からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
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ハヤタカメララボ

2008年12月12日 23時17分05秒 | クラシックカメラ

 仕事の切れ目を狙って浅草まで行って来ました。巻き上げレバーが時々滑って不必要に巻き上げてしまう事象が生じていたキュートな愛機のRollei35を修理に出していましたが、無事終わったのでその受け取りです。来週以降は行けない確率が高いので思い切って表記ハヤタカメララボへ出かけました。

 おそらくこのカメラはよく知られていると思いますが、このようなカメラです。

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独逸メカの極致とも云っていいかも知れません。というのもカメラのコンパクト化に多大な影響を与えた沈胴レンズとシャッター・絞りメカニズムを始め様々な仕掛けを最初に組み込んで量産されたカメラです。生産地も独逸国内からシンガポールまででも生産されたグローバルなカメラです。詳細はネットで検索してもらえば至る所で評価されていることと思います。

丁寧なメンテナンス記録とともに渡されたカメラは見違えるように好調になっていました分解した写真付きです。不調な箇所だけでなくあらゆる箇所に手を入れてもらっていました。シャッター速度も全て規格内なので下手な写真をカメラのせいには出来ません。いつまで経っても腕は上がりませんけど。

Dc121211 このハヤタカメララボは、私より一回り若い某大手コンサル会社で辣腕を振るっていた畏友otomenさんが立ち上げた修理専門の会社、その親分は業界の鉄人早田さんです。最近はBSジャパン金曜日の「名機の肖像」に頻繁に出演され古いカメラのメカニズムを一刀両断で語ってくれています。もっと話を聞きたいのですが時間が短くて残念です。先日は、やはり早田カメラ常連の浅草寺・吉川先生がバルナックライカの講師として出ておられました。BSジャパンという放送なので視聴者は少ないと思いますが、クラカメファン必見の番組です。

ところで、ハヤタカメララボには千客万来のようですが、会員番号二番の当方ですが、なかなか足を運ぶタイミングがありません。最近は会員対象に委託販売が始まったのですが、会員の持つカメラの品質が安定しているので売れ行きは好調です。かくいう私も使わぬカメラを並べたら意外に早い足回り。 しかしながら並んだ別のものにクラクラし、3台処分すると2台来るというスローペースのリストラです。 そのカメラを先日の九州行きに持ち歩き、有田の街並みを写していました。

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カメラの整理にはそろそろ大英断が必要と思いますが、まだまだ煩悩が多くて・・・・(汗)

昼時に商売の邪魔をしてotomenさんと話し込んでおりましたが、不況はいつまでかという話に暗澹としておりました。さて、どうなることでしょうか。底割れして欲しいものです。

夕方に来客予定だったのでいつもの宴会パターンは残念ながら断念しデンキブランに思いを残して急いで帰宅してしまいました。年内もう一度行きたいものです。