーの強さの基準なんだが、純粋にルールに乗っ取ったレスリングとしてのものか、それを無視した、まあ、早い話がケンカだな...この一線を越えてしまうところまでを考慮に入れるかで別れるだろうね」
ーウーン、確かにプロレスはリング上のケンカみたいだし、そういう裏の実力者は一目置かれているようだね。
「前者の基礎になっているものは、もうハッキリしている。アマレスの実力があるってことだよ。その上でプロの技術もあり、ストリート.ファイトも強いというのが、無敵ってことになるんじゃないのか?」
ーそんなレスラーって居るの?
「"狂犬"モーリス.バション。レッキとしたアマレス、ロンドン五輪のカナダ代表。酒場のケンカでも無敵だったとか...」
ー居たねえ...あと、馬場さんがずっとリスペクトしていて、レスリングもケンカも強いと評判だったという、ビル.ミラーとか...
「あれは、カール.ゴッチと共謀してのリンチ事件とかで伝説になってるようだ。私は昔テレビで観たけど、とっくに正体はわかっているのに何故か覆面を着けてるんだ(力道山時代、ミスターXなる覆面レスラーとして日本に初来日)。やたらとロープに中吊りになっていたのを覚えているよ。バションといい、ミラーといい、あまりアマレスの実力っていうのは、隠し味にしていたというか、その試合ぶりからは伝わってこなかったなあ」
ーバションって人は"ケンカ狂"で通っていた人だけど、僕が別の情報で知ったもう一つの顔は"読書狂"だった。昔、ある雑誌のインタビューでまるで大学教授のように受け答えしていたのが印象に残っているんだ。
「そう、バションとバロン.フォン.ラシクとゴリラ.モンスーンは"読書狂"三羽烏じゃないかな?」
ー揃って、影の実力者じゃあないかi ラシクはアマレスの東京五輪代表、全盛期のモンスーンは"ゴッチでも敵わない"と言われていたとか...
「相手のところ構わず噛みまくる"狂犬"、"鉄の爪"と並ぶクローが売り物のナチスの亡霊ラシク、満州から連れてこられた人間離れした怪力の原人モンスーン...ホントの裏の顔はそういうところだった...僕はそんな彼らがリングに上がると狼男みたいに豹変して、凶暴になる姿にゾクゾクするような魅力を感じたものだね。ミラーにしても素顔だとレイ.ミランド(米俳優。知らない?)ばりの二枚目なんで迫力が出ないためだろう。そもそもの彼の本職は獣医さんなんだよね」
ーその話、誰かとダブるところは無いのか? 僕もそういう"ジキルとハイド"キャラは好きだよ。...ところでこの人たちって、日本のリングではイマイチだったのも共通しているね? 僕なんかは日本での超一流のレスラーってのは、馬場さんのインターナショナル選手権の挑戦者であるのが、ステータスみたいに思っていた。それはモンスーンが一度あるだけだったからなあ。
「バションの場合は元A.W.A王者という実績は充分だったけど、馬場さん相手では明らかにサイズ不足だったね。その意味では二重人格ではないが、もっとも米国と日本では認知度にギャップがあったのは、バーン.ガニアだろう...超一流の選手で、馬場さんのインター王座と縁が無かったのは彼ぐらいだろうね」
ーああ、ゴッチがいつも嫌っていたガニアね。バションもミラーも同じ世代で共にガニアのお膝元A.W.A圏では宿敵だった。僕は"ルー.テーズもその実力を恐れて、逃げまくっていた"というのを真に受けて、長く"ガニアが最強i"と思い込んでいたほどだ。
「そう、そう、最強のレスラーって話はどうなったんだっけ? 私が実際にこの目で目の当たりにしたのは、ルー.テーズの40年代ごろの全盛時の映像で、相手は力道山も苦しめられた"赤サソリ"タム.ライス。全くスキがなくて、ライスもいいところが見せられなかった。あっと言う間にバックを取られて腕を決められてしまうんだ、"こりゃ、つええな"と思ったよ」
ーそう言えば大木金太郎も米国の試合で、彼を本気モードにさせてしまい、顔面に何発もパンチを浴びせられて病院送りにされたって話も有名だ。
「やはり、レスリングもケンカも強いのが"いっとーつおい"んじゃあないかな?...そう、強いレスラーってのは、二重人格でなければならないんだよi 一番ノーマルそうに見えるのが何かの拍子に狂うのさ。そういう意味では、メルボルン五輪銀メダリスト、ボクシングはプロ並みというオッソロしいキャリアの持ち主ダニー.ホッジも外せまい...全く"人生の裏側"てえのは、深く、コワイものがあるね...」
ー彼もスーパーヘビー級並みの馬場さんとは釣り合いが取れないねえ...ところで、テーズ、ホッジときたらカール.ゴッチは?
