からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
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毎日ほっこりと。(^0^)

台車に着手しました

2009年07月08日 23時27分52秒 | ライブスチーム

 浅草から速攻で帰宅した昨晩は思わぬ地元会合となり覆面企画話で盛り上がりました。そのうちこの特集も考えなければと思います。赤堤生涯学習センターにスカウト?されて以来様々な方にお目にかかります。 数十年住んでいても知らない話ばかりで新鮮な驚きが続く最近であります。 おかげで何となく気忙しい日々になっていますが、仕事はちゃんとしておかなければすぐクレームが来て趣味禁止令が出てしまいそうです。そんなことにならぬようお仕事にも気合いを入てています。(笑)

 という次第で今日もちょこっと仕事と来客対応。 やればやるほど次の仕事が見えてきてキリがありません。 明日のために仕事を残して夕食後工場に潜りました。 前回組み上げた主台枠がポツンと寂しそうだったのでとうとう台車に手を付けてしまいました。

Dc070610

 台車組み立て図はこんな具合なので意外に簡単そうです。しかしながら元の台車のゴリゴリしたギアの感触に衝動的に全分解し、自分のいつものやり方で組み上げてみました。 元の台車は全く油気がなかったので作業は楽でしたが、ヤスリのかけ過ぎやねじ切ったネジが・・・ この箇所は結局ピンバイスで穴を開け、再度タップを立てました。この箇所のネジはロックタイトを付けて締めておきました。 再組立はあっという間に終わってしまいました。が、調整が面倒でした。この調整を前作者は真面目にやっていなかったようです。 底部バネ付きの梁が削りすぎてあったせいで台車を完全に矩形にするのに調整が大変です。 ほんの僅かヤスルようにと書いてあってもぐいぐい削るんですね。(苦笑)

Dc071013 (この写真、7/10に追加しました。)  動輪の片側にはこのように歯車が付いています。横軸のベベルギアとこの動輪のギアで回転方向が90度変化するわけです。1977年の阿里山SHAYでは亜鉛ダイキャストだった歯車が1984年には真鍮?に変わっていました。歯車同士の組み合わせは微妙で僅かにずらしてしまうとゴリゴリ感が出てきます。とりあえず軽く回転するように仕立てましたが、ある程度運転したらまた調整するんでしょうね? 動輪はステンレス製で左右動輪は絶縁されています。LGBと混在させることを考えたのでしょうか?

Dc070812 再組立し、グリスアップした台車です。スルスルと動くようになったらさすがに嬉しいですね。これをあと二台やらなければなりません。最後の台車は軸動ポンプ付きなので少々真面目にやらなければなりません。 その次は水圧試験用にテンダーを先行して作るつもりです。

本日は手元の写真で時間切れです。 思いがけず一歩進んだ本日でした。

工場の夜間作業は一年ぶりだったかも知れません。しかしながらこれに味をしめて度を過ぎないようにしなければいけないなと思いました。頑張ると大抵工事ミスしてしまうからです。