モンスター、井上尚哉が日本人、東洋人ボクサーとして初の四団体統一王者となる偉業を成し遂げました!
”やったあ!、おめでとう!”、と言いたいのですが、実はこちらは戦前からあまりテンション上がっていなかったのです。
この理由の一つは、バトラーには悪いが、相手は”世紀の一戦”の見合うようなボクサーでは無かったからです。これが前戦のドネアだったら?、と思いました。
彼の、井上に惨敗を喫したロドリゲスとの試合を観ましたが、あわや1R、KO負けを食うところだった!(明白な判定負け)...彼は同じく井上に負けたマロニー(先のロドリゲスに僅差判定負け)とタイプが似てますが、あの亀のようなディフェンスはともかく、パンチの精度、多彩さ共にマロニーにやや落ちると観ました。
これを観た私は、あり得ないことが起こらない限り、99パーセント、井上の勝ち、序盤での決着は90と踏んだのでした。バトラーに前記の二人のように、より”ボックス”する意識があり、モンスターにノーガード戦法を取るような余裕が無ければ(決勝Rを待たずとも最初から出来た?)、おそらくそうなっていたでしょう。
それにしても、モンスターはディフェンス面でも過去の日本人ボクサーの中でトップクラスということを改めて認識しました。
バトラーがそれについて色々言っているのは、おそらくオチョクられた腹いせでしょう?...そういうことは、一発クリーンヒットを当てたら言うべきでしょう。
でも、私はモンスターには、“ナジーム.ハメド“(トリッキーな動きで一声を風靡した)のようなマネをして欲しくありません。
そうそう、バトラーのあだ名は、“ベビーフェイスト.アサシン(童顔の暗殺者)”と言うらしいですが、それは確か井上の米国などでのあだ名だったのでは?
その元祖は、前記ハメドを正攻法で破った、“マルコ.アントニオ.バレラ“なのでした。ああいうボクサーが私は好きなのです。井上は、今やバレラを超えたか?
もう一つの理由は、あまり四団体統一というものにさほど重みを感じていないからです。
私は今だに、世界のボクシング認定団体は“WBA”とWBC“しかない、というイメージが拭い去れません。両団体の並立時代が長かったということが大きいのですが、前の理由と関連して、その両団体のいくつかの統一戦~“デュランーヘスス戦(78年ライト級)“、モンソンーバルデス(76年ミドル)、レナードーハーンズ(81年ウェルター)などはいずれもその階級の二強の激突の様相を呈して、本当の統一戦という重みが感じられたものです。
ところが、真の王者が決定してから後、通例では再び各団体に分かれてしまうことがほとんどで、これでは統一した意味が無くなってしまいます。
井上が超級した後のバンタム級も同じ道を踏むでしょうが、元々統一されたものとして存在するものが本来の王座という在り方でしょう。
どうして各団体は、その本来性に帰ろうという動きを見せないのか、と思います。
だけど、今や名実共に真の王者は、誰の目にも明らかでしょう。
上のクラスに上がっても、実力でモンスターが”一王”に君臨してくれることでしょう。
”やったあ!、おめでとう!”、と言いたいのですが、実はこちらは戦前からあまりテンション上がっていなかったのです。
この理由の一つは、バトラーには悪いが、相手は”世紀の一戦”の見合うようなボクサーでは無かったからです。これが前戦のドネアだったら?、と思いました。
彼の、井上に惨敗を喫したロドリゲスとの試合を観ましたが、あわや1R、KO負けを食うところだった!(明白な判定負け)...彼は同じく井上に負けたマロニー(先のロドリゲスに僅差判定負け)とタイプが似てますが、あの亀のようなディフェンスはともかく、パンチの精度、多彩さ共にマロニーにやや落ちると観ました。
これを観た私は、あり得ないことが起こらない限り、99パーセント、井上の勝ち、序盤での決着は90と踏んだのでした。バトラーに前記の二人のように、より”ボックス”する意識があり、モンスターにノーガード戦法を取るような余裕が無ければ(決勝Rを待たずとも最初から出来た?)、おそらくそうなっていたでしょう。
それにしても、モンスターはディフェンス面でも過去の日本人ボクサーの中でトップクラスということを改めて認識しました。
バトラーがそれについて色々言っているのは、おそらくオチョクられた腹いせでしょう?...そういうことは、一発クリーンヒットを当てたら言うべきでしょう。
でも、私はモンスターには、“ナジーム.ハメド“(トリッキーな動きで一声を風靡した)のようなマネをして欲しくありません。
そうそう、バトラーのあだ名は、“ベビーフェイスト.アサシン(童顔の暗殺者)”と言うらしいですが、それは確か井上の米国などでのあだ名だったのでは?
