12月15日と16日は楽市楽座の名残とも云うべき世田谷ボロ市です。
今年で431年目、東京都の無形文化財とのこと。 役所で色々資格を与えたとしてもそれを気の遠くなるくらいに続けてきたのは地元の努力のたまものです。そしてそれを楽しみに集まるファンの支えです。と思いながらファンの一人として1日半出かけていました。 以前と比べて買う目的はなくなりましたが、ワイワイガヤガヤ集まる顔顔顔を眺めているだけでも楽しいものです。 佐賀県武雄市の楼門朝市がこんな具合になればいいなと思いつつその発案者の一人である前・樋渡市長のことを思い浮かべながら回っていました。年末の選挙に勝っていただきたいと願っています。
ところで雑踏の中にはルール違反の変な人もいますが、これは無視、フィルターが働きます。 今年は強いて云えば干支の根付けだけが目的です。 丑ですね。と云うことで所定の目的は早々と達成しました。
ついでに面白い根付けが到来、安物は殆どが中国産で江戸時代の日本製のそのままコピーのようです。時折ハッとするデザインのものが混じっており、そんなものを見つけ出すのが楽しみです。全体的にオリジナルより大振りになっているので根付けと云うよりちょっとしたアクセサリーです。携帯ストラップ用を意識したものがこの数年大量に出回っていますが、稚拙さが目に付き手を出す気が起きません。
蛙の行水、良くできています。蛙シリーズを集めている私としては嬉しいものです。
更には蜻蛉池にちなんで蜻蛉の根付けも発見。これらが一気に来てしまい嬉しいような懐が寂しいような。でも平均すると二千円以下になるのでまあいいかと思っています。
ということで今年のボロ市での収穫はこんなものでした。
そうそう、手が出なかった本物に楽しい世界を見つけました。鐡道のレイアウトと相通じるものを感じたのは私だけでしょうか?
一年前のボロ市はどうであったかと、このブログを掘り起こすとこんな具合でした。あんまり進歩がないようです。(汗)
ただ今年はお仲間の酔考さんが何処かへお出かけでご一緒できなかったことが残念です。来春の1/15,16は、是非ご同行をお願いしたいものです。
それと昨年は目立った欧米人の買い物客が減ったなぁと云う印象です。 バスツワーできている小母さん達の買い物パワーは相変わらずのようでお父さんらは小さくなっておりました。