「あれは、リングの中でも外でも、なんかこう...普段からアブノーマルではないのか? あまり面白くない...」
ー結局、僕らは好みのレスラーの話をしていたのかな?
「君もいつも言ってるそうじゃないか、"好きなこと、惹かれることに勝るものはない"と...」
ーそれは僕の正体不明のマスターから伝えられたものだ
「ミスターXかい...」
それを語らせたらこの男をおいていまいi "ミスター.レトロ"久々の登場i 音楽のことになると"裏切りのロック"を巡り、話がこじれるのだが、頼みもしないのにお出ましになりました。
これはちとウルサく、マニアックになるのは必至です。彼は狂のつくプロレス.マニアで、当然のことながら話は古くなります。悪しからず...
ー"強いプロレスラー"と聞くと君は目の色が変わるんだなあ...まるでネコだ(笑)
「フフフ、優男マーク.ルーインも"ザ.マニアック"になってしまうのさi...そもそもプロレスラーの強さの基準なんだが、純粋にルールに乗っ取ったレスリングとしてのものか、それを無視した、まあ、早い話がケンカだな...この一線を越えてしまうところまでを考慮に入れるかで別れるだろうね」
ーウーン、確かにプロレスはリング上のケンカみたいだし、そういう裏の実力者は一目置かれているようだね。
「前者の基礎になっているものは、もうハッキリしている。アマレスの実力があるってことだよ。その上でプロの技術もあり、ストリート.ファイトも強いというのが、無敵ってことになるんじゃないのか?」
ーそんなレスラーって居るの?
「"狂犬"モーリス.バション。レッキとしたアマレス、ロンドン五輪のカナダ代表。酒場のケンカでも無敵だったとか...」
ー居たねえ...あと、馬場さんがずっとリスペクトしていて、レスリングもケンカも強いと評判だったという、ビル.ミラーとか...
「あれは、カール.ゴッチと共謀してのリンチ事件とかで伝説になってるようだ。私は昔テレビで観たけど、とっくに正体はわかっているのに何故か覆面を着けてるんだ(力道山時代、ミスターXなる覆面レスラーとして日本に初来日)。やたらとロープに中吊りになっていたのを覚えているよ。バションといい、ミラーといい、あまりアマレスの実力っていうのは、隠し味にしていたというか、その試合ぶりからは伝わってこなかったなあ」
ーバションって人は"ケンカ狂"で通っていた人だけど、僕が別の情報で知ったもう一つの顔は"読書狂"だった。昔、ある雑誌のインタビューでまるで大学教授のように受け答えしていたのが印象に残っているんだ。
「そう、バションとバロン.フォン.ラシクとゴリラ.モンスーンは"読書狂"三羽烏じゃないかな?」
ー揃って、影の実力者じゃあないかi ラシクはアマレスの東京五輪代表、全盛期のモンスーンは"ゴッチでも敵わない"と言われていたとか...
「相手のところ構わず噛みまくる"狂犬"、"鉄の爪"と並ぶクローが売り物のナチスの亡霊ラシク、満州から連れてこられた人間離れした怪力の原人モンスーン...ホントの裏の顔はそういうところだった...僕はそんな彼らがリングに上がると狼男みたいに豹変して、凶暴になる姿にゾクゾクするような魅力を感じたものだね。ミラーにしても素顔だとレイ.ミランド(米俳優。知らない?)ばりの二枚目なんで迫力が出ないためだろう。そもそもの彼の本職は獣医さんなんだよね」
ーその話、誰かとダブるところは無いのか? 僕もそういう"ジキルとハイド"キャラは好きだよ。...ところでこの人たちって、日本のリングではイマイチだったのも共通しているね? 僕なんかは日本での超一流のレスラーってのは、馬場さんのインターナショナル選手権の挑戦者であるのが、ステータスみたいに思っていた。それはモンスーンが一度あるだけだったからなあ。
「バションの場合は元A.W.A王者という実績は充分だったけど、馬場さん相手では明らかにサイズ不足だったね。その意味では二重人格ではないが、もっとも米国と日本では認知度にギャップがあったのは、バーン.ガニアだろう...超一流の選手で、馬場さんのインター王座と縁が無かったのは彼ぐらいだろうね」
ーああ、ゴッチがいつも嫌っていたガニアね。バションもミラーも同じ世代で共にガニアのお膝元A.W.A圏では宿敵だった。僕は"ルー.テーズもその実力を恐れて、逃げまくっていた"というのを真に受けて、長く"ガニアが最強i"と思い込んでいたほどだ。
「そう、そう、最強のレスラーって話はどうなったんだっけ? 私が実際にこの目で目の当たりにしたのは、ルー.テーズの40年代ごろの全盛時の映像で、相手は力道山も苦しめられた"赤サソリ"タム.ライス。全くスキがなくて、ライスもいいところが見せられなかった。あっと言う間にバックを取られて腕を決められてしまうんだ、"こりゃ、つええな"と思ったよ」
ーそう言えば大木金太郎も米国の試合で、彼を本気モードにさせてしまい、顔面に何発もパンチを浴びせられて病院送りにされたって話も有名だ。
「やはり、レスリングもケンカも強いのが"いっとーつおい"んじゃあないかな?...そう、強いレスラーってのは、二重人格でなければならないんだよi 一番ノーマルそうに見えるのが何かの拍子に狂うのさ。そういう意味では、メルボルン五輪銀メダリスト、ボクシングはプロ並みというオッソロしいキャリアの持ち主ダニー.ホッジも外せまい...全く"人生の裏側"てえのは、深く、コワイものがあるね...」
ー彼もスーパーヘビー級並みの馬場さんとは釣り合いが取れないねえ...ところで、テーズ、ホッジときたらカール.ゴッチは?
