からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
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避暑を少々

2011年08月11日 14時26分45秒 | ぶらり旅

 思いがけなく避暑に行ってきました。大人の休日倶楽部 というグループの会員である家人から誘われて涼しそうなイベントなので乗りました。 それに往復が中央線をあずさで行くというのでまったく問題ありません!(笑)一泊二日の慌ただしさも覚悟の上です。おかげで今日はグッタリです。

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内容は天竜下り、木曽御岳ロープウェイ、木曽駒高原で一泊と涼しいプランが並んでいます。それに妻籠宿、奈良井宿と中山道の宿場も含まれています。が、赤沢森林鐵道トロッコ列車というプランは深く考えていませんでした。

ところがこれが意外なことに昔有名だった木曽森林鐵道の残滓だったのです。 知りませんでした。(汗) そういえば汽車ぽっぽの仲間で赤沢と騒いでいる人もいたような気もします。 ボールドウィンのいる森林鐵道を云ってくれればいいのにトロッコ列車では気が付きません。 気が付かないお前が悪いという石礫が飛んできそうです。

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日本列島全体が熱風に包まれたせいか、時間帯によっては30数度まで上がったようなので宿場歩きなどは意外に大変でした。全体的に天候に恵まれたのでいい旅行でした。今回は添乗員、バスガイド、運転手の各氏がヒット。気持ちのいい旅行でした。それに買い物場所立ち寄りが殆ど無かったの当たりでした。運転手氏が時間を見つつ旧道を走ったり普段は通らぬ御岳行者の修験道を通過してくれるとそれに合わせてガイド嬢?が臨機応変の案内が始まり眠気も吹っ飛びます。 このお二人は地元・木曽地方を愛しているのだなと思うガイドぶりでした。 また利用したい おんたけ交通でした。

その中でピックアップするのは僕だけ観光したボールドウィン蒸機でしょうか。(笑)

Dsc_1010 この米国製の機関車をちらりと見つけビックリしました。今にも動き出しそうな磨き上げられた姿です。復活されたのだろうかと聞いてみると、昭和60年頃線路は復活したものの曲線をきつくしたのでホイルベースの長いボールドウィンでは走ることが出来ないとのことです。勿体ない。機関庫からだと軌道内に立ち入ることが出来たのでスチブンソン弁装置の本物を見ることが出来ました。 この機関車の模型を吉祥寺北裏鐵道で最近よく見かけるようになしました。 これが此処にいたとはねぇー。(苦笑)

Dsc_1033 往路は一杯の乗客でしたが、帰路はガラガラ、皆さん散歩道を歩いて下ったようです。散歩道だと機関庫に行くのが面倒なんです。

こんな具合に楽しめた鐵道ですが、此処に辿り着くのは正直大変です。

さて次に思い浮かぶのは涼しさで木曽御岳です。が、半袖でも大丈夫だった2,100mの中腹でした。それくらい暑い日でした。 最初の写真はこの地に咲いている高山植物です。

ロープウェイで登るのですが、眼下のクマザサが揺らいでいるのを見ていた家人が、「熊だ!」、そして次にひらけた草原を見て「また熊だ!!」。 散歩道は怖くて歩けません。手持ちのコンデジではロープウェイの上から拡大なので黒い塊にしか写せませんでした。 結構沢山生息しているようです。これに気づいたのは我々だけのようでした。

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こんなこともありましたが、肝心の御岳さんは雲の中、見えそうで見えない状態が続いていましたが、降りる間近になって雲が切れ、山頂の一部が顔を覗かせてくれました。

P1000462 山の空気を久し振りに味わいましたが、冷気というよりも節電中の冷房という空気でしたけど。

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文明の利器があったからこそ此処まで登ることが出来たわけです。自分の足で登るなど大変なことです。

記憶に残った部分をメモにしました。まだ書きかけと云うところです。また思い出したことがあれば次の日記に書きます。