地元のラーメン兼呑み処で知り合った方から、都電徒(かち)歩きの下見をやるのでおいでになりませんかと酔考さんとともに声がかかりました。 隣町・赤堤生涯学習センター・赤堤アカデミアの事務局の方です。 「喜んで」と言うことで昨日参加、2万五千歩?という長大な散歩になりました。
小田急線・経堂駅9:05発の電車の先頭に乗り、隣の豪徳寺駅から乗車するこの日の世話役・事務局次長のKさん、同じく次長のSさんと電車の中で落ち合い改めてご挨拶をしました。Kさんは初対面でしたが、そんな感じがしないから不思議なものです。 (お二方とも事務局次長との指摘をいただきましたので修正しました。)
ということで千代田線・町屋駅へ直行し都電に乗り換えてまず終端の三ノ輪駅に降りました。ここから改めて終点の早稲田駅まで各駅停車の旅です。 三ノ輪の商店街は、世田谷の商店街と違って珍しいものだらけです。魔界に足を踏み入れたようで入り口の焼鳥屋で足を止めてしまったのはkさんです。 実は私も鰻の蒲焼きを見ないふりしてしまいました。(汗) アーケードを暴走する老若男女の自転車には閉口しましたが、地元の人は泰然自若たるものです。
といった感じで回るものですから時間がどんどん過ぎていきます。その頃はまだ元気でした。
荒川車庫にはご覧のように電車が一杯です。電車は休日のせいかラッシュ並みの混み具合で、もう少し何とかならないものかと思いました。運転手は公務員のせいなのかちと頭が高い雰囲気を感じとりましたが、いかがなものでしょうか。 優しさと臨機応という言葉が必要かも知れません。
それはともかく荒川遊園裏には目の前に隅田川が流れ、不定期ながらも観光船乗り場を発見しました。 遊園の中には釣り堀まであって小父さん達の憩いの場のようです。園内は人で一杯です。ということでパス。もともと予定にはなかったようです。
王子は意外な発見ばかりでした。王子稲荷は予想以上に立派なたたずまいです。狐穴というものもありましたがそのご利益については勉強不足。 名主の滝公園は何処にでもある人工の滝を想像していましたが、鬱蒼たる木々に包まれた貫禄ある場所だったので驚きました。 その帰りにSさんが本日休業のくず餅屋を撮っているところへその店のお婆さんが現れて30分?近く地元の話をしてくれて大変参考になりました。王子稲荷界隈は今では想像も付かぬ料亭街だったそうです。昼飯場所を探して困っていたのですが、店のない理由を納得。 おかげで美味しくて安い蕎麦屋を教えてもらい舌鼓を打つことが出来ました。 が後半を考えて燃料を控えめにしたのは残念でした。美味しい蕎麦湯割の焼酎が目に浮かびます。(汗) その店の前にある王子神社には髪の毛にご利益のあるお宮もありました。ちょっと遅すぎたようです。(笑)
このあととげ抜き地蔵、鬼子母神、富士見坂等を味わいつつ回りましたが、やっぱり時間切れ。でもしっかり早稲田まで都電を乗り継ぎ全行程をチェックできました。
ちょっと気になる風景は富士見坂の異景です。三角地のお宅は階段と道路囲まれています。
おまけの画像です。富士見坂を振り返ると古い蔦がレリーフのようにコンクリートの壁に張り付いていました。携帯で撮ってここに送り、デジカメで更に一枚撮っておきました。達人の家です。(意味不明)
さて、こんな具合に歩いてみたものの十数名が行動する本番での時間配分は大変です。町歩きの当日はどのような企画になるのか楽しみでありますが、シナリオを作って実施する裏方は大変だろうなと思いました。 「あれっ、私も手伝うのでしたっけ?」(汗)
駆け足でメモしてみましたが、大変楽しい一日でした。その後の反省会も地元経堂・あきたやで疲れも吹っ飛ぶ大ブレイク。Kさん、Sさんありがとうございました。 酔考様ご苦労様でした。 酔磚拝