「あれは、リングの中でも外でも、なんかこう...普段からアブノーマルではないのか? あまり面白くない...」
ー結局、僕らは好みのレスラーの話をしていたのかな?
「君もいつも言ってるそうじゃないか、"好きなこと、惹かれることに勝るものはない"と...」
ーそれは僕の正体不明のマスターから伝えられたものだ
「ミスターXかい...」
テーズやロビンソンが証言してるのでマジもんでしょうね
まあ月並みな様ですが木村政彦さんはヤバイでしょ
テーズでも五分持たねえとワタクシは思いますよ
あと、これもベタですけど、プロじゃないがカレリンが規格外でしょうなあ
あれはちょっと人間の力じゃない気がする
相手のコーチが半身不随になる前に故意にフォールされる様に作戦を立てるしか無かったとか
首を掴まれた前田が「起重機」みたいだったと言ってましたな
日本人最強だったのは、ホッジの宿敵ヒロ.マツダか坂口だと思いますね。
若い頃、新日のバイトしてたんすけど、坂口さん箒でそこいら掃いておられましたなあ
雑役からブッキングから全部やっておられた
猪木さんだけ何もしてなかったですよ
新間とか言うのも訳分からん
銭の工面とか全部坂口さんに丸投げしてたフシが有る
私は、記事とは別にホントは道場で強いのが、強いレスラーだと思っているんですが、そういう場面も見ていたんですか? 藤原親分とか...
多分藤原さんとかUに行ってたかも知れません
その辺の時系列は失念しました
木戸修がガチで強いとか、ああ言うのは南こうせつが
実は怖いみたいなネタ要素が強いと思いますが
普通に外人とか体の強いのが強いでしょうねえ
小鉄さんもそれを強調されてました
同じウエイトでも骨格が違うとかね
兎に角、受けが下手だと大事故に繋がるし興業的にもダメですからね
逆に言うと猪木さんの言う通り、相手を仕留める技巧と言うべきものはプロレスには無いが故に、関節技を覚えてた
組長や佐山さんが影の番長と言われてたと思います
その意味ではボクシングも出来る、アマレスも出来るホッジなんかはガチ最強かも知れませんな
プロレスって今成り立ってんの?とふと疑問に感じて調べてみたら、なんと昔ボブバックランドを売り込みに営業してたビンスマクマホンがWWEで大成功してた
結局完全ストーリー制のドラマみたいな世界らしいですな
中邑とかが参入して大ブレイクしそうだと言うじゃないですか
ストロングスタイルとは何だったんでしょうか ガックリ
うーん、1994年に佐山さんがバーリトゥードの大会を開いて嫌な予感がしましたよ
ストロングスタイルプロレスは今はUFCとかの総合格闘技に吸収されて、死語と化してしまったのでしょうかね
マサさんが鬼籍に入られ今猪木さんは何を思うのでしょうかねえ
バックランドは、元々ファンク一家と関わりが深く、NWAの中心レスラーになれたはずなのに、何故不向きとも言えるWWFに行ってしまったのでしょう?
又、ヒロマツダさんと齋藤さんが日本にずっと定着していたら、ストロングプロレス史も変わっていたかもしれませんねえ。
マクマホンも正統派ストロングスタイルの貴公子みたいな感じで売ろうとして、然程成功しなかった
で、ホーガンに乗り換えて今の地位を築くビジネススキームを編み出した、みたいな
うーん、マサさんとかジャンボは然しAWAタイトル獲ってたんですね 知らんかったわ
AWAはガ二アしかおらんのか、と言う印象しか無いんですが誰から獲ったんでしょうねえ