連休前に記事を書いたそれっきりになっていますが、色々あって此処に書く気も萎えているのは確か。と云うか文字書きが何となく嫌になっているみたいです。単語がすらすらと出てこないもどかしさが後押ししています。歳のせいか,先日の引越等々から来る疲れなのか定かではありません。考えも無く不平不満やら私的なことを此処に書くのもよろしくないのでつい控え気味になります。(^0^;)
このところ填まっているのは時計でしょうか、方二尺の作業机で扱えるのはこれでしょうかねぇ?とは言え工具なし、知識なしなので怖々やっております。先日到来した古い枕時計。こんなものがあったというご紹介です。
なーんだデジタル時計です。(^0^)
分表示がうまくめくれません。そのうちまともになるだろうと思っていましたが,この状態がズーッと続くのでつい開けることに。(^0^;)
頭部の飾りを取り外すと簡単な歯車です。これで時間表示部を回転させる機構です。
ひっくり返すと簡単な時計機構です。ただし天符は新しいものに取り替えられてプラカバーがついています。これは正しい措置だと思ったのは心臓部である天符に触れるのは厳禁だからです。
適当に分解しているうちにパカッと外れたのでまあいいかで整備しました。この部分が時計です。生み出した時間は中心軸に一回転一時間として取り出されます。
バラしながら仕掛けを逆解析、これも意外に面白いものですが、年とともに面倒になります。更に複雑なさる時計は専門家にお預かり願いましたが、治るかどうか気懸かりです。(^0^;)
さて、この時計の正体ですが、LENZKIRCH と云う古い独逸メーカーでした。製造番号から調べると1905年(明治38年)頃の製品です。100年以上前にデジタル表示があったとは考えもしませんでした。
その目で調べると既に幾つかを知り合いの骨董店で目にしていたのでした。見る物見えず、聞くもの聞こえずのデジタル方式の時計でした。
表示もきちんと出るようになりました。
この時点でまだ仮組立です。ガラスはよく見ると欠けが多いし、ネジも長年にわたる補修のせいで不揃いになっていました。こんな具合ですから骨董的価値は低いので手元に置いて楽しみます。
違ったジャンルの話を拾ってみました。