その元祖は、前記ハメドを正攻法で破った、“マルコ.アントニオ.バレラ“なのでした。ああいうボクサーが私は好きなのです。井上は、今やバレラを超えたか?
もう一つの理由は、あまり四団体統一というものにさほど重みを感じていないからです。
私は今だに、世界のボクシング認定団体は“WBA”とWBC“しかない、というイメージが拭い去れません。両団体の並立時代が長かったということが大きいのですが、前の理由と関連して、その両団体のいくつかの統一戦~“デュランーヘスス戦(78年ライト級)“、モンソンーバルデス(76年ミドル)、レナードーハーンズ(81年ウェルター)などはいずれもその階級の二強の激突の様相を呈して、本当の統一戦という重みが感じられたものです。
ところが、真の王者が決定してから後、通例では再び各団体に分かれてしまうことがほとんどで、これでは統一した意味が無くなってしまいます。
井上が超級した後のバンタム級も同じ道を踏むでしょうが、元々統一されたものとして存在するものが本来の王座という在り方でしょう。
どうして各団体は、その本来性に帰ろうという動きを見せないのか、と思います。
だけど、今や名実共に真の王者は、誰の目にも明らかでしょう。
上のクラスに上がっても、実力でモンスターが”一王”に君臨してくれることでしょう。
スーパーバンタムはK-1の武居がアッと言う間に東洋太平洋チャンプになって、まあ武居も強いんだろうけど、層が分厚いとは言い難い気もします
実力がありながら無冠のマロニーも応援したいが、ドネアにも!...マロニーの宿敵ロドリゲスも虎視眈々!...敗者復活戦みたいだけど、ドネアの復調、モチの維持次第で予想が難しくて面白そうです。
アフマダリエフはアマチュア時代からロマチェンコが高く評価しており五輪の銅メダリストですが、見た感じバンタムにいたウーバーリを更に強くした様なタイプですが、大振りが多いので組み易そうです
フルトンは技巧派でスピードも有りますがカウンターのセンスが無いのか、KO率が低い
当て勘は良いけど、これと言ったカウンターが無く、こつこつポイントアウトするタイプかと…
ただ、ネリを悶絶させたフィゲロアの強打に屈せず
判定勝ちしてる様に耐久力は凄いと感じます
難敵ですが「勝ち」に徹すればモンスターに分が有ると思っています
ドネアは勿論、無敗のロドリゲス、10年間無敗のマクドネルも下馬表は高かったことを考えると...やっぱりこの辺りのクラスまでは、強打、連打のMJ、カシメロは要注意だけど、穴も多く、無難にイケるんじゃないかと思います。
アウェイの海外開催ならば、有効打より全体の攻勢、押し方を取る傾向がありますよね
まあ、ともあれ良いお年を!
ま、有効打を取れば、あの採点もありなのかな?
又してもモヤモヤしてます。
珍しくモンスターは不利だとか、判定で負けるとかの
勝負論が出ているみたいですが、フルトンはディフェンスが巧いと言ってもロマチェンコとかメイウェザー
の様なレベルとは言えず、結構被弾してます
しかも、これと言ったパンチも無い
嫌なのはクリンチが多く、体力を削られる恐れが有る
最悪大失敗でも負ける気がしませんなあ
T.ブラッドリー氏も言うように、普通に井上が勝つでしょう。